川辺のタヌキ
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  • 大阪で活動している手話通訳者。大学で芸術学部に在籍するもなぜか福祉分野へ。
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呆れた大人
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 晴れ時々曇り一時雨。 月齢1.3 既朔

 何が驚いたかって、夜中に放送していた某番組を録画していたので、それを見終わって、通常放送に切り替えたとたんに福田首相の辞任表明だって。「新しい布陣の下、政策実現を図らねばならないと判断し、辞任することにした」というのがその理由なんだとかって言っていましたけど、この時期に止める根本的な理由がそんな意味のよく判らないものだとしたらあまりにも国政を舐めているというか、国民をバカにしていると言うしかないですね。ま、格好付けの福田氏の事ですから、「サミットもオリンピックも終わったし、このまま国会が始まると野党から色々と吊し上げに合うだろうし、そうなると解散総選挙をしなきゃいけないし、総選挙となると自民党が大敗するのは目に見えているし、自分が自民党大敗のきっかけになるのは嫌だから、ここいらで辞めちゃってあとの尻ぬぐいは麻生氏に任せて美味しいところだけ食べちゃおう」っていう一種食い逃げ根性なんじゃないでしょうかね。国民の多くが「辞めるのなら解散総選挙でしょ」と思っているなかでそうしないのは如何にも御身可愛さが出ていて福田さんらしいんじゃないでしょうか。エッと、内閣改造っていつでしたっけ? ちょうど一月前でしたっけ。その時に新内閣を「安心実現内閣」とかって言っていましたけど、何が安心出来たのでしょうか。何を実現したのでしょうか。そういえば安倍元首相が辞任した時も、「僕ちゃんは一生懸命やってるのに、野党がいう事聞いてくれなくて邪魔ばかりするんだ〜。もう僕ちゃん辞めちゃうもんねぇ〜」って言って止めちゃった訳ですが、今回も同じ感じですね。大きな課題が山積みになったまま、これから国会の中で議論し、新しい施策を打ち出そうとしていた時に、これですか。
 ポスト福田は麻生太郎氏という事になるのでしょうが、このタイミング、この時期に首相になる、自民党総裁になるっていうのは麻生氏にとってプラスに働くのでしょうか、それとも手ひどいマイナス要因となるのでしょうか。少なくとも、自民党の時代はこれで終わったって事になるのでしょうね。

 で、このニュースを知るまで見ていたのは何かって言うと、「芸術都市パリの100年」という番組でした。これ、9月13日から京都市立美術館で始る「芸術都市パリの100年展」という展覧会のいわば宣伝番組ですが、なかなか良い番組に仕上がっていました。ルノワール、セザンヌ、ユトリロ、ゴッホ、サティ、ドビュッシー、が生き、多くの芸術作品を世に生み出し、新しい技術開発が進み、パリそのものが新しい街となった時代、パリ万博により、様々な国の文化が市民に紹介され、美術も音楽もとても面白い展開を示しはじめた時期。この19世紀から20世紀初頭にかけての時代っていうのは私もとても好きな時代です。展覧会ではルーヴル、オルセー、ポンピドゥー、プティ・パレ、カルナヴァレ、ロダンなど、世界的に著名な美術館から、約140点のコレクションを展示するんだそうです。番組の中ではロダンと共に紹介されていたカミーユ・クローデルですが、おそらく展覧会では紹介されていないのでしょうね。とても残念です。とは言え、とても良い展覧会のようですから、お近くにお住まいの方、また、興味をお持ちの方は是非ご覧になられる事をお勧めいたします。


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エコール・ド・パリの巨星
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 晴れ。 月齢19.7

 夕べから涼しく気持ちの良い風が吹いて少し寒いくらいだったのですが、今日も日中でもそれ程暑くなる事はなく、最高気温も大阪では23日ぶりに30度を下回り、扇風機のお世話になる事もなくまるで秋になったかのようです。ま、また暑くなるんでしょうけれど、これくらいの季候が良いですね。

 先週のお盆休みの最終日、暑い暑い我が家から逃げ出すために国立国際美術館へ。モディリアーニ展に行ってきました。ピカソやマティスと同時代に生きたエコール・ド・パリの巨星、表現の新しい方向を示した存在ですが、私自身は正直あまり興味の対象ではなかったんですよね。ピカソやマティスと同時代に生きたエコール・ド・パリの巨星、表現の新しい方向を示した存在ですが、私自身は正直あまり興味の対象ではなかったんですよね。モディリアーニというと、長い首、少し傾いた面長の顔とアーモンド型の目というのが私のイメージで、それ以上でもそれ以下でもなかったんですけど、この展覧会で少し印象が変わった気がします。モディリアーニがプリミティブアートの影響を受けていた事は知っていましたが、改めてその画法を見ていると、単純化し、記号化された目や鼻、口がそれでも描いた人毎に変化に富んでいて、全く違っている事やマリーローランサンや晩年描いた幾つかの肖像画ではプリミティブアートから抽出した彼の画法からは少し外れたような表現がされていて、とても興味深いモノでした。これらの作品、特に、マリーローランサンを描いたものは目には瞳が描かれ、鼻や唇もカリアティッドの技法から離れた表現になっていて、より生き生きと、表情豊かにこちらをのぞいているような作品に仕上がっています。
 アメデオ・モディリアーニは1920年に結核性髄膜炎で36歳という若さで亡くなっています。パリに居を移し、作品が紹介され、芸術家として本格的に活動を始めたのが1906年ですから、芸術家として活動していたのは非常に短い期間だった事になります。初期には彫刻家になる事を夢見、病弱である事からそれを諦め、挫折を経験し、画家として本格的に活動を始めたのが、1914年。1906年〜1914年の間にも沢山の絵画を制作していますが、それらは彫刻をする為の下地造りという位置付けだったといいます。プリミティブアートの影響を受け、カリアティッドの製作に打ち込み、その後の彼の絵画のスタイルを確立したのが1914年〜1915年頃ですから、本当に短い期間に多くの作品を制作したという事が判ります。
 結核患者の多い家系に生まれ、夢だった彫刻家になる事も病弱故に諦め、挫折し、画家としての道を歩むものの結核によって短い人生を終えた彼は何を思い、それらを作品に塗り込めていたのでしょうか。彼はジャンヌとの間に子どもが出来ても、その子を認知しないままにジャンヌの私生児として生ませています。また、ジャンヌと出会う前の彼女との間にも子どもがいますが、その子どもも認知していなかったようです。彼にとって家族とは、愛すべき人たちとはいったいどういう存在だったのでしょうか。
 彼が亡くなった二日後、彼の作品にモデルとしても多く描かれ、妻として彼を支え続けたジャンヌ・エビュテルヌがまだ2歳という幼い娘を残して投身自殺をします。この時、ジャンヌは妊娠8ヶ月だったとか。彼女を死へと誘ったのはどんな想いだったのでしょうか。モディリアーニとジャンヌは内縁関係だった事もあり、死後もジャンヌの家族の反対から一緒に埋葬されず、亡くなってから10年後の1930年にようやくモディリアーニの墓へジャンヌの亡骸が移されます。おそらく、ジャンヌはモディリアーニの死に耐えられなかったくらい彼を愛していたのでしょう。それでも、一緒に埋葬されなかったというのは彼女にしてみれば思いの外辛かったのではないでしょうか。
 二人の間に生まれ、母の名を貰った娘、ジャンヌ・モディリアーニは、母の死後モディリアーニ家に引き取られ、イタリアで育ちますが、その後、美術研究の道に進み、エコール・ド・パリの研究をします。彼女の著した「モディリアーニ 〜人と神話〜」は伝説と逸話に彩られたモディリアーニを客観的に描き出した秀作として世界的に評価された著書となっています。
 モディリアーニの生涯は「モンパルナスの灯」(1958年)、「モディリアーニ 真実の愛」(2004年)など映画化されています。


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文化と芸術
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 晴れ時々曇り。 月齢24 有明月

 昨日は何でも岐阜県では39度を上回ったとか。大阪もそこまでではないにせよ、夜中まで暑くて暑くてなかなか眠れない夜でした。2時過ぎまで眠れなくて我慢出来ずに水浴びしてスッキリして室内温度を見るとなんと33度。昼間とほとんど変わらない気温でそりゃ眠れる訳無いわなと妙に納得してしまったのですけど、みなさんは睡眠取れていますか?
ところで、昨日のエントリーの写真の鳥は何という鳥でしょうか? 判りますか?

 そんな暑い大阪では昨日、芸術系大学の学生と橋下大阪府知事の懇談会があったそうです。
 橋下知事が「需要が少ない文化でもお金(税金)をぶちこんで守らないといけないか」と問題提起し、これに対して女子学生が「自殺者が多く、芸術が必要な世の中。行政がちゃんと文化を育てていくべきだ」と主張を展開したという事ですが、この二人、実は微妙に論点がずれているのじゃないかと思うんですよね。橋下知事は「文化」について話し、女子学生は「芸術」について主張している訳なんですよね。この両者は似て非なるモノなんだと私は思っています。というか、「文化」という大きなカテゴリーの中に、「芸術」というモノが存在しているのではないでしょうか。また、参加した学生の中には、「需要がない文化は消えて当然、弱肉強食だ」といい、橋下知事は最後のまとめの中で「残る、残らないの違いは表現者の必死さ」「文楽は現代に合わせたやり方をやっていない」等と持論を展開したそうですが、これらの考え方はどうでしょうか。詰まるところ、これらもまた、文化と芸術を一緒くたにしている発言という気がします。
 まず、「弱肉強食」という考え方について言えば、これもお門違いの言葉の使い方で、弱肉強食なんじゃなくて「より洗練され淘汰されていく」のが文化の進化ベクトルだという事なんですよね。そして、「芸術」というモノに関して言えば、需要があるか無いかではなく、何を訴え、何を伝えようとし、それを感じ取るモノがいるのかというのが芸術の神髄に潜む柱であって、相手が存在しているという事よりも、何を伝えようとしたのかという発信者側の思いがより重要だという事ではないかと思います。商業ベースに乗るから芸術(文化)なのではないんですよね。いや、確かに、商業ベースに乗るかどうかで判断されるモノも存在しますが、それは「商業芸術」と呼ばれる訳で、必ずしもそうでなければいけない訳ではないと私は思いますし、むしろ商業ベースに乗らないモノの中に純粋さが存在する事もよくある事ですよね。
 「弱肉強食」なのであれば、ゴッホの絵は現代に残ってはいなかったでしょうし、カミーユ・クローデルは何ら評価されなかったかも知れません。ところが、現実はゴッホをその死後に有名にしましたし、カミーユの彫刻も彼女が自身の作品の殆どを破壊したにもかかわらず、悲運の死を遂げたあとも評価され続けています。弱肉強食ではなく、普遍性を持った良いモノが
残っていくという事を表しているのではないでしょうか。
 橋下知事の「残る、残らないの違いは表現者の必死さ」というのも正確性を欠く表現だと思います。表現者の必死さではなく、表現者の表現したいという思いの強さが残るかどうかを分けているのではないでしょうか。この違いがわからないというのは橋下知事の芸術や文化に対する造詣の浅さを表しているように思いますね。この人に文化を守るとかっていう事を期待するのはそもそも無理な話なんでしょうね。
 そもそも大阪というところは様々な文化や伝統芸能を生み出しながら、行政がそれを保護する問う事をしてこなかったところですし、大阪の文化そのものがどちらかというと権力者を冷やかしたり批判したりという事を土壌に育ってきた民衆のモノだと思っています。ですから、大阪の文化は民衆の力で作ってきたという自負心が強く、行政にそれを期待する事が無理なのかも知れませんね。
 「芸術とはなんだろうか」「文化とはなんだろうか」というのは私の大学時代の最大の命題でした。結局、答えなんて見つからないままでしたけど、それらを考える中でルノアールに魅了され、カミーユに出会い、ゴッホを見つめ、クールベに癒され、ピカソに涙し、モーツァルトに喜びを感じ、バッハに荘厳を学び、シベリウスに励まされ、それらの中にある心を感じとる事を学びました。これらの芸術が私を支え、導き、生きる事を考える力を与えてくれたように思います。実は、これこそが芸術の力であり、文化の存在意義なのではないかと思っています。
 橋下知事のいうように「需要が少ない文化でもお金(税金)をぶちこんで守らないといけないか」といったようなコストパフォーマンスで「生きる」という事を考えるなんていうナンセンスな事をする人はいないでしょう。それと同じように文化や芸術をそのコストパフォーマンスを指標として評価するなんていう事は何にも増してナンセンス極まりない事ではないでしょうか。文化や芸術を生きる糧にしている人は沢山います。文化や芸術によって生きる力をあたえられた人は沢山います。これをどう数値化し、評価しようと言うのでしょうか。文化や芸術を蔑ろにし、破壊すれば、取り返しのつかない事が待っているでしょう。それをどう評価し、どう改善していこうというのでしょうか。

 昨日の鳥、お判りになりましたか? 答えは、これこそがウグイスです。おそらく、皆さんが想像するウグイスは「ウグイス色」した綺麗な鳥なんじゃないでしょうか。それ、ウグイスではなく、メジロなんですよね。ちなみに、家の周囲ではウグイスもメジロも極々普通に飛んでいますけどね。


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質実剛健でお願いします
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 橋下知事は「大阪ミュージアム構想」と題した府下の名所のライトアップ計画を発表。この計画実施に必要な予算は100億円を超えそうなんだそうです。ライトアップの候補として上がっているのは大阪市内の中之島エリア、富田林市の寺町エリア、岸和田市の岸和田城エリア、百舌鳥・古市の古墳群エリアと、これに既に発表している堂島川の左岸と御堂筋沿いを合わせた6カ所で、それぞれの名所を芸術作品として見立てて府全体を博物館に想定した計画という事だそうですが、この計画を企画した人も端下知事も芸術がどんなものなのかっていう事を判っていない上に、それによる経済効果がどの程度のものかなどの具体的効果の算出さえされていないという事で、こんな計画をこの時期に発表する意味がよく判りません。100億を超えるといわれる効果が定かではない計画を打ち出すくらいなら同じ金額でセーフティネットを充実させるなどの実利的政策の方が先なんじゃないでしょうかね。それにしても、弥生文化博物館だとかワッハ上方だとかの博物館を切り捨てると言いつつこんな訳の判らない計画に「ミュージアム」だなんて言葉を使うなんていうこのセンス、どんな神経なんでしょうか。センスの無さにも程がありますね。芸術のみならず、文化がどんなものなのかという事も判らない人たちが文化を築くというような事を言っている事が嘆かわしいです。はっきり言ってバカなんじゃないですかね。障害者や高齢者といった弱者を切り捨ててまでライトアップする意味を府民に判るように説明して欲しいものです。
 それと、私はこの無意味なライトアップは単に光害を増やし、環境を破壊し、周囲に生息する動植物の生態破壊を招くだけの事で、マイナス効果の方が大きいと思っています。むしろ、無意味なライトアップをやめ、現在効果的にライトアップされているものも時間制限して周囲の環境に配慮し、大阪の夜空を綺麗にする事の方が大切なのじゃないかと思います。100億もの予算を「文化」にどうしても使いたいのなら、大フィルや関フィル、大阪センチュリーや大坂シンフォニカに予算をつけてやって、府民が気軽に参加出来る鑑賞会を開いた方がよほど効果があると思いますけどね。大々的で派手な事をやる事が文化ではなく、多くの府民が、多くの子どもがよい音楽に触れる機会を増やし、将来の大坂の文化を背負う人を育てる事の方がよほど意義深いんじゃないでしょうか。質実剛健な文化の創出。大坂の文化を育てる種を植える事をして下さい。
 こんな事だから「大坂には文化は根付かない」って言われるんですよ。


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まとめの季節
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 晴れ一時雪。 月齢27 有明月

 「啓蟄(けいちつ)」の今日、お昼過ぎ、突然回りが暗くなったかと思うと風が勢いよく吹き出して、突然の雪。しかもまるで吹雪のような勢いで雪が舞い散っていたんですけど、驚いている間にまたまた急に風が止み、雪も小降りになり、すっかり青空に戻ってしまいました。通り雨ならぬ、通り雪。これも春の天候という事なんでしょうか、それともちょっとした名残雪だったのでしょうか?これではせっかく地面から顔を出した虫も驚いてまた潜っちゃいそうですね。

 中国の2008年度の国防予算が、前年比で17.6%増の4,177億6,900万元(約6兆744億円)と、とんでもない金額になっています。この金額、日本の国防予算が約4兆9,000億円ですから、日本の約124%という事になりますね。凄い金額ですね。で、二桁の伸び率っていうのも凄い訳ですが、中国の国防予算はこれで20年連続二桁の伸びをしている訳で、これまたとんでもない伸び率なんですよね。で、中国を牽制する意味でアメリカが「中国の軍事力に関する年次報告書」を議会に提出、例年もうちょっと遅い時期なんですが、今年はどうやら中国の全人代(全国人民代表大会)に合わせて(今日から開催)の動きのようです。その全人代ですが、温家宝首相が担当分野の曖昧さによる責任のなすり合いや一部職員の奉仕意識と能力の低さ、権力に対する監督と制約メカニズムの不健全さ、虚偽報告、目に余る形式主義や官僚主義など現在の中国政府が抱える問題点として指摘し、行政のトップとしての自己批判と反省をした形になったそうです。が、穿った見方をすると、これも何処までが本心なんだか………。

 3月に入ったので、これから4月の半ば過ぎまでは総会シーズンという事になりますね(「総会」って言っても私の場合は株式総会ではないのですけれど)。手話サークルの総会が早速再来週から始まります。それ以外にもブロックの連絡会の総会、大阪全体の連絡会の総会、通訳協会の総会とこれでも出席しなきゃいけない総会の数は減った方ですが(しかも、都合が付かず、結局あまり出席出来そうにないんですけど)なんかいろいろありますね。みなさんはどうでしょう。これからしばらくお休みの日の方が忙しいなんて季節かも知れませんね(仕事も年度末という事で忙しいでしょうけど)。
 通訳協会の総会は例年4月という事で、まだ先といえば先ですが、年度は今月で終わる訳ですから、来年度に向けての動きがあっていいはずの時期なんですけどね、どうもまだ何も感じられません。
 実は、提出しなきゃいけないレポート(学習会に参加出来ない場合は出席不足分をレポートで補うという事になっています)、沢山あるんですよね。6本かな?で、実はまだ全然仕上がっていません。今、2本目を書きつつあるところですが、間に合うのでしょうか?とても危険な状態です。一応どういうレポートを書くか、テーマは決めてあるのですけど、まとめ以前に、下調べだとか、資料の収集とかっていうのに全然手を付けていないので、かなり大変な事になりそうです。
 当然、総会の準備は進みつつあるのでしょうが、来年度の登録はもう募集してるのでしょうかね。今日の手話サークルの様子を見てもまだ公表していない様子でしたし、少なくとも私のところにはまだ「来年度の登録をお願いします」という連絡は来ていませんけども。ここのところ忙しくてサークルには行けてないので、「サークルで募集の呼びかけはしています。来ていないから知らないだけでしょ。」という話になってしまうのでしょうか。ここで何度も言ってますけど、そんな理屈は通らないという事がどうして判らないのでしょうかね。完全に新規の募集に関してはそれでも良いかも知れませんが、なぜ、会員に対する連絡を他団体の例会だけで済ませてしまおうと考えるのでしょうか。
 「もしかするとまだ来年度の手話通訳者の募集をしていないなんてことあったりして………。」と思いつつ、ま、そんな出来の悪い冗談は絶対にないだろうと思ってたんですけど、どうやらホントにまだ募集していない様子ですし、総会の案内もまだの様子でした。一体どうなっているのでしょうね。これも以前から言っている事ですが、通訳の登録ももっと広く広報で呼びかけるようにするべきだと思っているんですよね。その前提として必要になるのは試験制度や面接制度の導入ですけど、どうも試験制度に関する検討というのもされたように思えないんですよね。私には「試験をしない合理的理由」というのが思い当たりません。むしろ、「試験をしない事の非論理性」の方が大きいと思いますけどね。この点と聴覚障害者の会員化、理事参入については昨年の総会に引き続き、総会で追及したいと思っています。


柳の下のドジョウ
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 雨。 月齢5 六日月 眉月

 Microsoftからの買収提案を「過小評価だ」として蹴ったYahoo!ですが、 Microsoftはまだ諦めていない様子で、今後敵対的買収に移るのか、提示額を上げて再度提案という事になるのかが注目を集めています。ま、 Microsoftっていう会社はこうやって大きくなってきた会社で、自らの弱点の部分を業界トップとか有力企業を取り込む事で強化したり、自らがこれから市場を占めたいと思っている分野で既に大きな成功を収めている企業を買い取る事で市場制覇をしたりっていうことをあからさまにしてきた訳で、今回もそういう動きだっていう事は明らかなんですが、Googleに負け、自らの収益性がとっても悪いからってYahoo!を取り込んでそれでうまくいくのかっていうのはちょっと怪しいところなんじゃないかって思うんですよね。Microsoftって実は余りその業界では評判良くなかったりする訳で、Yahoo!のエンジニアの中にもかなりの数でアンチMicrosoftっていう人がいるようですから、金に暇を付けずに買い取ったところで、それは「Yahoo!」という器を買っただけで、その本質であるエンジニアや人材は流れていく可能性が大きいように思いますね。最悪の場合、大きな大きな器は買い取ったけど、人材はGoogleに流れちゃってGoogleが結局美味しい思いをするっていうケースも考えられる訳で、そうなるとMicrosoftはダメージ大きいんじゃないでしょうか。ま、柳の下にはそんなに沢山ドジョウはいないって事ですよ。でも、このまま強硬に買収しようとすると、ホントにエンジニアは逃げていくんじゃないでしょうかね。日本のYahoo!は経営が別なので当面は問題ないようですが、どうなるんでしょうね。って、私は殆どGoogleを使っているので関係ないっちゃ関係ないんですけども。

 とんでもない事件が起きていますね。沖縄の米軍兵による少女暴行事件です。正直、「またか」という第一印象だったのですけど、政府の「アメリカに在日米兵の綱紀粛正と再発防止を要請した」というまるで木で鼻を括ったような発表を聞いて呆れ返ったというか、腰が砕けそうになったというか、「じゃ、今までは綱紀粛正をしていなかったのか?再発防止策は実施されていなかったのか?」という極々当たり前のインプレッションと共に、日本がいかにアメリカに対して弱いのかっていうのを感じましたね。こういう事を繰り返し起こすアメリカ軍にどうして「思いやり予算」なんてとんでもない名目で多額の予算を割かなければいけないのか理解出来ません。今回は警察が先に身柄を確保したという事もあってあまり問題になっていませんが、日米地位協定の問題も依然として解決されないままになっている訳で、この辺りも大きな問題だと思いますね。いっその事次から兵士が何か問題を起こしたら、その時点でその兵士の所属する基地は閉鎖もしくはその基地への予算配分は半分にするというくらいに厳しくしてはどうでしょうか。でもなぁ、福田首相、本気で厳しい態度で出る気があるのでしょうかね。かなり無さそうな気がするんですけども。
現在の内閣って、どうも信用出来ないというか(そもそも「信用出来る政府」っていうのは存在した事がないのかも知れませんけれど)とんでもない人が多いような気がしませんか? 冬柴国交相なんてその典型例で、どうしても利権誘導をしたいようですね。公明党ってもう少しマシかと思っていましたけど、自民党と何ら変わりないですね。いっその事自民党に吸収されたらどうですか? その方が分かり易くて良いんじゃないですかね。

 もうひとつとんでもない事件というと、スイスのチューリッヒにあるビューレル美術館でゴッホ、セザンヌ、モネ、ドガの計4作品が盗難に遭ったそうです。被害総額はなんと175億円以上になるといわれていますが、私は金額以上に作品が気になりますね。175億円出せばそれらの作品を手に入れる事が出来るのかというと、そういう訳にもいかないものですから、作品そのものがどうなったのか、今後どうなるのかというのがとても気になります。つい先日も、スイスでピカソの作品2点が盗難に遭っていますし、2004年にはオスロのムンク美術館から叫びとマドンナが盗まれるという事件も起きています。この際に盗まれた叫びとマドンナは2006年に発見されましたが、破損が激しく、現在修復作業がされているという事ですが、今回の4作品、無事でいると良いのですけど。




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雪の神戸
S「声・夏の夜」1893年


 曇り時々雪。 月齢15.6 立待月

 今シーズン最大級ともいわれる寒気が日本を蔽い、関西でもかなり冷え込みが厳しい日になりました。今日は神戸に行ってたんですけど、神戸の空もチラホラと白いものが舞っていました。今日、神戸に行ったのは、兵庫県立美術館で開催している「ムンク展」を見る為と、その隣の防災未来館に行こうと思ったからなんですよね。
 ムンク展は期待したとおり、とても素晴らしいものでした。ムンクというと大抵の人は知っているんでしょうけど、その全ての人が思い浮かべるのは頬に両手を充て、大きな口を開けて恐怖の表情をしている「叫び」なんでしょうね。ま、確かに「叫び」はムンクの最大の代表作ですが、それ以外にも沢山素晴らしい作品があるんですよね。ムンクはノルウェーを代表する作家で、1863年にローテンで生まれ、1944年に亡くなっています。ノルウェーでは国民的芸術家で、紙幣にもなっている人ですから、とてもポピュラーで親しまれている人だっていう事ですね。ムンクの作品は苦悩や喜び、哀しみや苦しみといった感情が素直に表現され、特に哀しみや苦悩、といった感情が見ている側にもとてもストレートに伝わってくるので、暗い印象を持ってしまうのかも知れませんね。特に代表作の「叫び」は狂気じみたまでの訴えかけが感じられ、それが強烈な印象を植えつけているのかも知れません。
 ムンクが5歳の時、母親が30歳という若さで亡くなり、その後、姉もムンクが15歳の時に母と同じ結核で亡くなっています。彼の作品の中に、「病める子ども」をモチーフとした作品が数多く存在しますが、これは姉の死が彼に与えた影響だったといわれています。人の死は彼の場合もその後に大きな影響をあたえたという事ですね。彼には妹もいて、妹も早くに亡くなっていますが、重度の鬱だったそうです。これらが複雑に彼の精神世界に影響し、その結果が彼の作品群として現われているという事なのかも知れません。
 私が好きな作品に、「マドンナ」というものがありますが、マドンナも5作品描かれていて、今回出展されていたのはこのうちの2つで、マドンナ自身と共に、その絵の端に胎児が描かれている少し不気味なものでした。このうちのひとつは、マドンナを中心に、縁取りに精子が描かれ、作品の左下に胎児が描かれていて、女性の生命の神秘性を表現しているとされています。これも含めて、女性を描いた作品群を見ながら彼の女性観についてとても興味をもったんですよね。彼は女性に対してどういう思いを抱いていたのでしょうか。ある種の神聖性と神秘性、そしてそれと対立するようなモノを抱いていたのではないかと思っています。この辺り、もう少し詳しく調べてみると面白いんでしょうね。今回の作品展は、ムンクの装飾芸術としての一面に焦点を当てたもので、日本ではあまり紹介されてこなかった面を紹介したユニークな構成になっています。「ムンク展」は3月30日まで開かれています。お近くの方はぜひご覧になられる事をお薦めします。

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 もう一ヶ所行った、「防災未来館」ですけど、正直な事をいうと、がっかりというか、期待外れというか、どうかなと思ってしまいましたね。まず、最初に地震の起きた時の様子を7分間の映像としてマルチスクリーンで映写するんですけど、正直言ってこの映像が何を伝えようとしているのかよく判りませんでした。確かに、迫力のある映像ではありましたけど、「それだけ」という感じなんですよね。それ以上に訴えかけるモノを感じない。なんというか、いたずらに恐怖心を煽っているだけという気がしてしまいました。また、展示品も当時の資料を展示しているだけという感じで、ただ単にあの日の惨状を保存しているだけという感じがしてしまいました。「防災未来館」というのなら、あの地震の科学的なデータの展示やそれを分析し、どういう直にどういう支援が必要でどうするべきなのかといった事を「未来」の為に分かり易く展示して欲しいなと思いますね。ちょっと残念でした。でもね、確かにあの日の事を忘れない為の場所というのは必要だとは思いますけどね。



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星の降る夜
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 晴れ。 月齢5.4 夕月

 昨夜はふたご座流星群の極大日という事もあって、ベランダで空を見上げて流れ星が流れるのを待っていたんですけども、昼間の天気の悪さと打って変わって8時過ぎくらいから雲が切れ始め、10時を過ぎる頃には奇麗に晴れ渡っていました。11時過ぎくらいからベランダに張り付いて夜空を眺めてみると、天頂近くには火星がオレンジがかった色で輝き、天頂付近の東側にはふたご座のカストルとポルックスが輝き、天頂から南側にはオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座が奇麗に見えていました。この3つの星座には冬の空の中でもひときわ明るいシリウス(おおいぬ座)、ベテルギウス(オリオン座)、プロキオン(こいぬ座)が輝いていて、奇麗な「冬の大三角」が見えていました。
 ふたご座流星群はふたご座のカストル付近に放射点があって、この付近を中心に空の様々な方向に流星が飛びます。流星群には「母天体」と呼ばれる流星群のもとを宇宙空間にばらまいた天体というのが存在していて、たいていは彗星が母天体になっていてその彗星が太陽風などによって吹き飛ばされたチリ、いわゆる「彗星の尾」が流星のもとになっている場合が多いんですが、このふたご座流星群は、どうやら母天体が「ファエトン」という小惑星で、彗星以外の天体を母天体とする事が判った最初の例だそうです。が、このファエトンはもともと彗星だった天体なんだそうで、彗星として長い尾を引いていた頃のチリが今のふたご座流星群を構成しているという事のようです。
 で、実際にその流星がみれたのかというと、途中でベランダから離れる事もあったので、全部でだいたい30分くらい空を見上げていたんですが、私が見たのは4つでした。月もなく、晴れていたとは言え、我が家が駅からすぐの所(とはいえ比較的暗いところですが)にある事と、南側に繁華街があって結構光害があるという事で、場所的な条件としては街中から見上げている状態なので、仕方がない所ですね。それにベランダからなので見える視野は全天の半分程度(南側)なんですよね。放射点となっているふたご座のカストルは天頂付近にありましたから、各方向にまんべんなく流れたと想定すると、おそらくその倍は流れていただろうという事になるので、30分で8つ程度の出現だったという事になります(明るさの条件というのもありますけどね)。
 久々にゆっくりと見上げた夜空、それも私の大好きな冬の夜空で、音もなく流れる(当然ですが)流れ星はひときわ奇麗な光でした。

 12月14日というと、忠臣蔵の討ち入りのあった日ですが、実際はこれ、旧暦なので、今日ではないんですよね。それでも、お芝居の脚色として降っていた事になっている雪、確かに討ち入りの場面には雪が降っていて欲しいと思うくらいにぴったりはまってますよね。山鹿流の陣太鼓は無くても良いかも知れないし、衣裳もああまで揃っていなくても良い(あんな衣裳ではなかったらしい)けど、雪は降っていて欲しいなぁ。因みに、旧暦の元禄15年12月14日は太陽暦では1703年1月30日になるそうで、「14日」というのも、江戸時代は夜明けをもって日付が変わるとされていたので、実際には15日の未明の事件だったんですよね。ま、感覚的には14日という事で構わないと思いますけど。この日、天気はどうやら夕方まで雪が降っていて、夜には晴れていたそうですが、討ち入りの際にはまだ雪が積もった状態だったんだとか。だから、「雪」というのはあながち嘘とも言えない訳ですね。どうやらこの積雪は赤穂浪士に味方する雪だったようで、寒さでまだ外に出る者が少なかった事と、47人が行列で歩いている足音も雪が緩衝材になって消えていたんだそうです。
 歴史的事象についての評価というのはその時代の様子も反映される者だったりする訳ですが、近年の研究では赤穂浪士47人は単に忠義のために討ち入りをしたのではなさそうだという事になってきているようです。最近いわれているモノの1つが、いわゆる「かぶき者」だったのではないかという説で、それ以外にも、忠義の士である事を示す事で、士官の道を開く事が出来るという計算があったのではないだろうかというものもあります。いずれも世相を反映した視点ではないかと私は思いますね。ともかく、この一見で武士道とはという事や、幕府に対しても、忠義とはなんぞやといった問題の投げかけがされたりと、当時の世間を揺るがす大事件になった事は間違いない事ですね。
 それに比べて今、世間を揺るがせている事件を見てみると、なんというか情けないモノを感じます。マクドナルドの賞味期限偽装はそれのみに止まらず、労働問題とも絡んでややこしくなりそうですし、白木屋などを展開するモンテローザや八剣伝などを展開するマルシェ、村さ来本社などが脂を注入した馬肉を「霜降り馬刺し」として販売していたとして、公正取引委員会から排除命令を受けています。どうして交も大きな世相にまでなっている問題を性懲りもなく続けているのでしょうか。こういう時にこそ、四十七士よろしく、正義の鉄槌が必要なのかも知れませんね。


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2007年月への旅
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 曇時々小雨。曇時々晴れ。 月齢13.9 十五夜

 学校からの帰り道、ふと東の空を見上げると、まだ夕焼けにさえ染まらずにいる空にぼんやりとかげろうのような大きな十五夜の月が浮かんでいました。儚げな月がとても魅力的で引き込まれそうな、それでいて物悲しそうで少しの間見とれてしまいました。
 一昨日の十三夜の月はご覧になられたでしょうか? 中秋の名月(芋名月)をご覧になった方、栗名月もちゃんと見なきゃダメですよ。私は夜中にベランダで眩い十三夜の月を見上げていました。十三夜の月は最盛期の月(十五夜)の手前のこれから最も豊かになる直前の状態で豊饒を表す月です。月は信仰の対象にもなっていますが、神秘的で魅力的な天体の一つですね。十五夜を過ぎると、月はまた痩せていき、新月を迎えますが、また再生し、大きくなっていきます。月自体が再生の象徴でもありますね。

 その月を目指した月探査機「嫦娥(じょうが)1号」を載せたロケット「調整3号A」の打ち上げに成功しました。この嫦娥1号はこれから約1年の期間をかけて月面の立体撮影をおこない、ウランをはじめとする鉱物資源の探査をする予定なんだそうです。その後、予定では2012年頃には月面に探査車を送り込み、2020〜2025年には有人月飛行をする計画なんだとか。
 月探査はこれからインドも参加しますし、アメリカも有人月飛行を見越した月探査を再始動します。おそらくヨーロッパも月探査計画を立ててくるでしょう。これらは色々な利権が絡んでいて、月の資源開発や商業利用を有利にするための探査というもの具体的に始まるでしょう。今のところ、月の衛星軌道上には日本のかぐやが一足先に周回中で、リレー衛星を使った月の裏側の探査なども始まっています。が、今のところまだ黒い大きな板が見つかったという話はきいていませんけどね。

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未踏の宇宙へ
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 みなさんは「スタートレック」というSFをご存知でしょうか。SFというとスターウォーズの方が有名かも知れませんが、私はスタートレックの方が好きなんですよね。そこに描かれている登場人物達の人間模様はSFである以上にヒューマンストーリ的な要素が強く、時代や世代を超えてメッセージを感じるのはその辺りなんでしょうかね。最初のスタートレックが放送されて40年。この間沢山のシリーズ展開がされ、10本もの映画が作られています。いまだに愛され続けている理由はその作品のひとつひとつが「人」を描いたものだからなんでしょうね。今年はスタートレック誕生40周年の記念すべき年であると同時に、新スタートレック(ネクストジェネレーション)放送開始20周年記念の年です。という事もあって、NHKのBS2でデジタルリマスター版のスタートレック(オリジナルシリーズ)が毎週土曜日の深夜放送されています(木曜日の朝再放送もされているのですけど)。40年前(正確には1966年ですから41年となる訳ですが)の作品ですから、今みるとセットがチャチだったり、設定が安直だったりっていう面はある訳ですけど、それでもその輝きが褪せる訳ではないですね。
 『宇宙、それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは人類最初の試みとして、5年間の調査旅行に飛び立った宇宙船U.S.S.エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である。』この、オリジナルシリーズの冒頭のナレーションは子どもの頃の私に宇宙の彼方に広がる冒険旅行がまるで現実でもあるかのようにワクワクとした期待感を持たせたものでした。
 スタートレックにはとても個性的な登場人物が沢山いましたが、その中でも一番個性的だったのがオリジナルシリーズのエンタープライズ副長、ミスター・スポックの存在でした。冷徹で、まるでコンピュータが生きているかのような合理性と論理性。ところが、それらとは裏腹な友情やユーモア、思い遣りといったものを不器用ながらも持ち合わせていて、素敵な存在でしたし、それを揶揄し、面白がりながらも、それでいてスポックの存在を認め、友情を感じていたドクターマッコイや全てに自信家で強い指揮官の代表のようなカークの三人が繰り広げるトリオ漫才などはとても楽しくいつも期待して見ていたものでした。
 実はBS2での放送を久々に見ながら、今の時代にこのスタートレックのメッセージってとても大切なものなんじゃないのだろうかと想いながら感心して見ていたんですよね。
 人と人の繋がり、信頼し、助け合いながら困難を乗り越えていくその姿、明るい未来を信じ、どんなに苦しくても乗り越えて前にすすもうという姿勢。こういうものが何だか欠けているような気がします。ま、この作品が作られた時代がアメリカも日本もイケイケドンドンの時代だった訳で、そういう時代感が現れているんでしょうけども。
 人類はいつか宇宙に出て星々の間を駆け巡り、色々な星の住人と手を繋いで未来を築いて行く事が出来るのでしょうか。

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いよいよ打ち上げへ
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 と、ま、下のエントリーからビデオクリップを見ながら(聞きながら?)でもお読みいただければいいと思っている訳ですが、昨日、ついに市長が辞表を提出、ついに9月末から10月の初旬の選挙へと突入していく事になりそうです。現市長(いや、既に「前市長」)は産経新聞の記者から政界へ転向、大阪府議を経て当地の市長になった訳ですけど、市民派を名乗っていた訳ですが、実は胡散臭いなぁって思っていたんですよね。今年の春、4期目の選挙に通った訳ですが、3期12年務めた訳で、12年ぶりの市長交代という事になる訳です。保守層はどういう人を擁立するのでしょうか。また、市民団体はどういう人を推すのでしょうか。革新系の団体はどういう人で戦うつもりでしょうか。この辺り、見物ですが、長期政権の弊害というか、前市長の思惑通り、市民運動は弱体化している訳で、それらをどうやって建て直すのかという事の方が実は私には興味のあるところです。

 昨日に続いて宇宙ネタですけど、ここのブログではもう何度も採り上げている小惑星探査機「はやぶさ」ですが、イオンエンジンの点火に成功、いよいよ本格的に地球をめざす「帰りの旅」が始まりました。この先、今年の11月までイオンエンジンを使って加速をし、11月以降は弾道飛行に切り替える予定だそうです。
 リモート飛行による地球期間なんていうのはNASAも経験の無いモノで、この技術、一見派手な中国の有人飛行よりも実は中身の濃い有意義なものなんだそうです。また、これとは別に、月周回衛星「かぐや」の打ち上げも、9月13日に決定し、現在準備中だそうです。JAXAは「かぐや」の打ち上げをインターネットでライブ中継するそうです。詳しくは、「かぐや/HIIA13号機打ち上げ特設サイト」をご覧下さい。


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久々の皆既月食
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 晴れ。月齢8.2 上弦の月

 日本人として国際的に活躍するトップモデルの草分け的存在だった山口小夜子さんが急性肺炎で亡くなられました。これ、書いていいのかな? 享年57歳という発表がテレビや一部新聞社のサイトでされていますが、ご本人は年齢を公表してなかったんですよね。こういうのって、どうなんだろう?亡くなった方は反論も異議も言えませんね。

 中華航空の台北発那覇行きボーイング737-800が着陸後に燃料漏れが原因と見られる炎上、爆発するという事故が発生しましたが、幸いにも被害による死傷者はゼロと奇しくも避難性能の良さを証明した形になりました。それとは逆に、炎上後の機体の様子を見ると、みごととも言えるほどに左半分が跡形もなく焼け落ちていましたけど、メディアによっては危険だという論調で書き立てていた所もある訳ですが、90秒ルールが十分に守られているような状況では問題ない訳で、何でもかんでも危険とするヒステリックな論調はいただけませんね。アルミやジュラルミン(アルミ系合金)が高温に弱いなんていうのは当の昔に常識になっている訳で、何を今更って感じです。
 現代の航空機にアルミやジュラルミンが多用されるのは軽量で強いという特性からで、熱に弱いからと鉄を使ってしまうと経済性などの面からも非効率的になってしまいます(ジュラルミンに比べると重く、強度も弱いので大きくなってしまう)。経済性と安全性のバランスを考えると、今回のように無事に脱出出来るのであればジュラルミンでも問題はないと思いますね。

 少しずつ暗くなるのが早くなってきていますが、残りの夏の天体ショーをご紹介します。
 8月28日、日本全国で見られる皆既日食としては2001年以来6年ぶりとなる皆既日食が見られます。半影食は月の出以前に始まっていますが、皆既食の始まりは18:52で観測が可能な位置にあると思います。低い位置なので、かなり赤い色になるんじゃないかと思いますが、皆既月食って毎回色が違うんですよね。今回はどんな色か、とても興味深いところです。皆既食はその後20:22まで続きますので色の変化や明るさの変化なども見ていると面白いですよ。その後、半影食も21:23まで続き、完全に地球の陰からでます。
 影に入ると、真っ暗になる筈ですが、実は、地球の大気が太陽光を屈折させ、影の中の月に光を届けます。が、夕日や低い空の満月が赤いのと同じ理屈で、月へは波長の長い赤い色の光が届くんですよね。私が見た皆既月食の色もにび色、えび茶色、オレンジ色と色々でした。今回はどんな色になるのでしょうね。

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月へ再び
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 晴れ時々曇。 月齢1.2 既朔

 夕べはペルセウス座流星群を見ようとベランダに陣取っていたんですけど、夕方からクモが多くなりはじめていたのが気掛かりだったのですが、ついに日付が変わって少ししたくらいから雨が降りはじめ、結局見れずじまいになってしまいました。
 観測出来た地域によると、今年の出現量は約40〜50個/時間といったところだったようです。
 星繋がりですが、中国が今年、月探査衛星を打ち上げる予定になっていて、日本の月探査衛星「かぐや」とどちらが早く月に到達するか(つまりどちらが早く打ち上げるか)注目されているところですが、衛星観測船の1隻が他の船舶と衝突炎上し、船体や機材に大きな損傷を受けたんだそうです。これにより、早くても中国初の月探査衛星の打ち上げは10月以降という事になりそうです。実は、日本の月探査衛星「かぐや」も、本来ならもう既に打ち上げられていなければいけないのですけど、子衛星に搭載されているコンデンサーの極性が逆に装着されている事が判明し、再実装、現在調整中との事で、これも打ち上げが延期されていて、9月以降になりそうです。かぐやの打ち上げはH-IIで行われますが、この大きなロケットは種子島から打ち上げられる訳ですが、漁業権の問題等から打ち上げの出来るシーズンというのが決まっているんですよね。さて、どちらが早く打ち上げられるのでしょうか。
 実は中国、4年前に打ち上げた「神舟5号」が大気圏突入時に地上との通信が出来なくなるというかなり深刻なトラブルを起こしていたんだそうです。本来なら地上からの無線誘導で着陸するのですが、これにより目視誘導追尾システムで着陸。予定地点から9キロ着陸地点がずれていたんだそうです。このてのトラブルは神舟の「オリジナル」であるソユーズも度々起こしていたもので、「さもありなん」という事なんだとか。世界で3番目に有人宇宙飛行を成功させた国とはいえ、実際の技術力ではまだまだやはり「後進国」という事なんでしょうね。
 日本の月探査衛星「かぐや」はアポロ計画以降最大規模の月探査計画として世界中から注目されている探査衛星で、月の起源と進化の解明や将来の月の利用について観測します。

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夏の夜のひとときを
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 晴れ。 月齢25.6 有明月

 今日も暑い一日。 空は完全に夏空で、入道雲がニョキニョキ。それでもやっぱりトンボは沢山飛んでましたし、ツバメも虫を捕るのに夢中で飛び回っていました。

 今日8月9日は長崎に原子爆弾(プルトニウムタイプ)が落とされてから62年目の日です。長崎では原爆犠牲者慰霊平和祈念式が開かれ、安倍首相も出席し、挨拶をしたそうです。安倍首相は祈念式典の後、記者会見の席で久間氏の「しょうがない」発言に関して「多くの被爆者の心を傷付けたことは申し訳ない」と改めて謝罪した様ですが、どうにも今更という感じですね。今頃になって(改めてとはいえ)謝るくらいならどうしてあの騒ぎの起きた時にすぐに謝罪し、久間氏を処断しなかったのでしょうか。これ、結局は安倍首相自身がそれ程の問題ではないと思っていたところ、あまりにも国民(特に被爆地)が騒ぐので仕方がないから謝ろうと思った事の証明ではないかと思うんですよね。
 長崎市長は「62年訴えてきたことがいまだに伝わっていない。わたし自身もどかしいが、被爆者の皆さんが一番悔しく思っているだろう」と久間発言について触れ、非核三原則の法整備化を求めたコメントをしています。また、長崎原爆被災者協議会の谷口会長は久間氏が「しょうがない発言」についての質問に「マスコミが曲解した結果。騒ぎになって申し訳ない」と述べるに留まっている事について「久間氏はいまだに被爆者への謝罪の言葉を述べていない。被爆地長崎の人間が言語道断だ」と怒りを隠しきれない様子だったとか。戦後62年を経て戦争についての社会的記憶が薄れて行くというのは何だか背筋が寒くなるのは私だけなんでしょうか。

 8月というと、天の川のとても綺麗に見える時期なんですが、みなさんはご覧になった事ありますか?南の空から北の空へと天頂付近を通って大きな薄い雲のように見える白い帯が天の川です。といっても、私の住んでいる所なんかだと空が明るくて見えないんですけどね。それでも、夏の大三角を見つけると、「あの真ん中を天の川が流れているんだ」と思って見上げています。天の川は私たちの太陽系が属している「天の川銀河」の姿を見ている訳で、地球も天の川の中にあるのでホントは冬にも見えてはいるんですよね。ただ、冬の天の川は「天の川銀河」の外方向をみている事になるので中心から約3万光年の位置にあるいわば「郊外」に位置している訳で、外側を見るとあまり星はないんですよね。ですから、冬の天の川は薄くてはっきりとは見えません。見えませんが、オリオン座の中を通って、南北に流れています。
 これとは逆にこの時期の天の川は中心方向(いわば都心部)を眺めている事になるので、沢山の星が集まってとても綺麗に見えるという訳です。天の川銀河の中心は射手座の辺りにあります。この辺りが一番賑やかな所で、実は天文学でも一番注目されている場所でもあるんですよね。天の川銀河は以前はアンドロメダ星雲(アンドロメダ銀河)と同じような綺麗な渦巻き銀河だろうと思われていましたが、近年の研究でどうやら棒渦巻き銀河ではないかといわれています。
 丁度今、月は明け方になってやっと出てくるという位置なので、天の川も見やすい時期です。じっくりと空を見会下て見るのも良いのじゃないでしょうか。そうそう、どうせなら、8月12日か13日にじっくりと空を見上げてみて下さい。ペルセウス座流星群の極大日に当たるので、沢山の流れ星が見られるかも知れませんよ。

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レッドリスト見直し
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 曇時々晴れ。 月齢20.6 二十日余の月

 台風一過とはいえ、あまり良くない天気。朝から湿度の高いジメジメとした空気で参ってしまいますね。

 環境省が新しく発表したレッドリストの改訂版によると、新たにジュゴンが絶滅危惧種として「IA類(野生での絶滅の危険性が極めて高い)」認定された他、イリオモテヤマネコも、「IB類(野生での絶滅の危険性が高い)」から「IA類」となっています。ジュゴンについては普天間基地の移設の際にも予定地が生息地域である事から問題となっていましたが、今回のレッドリストの見直しで環境相は「指定も踏まえ、今後の環境影響評価で適切に対応されるものと考えている」とコメントしているそうです。絶滅危惧種の取り扱いに関しては日本政府は朱鷺で苦い経験をしている訳で、今回のジュゴンも朱鷺と同じ運命をたどらなければいいななんて心配してしまいますね。ちなみに、朱鷺は現在、2003年に日本産の朱鷺「キン」の死亡が確認され、日本産の朱鷺は絶滅しています。ですが、中国から朱鷺を譲り受け(中国産と日本産は同種)、保護センターで飼育されていて、2007年7月現在では107羽が生息。将来は放鳥し、野生復帰する予定なんだそうです(2008年以降)。
 親父の話では朱鷺なんて普通に飛んでいた鳥で、サギと同じくらい極々普通の鳥だったんだとか。朱鷺もコウノトリも極々普通に見られるようになると良いですね。

 安倍総理はどうやら内閣改造を今月末(27日?)に実施するつもりなんだそうです。でも、そもそも今回の参議院選挙は安倍政権や阿部首相の改革案に対して国民が待ったをかけた結果ではなかったのかと思うんですよね。安倍改革に待ったをかけた原因は、小泉安倍路線による改革の歪みがあまりにも大きくなりすぎている事、経済政策も、結果として国民がそれを実感出来るモノではなく、一部の富裕層に富の集中が進んでいるだけという事実、阿部内閣閣僚の国民を馬鹿にしてるとしかとれないような言動と、それを統制出来ない安倍氏のリーダーシップの欠如といったもので、安倍氏自身が言っている「国民と約束した事を実施する事が私の責任」というのも、実際のところ自身の思いこみだけで、国民はそれを善とはしていないという事にどうして気が付かないんでしょうね。それとも、国民は善としていないという事には気が付いているけど、「国民なんて日和見の馬鹿だからそんなの気にしないで、自分が言っている事こそが正しいのだからそれを断固推し進めるのだ」なんて言う変な思い込みが根底にあるのでしょうか。怖いけど、それこそが真実かも知れないなんてちょっとここのところの安倍さんのコメントを見ながら思ってしまいます。そうだとすると、この国はとんでもないパラノイアに支配されているという事になるわけですけれど………。

 今日は通訳協会の学習会という事で、テレビで心霊現象の番組やってたので見たいと思いつつ、学習会に行ってきました。講師の方には申し訳ないけど、こんなにレベル低かったんだと改めて認識した気分でしたね。低いレベルに合わせて内容を考えてくれたんでしょうけど、様子を見ているとそれでもよく判らないという感じの人が何人か居るようで、余計に情けないというか、試験をしなきゃ通訳者集団としての機能が果たせないという事を実感してしまう学習会でした。あ〜でもなぁ〜、レベルに応じてグループ分けして学集会した方が良い感じもするなぁ…。あ、でも、そうなるとそれぞれの指導をする人数が必要って事になるのかぁ。でも、技術の学習の時にはやっぱり手を動かすなり声を出すなりした方が良いと思うんだよね。ま、それだけが学習ではない訳ですけど。学習会のあり方についてはもっと考えて貰いたいものです。
 そうそう、出席数が確実に足りなくなる筈だから、レポート考えなきゃね。


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亥年のジンクス
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 今日、午前10時13分、新潟県中越地方を中心として、震度6今日の地震が起きました。震源地は柏崎沖約2キロの深さ17キロの地点で、マグニチュード6.8。その後余震が続発し、午後3時37分に震度6弱の余震が発生。現在のところ、死者7名、負傷者は700人を超えているようです。「亥年は災害が起こる年」なんて言うことを聞いた事がありますが、ジンクスは今回も当たったという事でしょうか。
 安倍首相も急遽被災地入りしたようですが、滞在時間僅か2時間強で東京に取って返したそうです。ま、ね、居ても仕方がないといえば仕方ない訳ですけど。
 北陸地方では今年3月に石川県で大きな地震がありましたし、中越地方という事でいえば、3年前にも大きな地震が起きています。この地域、地震の多い地域だったんですね。それにしても怖いのは、
この地域に(特に今回は震源地に近い所に)原子力発電所があるという事。柏崎原子力発電所では今回は原子炉に電源を供給する設備の一部で火災が発生したのみ(2時間後に鎮火)だったという事ですが(とはいえ、これだけでも怖い事ですけど)、原子炉の耐震性ってどうなんでしょうね。姉歯さんが設計なんて事はないでしょうが、想定されている地震がどんなモノで、それに対してどう安全だとしているのかっていうのが気になる所です。
 当該地域の人、大変でしょうが、無理なさらないように。
 この地域のろう者はどうしているのでしょう。

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見上げてごらん夜の星を
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 曇り時々晴れ。 月齢1.6 三日月

 最後まで大型で勢力を保ったままだった台風4号は和歌山沖を通過後、東海、関東の沿岸を通過。今日未明に銚子沖から東へと抜け、日本から離れ始めています。とはいえ、東海、東北にも大きな被害を与えたようで、今後も水害の注意が要るとの事です。全国で3名の方がなくなり、お2人が行方不明、72人もの方が怪我をするという大きな被害を出しています。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
 台風一過のこちらでは昨日も殆ど降らずにいましたし、今朝は青空が見える夏の空が広がっています。もう夏ですね。

 夏というと、京都では「祇園さんが終わると夏」と言われていますけど、丁度宵宵宵山、宵宵山を台風の直撃で山鉾が出せなかった祇園祭ですが、なんとか今日の宵山と明日の本番は大丈夫のようですね。因みに、大阪では「天神さんが終わると夏」と言われています。
 夏のイベントというと色々なものが各地で行われますが、鳥取県の佐治町は「スター・ウィーク2007」(8月1日〜7日)に向けて、「ソラクライプロジェクト」というのを展開しているんだそうです。これは、光害(ひかりがい)を無くして、綺麗な星空を眺めようというもので、キャンペーンとしてポスターやwebでの周知活動を展開しています。
 光害は天文学や天体観測には大きなダメージを与えます。皆さんのお家の周りではどれくらい星が見えていますか?夜、人が生活するには明かりは欠かす事の出来ない大切なものです。でも、それは人が暮らしている場所を照らすものが必要なのであって、空を照らす必要はないんですよね。
 都会や繁華街では空に向けてサーチライトを照らし、店の場所をアピールしたり、大きな看板を煌々と付けているところがあります。イルミネーションランプや看板の明かりはもとより、空に向けたサーチライトは空気中のほこりや水滴などに拡散されてぼんやりと空を明るくしてしまいます(これは晴れていても曇っていても同じなんですよね)。これは無くても良い光なんじゃないでしょうか。この、「ソラクライプロジェクト」では、具体的にこんな事をして欲しいといった提言はありませんが、光の害について考えてみませんかという問いかけを広げる事によって、環境問題を考えるという事を目指しています。空が明るいからといって、人の生活に困る事はないかも知れません。でも、空が暗いからといって人の暮らしに支障が出る事もないんですよね。また、生物の中には、光害によって生態が狂わされているものもあります。蛍などがいい例ですね。蛍は、その発光によりコミュニケーションを取っているとされています。また、配偶活動に際しても、このコミュニケーションはとても大切なものですが、それらを阻害されてしまっている訳です。他にも、街路樹やウミガメ、渡り鳥の渡りなどにも悪影響を与えているという報告がされています。
 街灯などの中には、光害対策を考慮して、上への光の漏れをシャットアウトしたものや、足下を照らす方式の街灯なども増えてきています。また、夜中に無闇に(文字通り!)看板を照らしておく必要はない筈なんですよね。省エネ、地球環境等様々な意味で、こういった無駄な明かりを減らす事は必要なんじゃないでしょうか。

光害防止「ソラクライ プロジェクト」

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一番古いかも知れない星
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 晴れ一時雨。 月齢2.3 三日月 若月

 totoBIGが大変な事になっているそうで、なんと今回発売分の売り上げは50億円を超えたんだとか。これ、「6億円の当選券が出るかも知れない」という事から人気が殺到したんだそうです。その影響でシステムがダウンしてしまって発売出来なくなったり、コンビニでの取り扱いが停止したりとお粗末さも露呈してしまったようですけど、始まって以来の売り上げで今度こそ6億円が出るかも知れません。1等の当選確率が1/480万なんだそうで、理論上は14億4千万円売り上げると、1枚1等当選券が出る事になる訳で、50億円の売り上げという事は1等の該当者が3名出てもおかしくないという事になる訳ですけど、はてさて、どうなる事でしょうか。

 天の川銀河(私たちの住む銀河系)の中に存在する星で誕生から132億年を経ているというとても古い星が存在している事が判ったそうです。これ、とんでもなく古い星で、宇宙の形成や銀河の形成に関する新しい発見になるかも知れません。
 天文学は近年とても色々な事が解ってきて(という事は新しい疑問がどんどん出てきたという事でもあるんですけどね)、どうやらこの宇宙の年齢はおおよそ137億年だと判ってきました。という事は、この推定年齢132億歳の星は宇宙が誕生して5億年後には生まれたという事になる訳なんですよね。
 現在判っている(推定されている)宇宙の進化の過程でも、ビッグバンから約1〜8億年の段階で銀河が形成され始めただろうとされていますから、この星はおそらく天の川銀河が出来た時から存在する第1世代の恒星だという事になるようです。この星の年齢は私たちの太陽の倍以上(太陽は誕生から約46億年とされています)という高齢の星で、銀河の公転周期が約2億年ですから、既に銀河の中心を66回も回っているという事になります。この星は天の川銀河の歴史のほぼ全てを知っているんでしょうね。
 この宇宙がこれからどうなるのか、昨今の有力とされる学説では、この宇宙の質量の総量はどうもビッグクランチに向かうには小さ過ぎるとされています。つまり、宇宙はこれから先も膨張し続けて、熱的死を迎えるという事になるとされています。熱的死。つまり無限に広がった宇宙に対して、エネルギーは一定量しかない訳ですから、x/∞となって、限りなくゼロに近い状態になるんですよね。
 ただし、宇宙の総質量が完全に把握出来ているのかというと、そうではありません。ダークマターやダークエナジーがどれ程あって、どうなっているのかはまだまだ判っていません。もしかしたら、総質量は現在考えられているものよりも大きく、ビッグクランチに向かう事になるかも知れません。この宇宙はこれから何処に向かうのでしょうね。

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月へ
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 晴。 月齢29 新月

 なんと現職長崎市長が銃撃にあい重体、現在(4月16日 21:52)心肺停止状態で手術中という事です。犯人はその場で取り押さえられ現行犯逮捕、山口組系の暴力団の会長代行だそうですが、報道ステーションに犯人からの市長糾弾の手紙が届いているんだとか。伊藤氏の前の市長も右翼の男性に銃撃されているという辺り、長崎って怖いところ? と全国的に怖い所だと思われている大阪の人間は思ってしまう訳ですけれど…(大阪でそんな事は無いからね)。この市長が初当選した年の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では、山崎栄子さんがろう者として初めて被爆者代表として平和への誓いを手話で発表しています。

 JAXAが月探査衛星「セレーネ」の愛称を募集しています。締切りは5月11日までという事ですが、採用された名称を応募された人の中から抽選で2名一組を種子島宇宙センターでのセレーネの打ち上げに招待してもらえるんだそうです。セレーネは大型の探査衛星で、しかも月までの打ち上げという事で、H-IIAシリーズの中でも最大の「H-IIA204」というタイプのものが使われます。
 このセレーネ、前にも実は募集をしていたものがあって、「月に願いを!」というキャンペーンでメッセージと名前を募集していました。これらは衛星にプレートとして載せられ、月に運ばれる事になっています。実は私も応募したんですよね。だから、メッセージと名前が月に送られる事になるんですよね。
 打ち上げは今年の夏が予定されています。成功すればいいですね。

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エイプリルフールの記事から
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 晴。 月齢14 十五夜

 桜もかなり咲いてきた感じ。7分咲き程度というところでしょうか。今週末まであるかな?
 いよいよ4月。新年度の開始という事で、慌ただしくなっていますね。新学期、新年度、制度も色々変わっているようですし、体制も変化している組織なんかもあったりして当面はバタバタするんでしょうね。
 四月。異名として、「卯月(うずき)」、「卯の花月(うのはなづき)」、「木葉取月(このはとりづき)」、「鳥来月(とりくづき)」、「鳥月(とりづき)」、「花殘月(はなのこりづき)」等があります。

 もう公開してないかも知れませんけど、AstroArtsの4月1日付の天文ニュースがなかなか洒落ていました。それは、土星の探査機「カッシーニ」が撮影した土星の輪のデータを解析したところ、人工的な音声信号が確認されたというもので、よくよく読むと、土星の輪がレコード盤になっていて、輪の構造を忠実にレコードに刻んで再生してみると、驚くような内容が再生されたというものでした。なかなか良く出来たエイプリルフールの記事で、とってもお洒落だなぁって思いました。まだ見れるかなぁ?
 一度見てみて下さい。
 http://www.astroarts.co.jp/news/2007/04/01saturn_disk/index-j.shtml

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満天の星空
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 晴れ時々雨。 月齢15 十六夜

 中川政調会長の「ここ(日本)は中国の中の何番目かの省になるかもしれない」と中国の軍事費の増大を評した事を受けて中国側は「奇妙なのは、日本の面積は中国の25分の1で、人口は10分の1の国家なのに、軍事費は膨大なことだ。中国の軍事費は日本の67%で、国民1人当たりでは7%に過ぎない」と反論したようですけど、どうして国民一人当たりという数字に変えなきゃいけないのかが全く意味不明ですよね。物価指数の違いや国家予算などの経済規模をベースにするのならまだしも、国民一人当たりって切り口、一体何を示せるのでしょうか? ま、中国側はこれが何ら意味をなさない数字だという事をよく解った上でのレトリックとして持ち出しているんでしょうけれど。以前から言ってる事だけど、それほどまでに言うのなら、「経済大国」としての国際的な義務は果たしましょうよ。
 自国の経済コントロールさえ満足に出来ずに、世界中に株安を引き起こしてしまった国がこういう事を言って自国を正当化しようなんて言うのはどうなんでしょうね。

 と、こんな事よりも、
 現役国内最古のプラネタリウム投影機の引退が正式に決まりました。これは、明石市立天文科学館のプラネタリウムに設置されているもので、カール・ツァイス・イエナ社製で同社製の大型投影機としては38代目のものなんだそうで、1960年の開館当初から稼働しているものなんですよね。これと同型の投影機は大阪の電気科学館と名古屋の科学館にありましたが両館共既に設備を一新、大阪の電気科学館に至っては既に施設そのものが閉館し、場所も新たに「大阪市立科学館」という新しい施設になっています。
 この投影機、数百のレンズと200枚近いギア、90個のランプが使われていて、約9,000個の星(恒星)と太陽や月、惑星、彗星や変光星、人工衛星などの投影を可能にしています。また、歳差運動などを考慮して数千年の過去や未来の星空を投影する事も出来るようになっているんだそうです。
 この投影機、とてもシャープな星像を写し出すとても良い機械なんですけどね、「寄る年波」という事なんでしょうか。残念です。
 私も小学生の頃、友達と4人で行った事も無い遠い遠い明石まで電車で出かけて天文科学館へ行き、目を輝かせてこの投影機の映像を見たものです。以来、独身時代は時々出掛けて一人でプラネタリウムを楽しんだりしたものです(時々は2人だったりもしましたけども)。
 明石天文科学館は阪神淡路大震災の影響から一時休館、その後復旧されて開館していますが、設置から40年、部品調達なども難しくなってきている点や設備が古いという事で、2010年のリニューアル時には最新鋭の機械が導入される予定だそうです。
 また、今年3月17日から25日の間はこの投影機と、最新鋭のメガスターIIとを共演させるんだそうです。良いなぁ。久しぶりに行ってみようかな。

 美術についてですが、4月3日から5月13日まで、兵庫県立美術館で「待望のパリ・国立ロダン美術館コレクション ロダン -創造の秘密-白と黒の新しい世界-」という展覧会が開かれます。ま、ロダンの展覧会っていう事ですけども、実は、数点のカミーユ・クローデル嬢の作品も来るんだそうです。カミーユの作品、見に行こうかなぁ。

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超大型望遠鏡計画本格スタート
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 雨のち曇り。 月齢22.2 下弦 二十三夜

 朝、家を出て5分くらい歩いた時点で雨が降り出す。慌てて職場へ駆け込むがだんだん雨は激しくなっていく。夕方、ようやく止むが曇ったまま。今夜はふたご座流星群の極大なんだけどなぁ………。

 以前、アメリカの超大型望遠鏡の計画についてお話しましたが、ヨーロッパ南天文台が本格的に直径42メートルという超大型望遠鏡の計画をスタートさせる事になったようです。今後3年間で設計等の詳細を検討、決定し、2017年頃までに完成させる予定なんだそうです。
 42メートル