川辺のタヌキ
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  • 大阪で活動している手話通訳者。大学で芸術学部に在籍するもなぜか福祉分野へ。
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曖昧模糊とした言い方 これは美しいの?
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 晴れ時々曇り。 月齢11 十三夜

 5年ぶりとなるWindowsのメジャーバージョンアップ、Windows Vistaですが、未明からの発売開始という事で、一応イベントありだったようですね。どうやらかなりCPUパワーを必要とするそうで、Vistaをストレスなく使うには最新のパソコンに買い替える必要があるとかないとか…。買い替え需要を促す上手い戦略ですよね。それにしても、5年もかけて新しくなったOS、どんな出来なんでしょうか?
 ま、でも、本音を言うと、春のMac OS X 10.5(Leopard)の方が楽しみなんですけどね。

 安倍首相は参議院の代表質問で靖国問題に触れ、「行くか行かないかについては外交・政治問題化している現状にかんがみ、個人として考えるところに従い、あえて鮮明にしないのであり、決して曖昧にしているのではない」と、行くか行かないかを明らかにしないのは曖昧にしているのではなく、あえて鮮明にしないのだといったそうですけど、申し訳ないのですが、両者の違いが私には判りません。「鮮明にしない」のはつまりは「曖昧にする」という事ではないのでしょうか。この、それこそ曖昧模糊とした言い回し、「美しい」ですか?私にはさっぱり美しさが感じられませんけど。
 どうにも安倍総理の発言って、意味が掴みにくかったりよく解らなかったり中身の薄かったり中身が無かったりという気がしてしまいます。これも、明確で芯のはっきりした言い方をしないとか、カタカナ言葉で耳障りは良くても意味を理解し辛い言い方をするからじゃないかと思うんですよね。
 私の尊敬する通訳者、故米原氏は「不実な美女か貞淑な醜女」という本を出しておられましたが、言葉を発し、伝えるという事をしなければいけない立場の人間は伝えるべき事を正確にきちんと伝えるという事に主眼を置くべきなんじゃないでしょうかね。と、つまりはこの人(安倍内閣)がいかに表面上の美しさを取り繕おうとしているかが浮かび上がってきているように思います。
 そんな事だから「つい」本音が出ちゃった厚労大臣のようにこれからも多くの閣僚が「ついつい」本音を出しちゃうんじゃないでしょうか。

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あなたは機械から生まれてきたって事?
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 晴れ。 月齢10 十日余の月

 ここのところ結構寒い日が続いていますね。ま、冬だから当然なんですけど。

 厚労大臣の柳沢氏が「15〜50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張って貰うしかない」などと発言、大反発を浴びています。当たり前ですよね、これは完全に女性蔑視の差別発言です。いや、これは「女性蔑視」どころではなく、「人」そのものを貶めてしまっているんじゃないでしょうか。人を産み、育てる性をして「機械」と言わしめるという事は女性から産まれる人(女性も男性も)自体を「機械」や「装置」と見ているのと同じではないでしょうか。これは柳沢大臣の経歴にも関係があるのでしょうが、エリート意識の強さから来る見下した意識が露呈したモノという気もします。その上、「あとは一人頭で頑張って貰うしかない」なんて、なんと無責任極まりない言い方なんでしょうか。これが本当に厚労大臣の発言なのかと耳を疑ってしまいます。ま、人を機械としか捉えていない人が統括してるんだから福祉が全然進まないのは当然かも知れませんね。
 柳沢大臣は人口推計の話がよく解らなかった様子なのでたとえて話したとし、その上で差別的な意識は全くないとしていますけど、どう言い訳したところで深層心理で存在していた価値観が出て来た事には間違いないという気がしますね。そもそも、自分の立場が判っていたらこんな安易な例え話(例えとしても出来の良いモノではないですけど)をする訳がないでしょう。その上で、「頑張って貰うしかない」なんて他人事のような言い方はどうなってるんでしょうか。頑張ればなんとかなるなんてタカを括ってきたからこそ、ここまで出生率が落ち込んでしまったっていう事にどうして気が付かないのでしょうか。
 頑張れない環境だからダメなんじゃないのですかね。こういう個人任せで何も手を打たないような国策放棄の状態を認める発言を軽々しくしてしまえる精神を疑います。大臣がこういう価値観なんだから、少子化対策が進まないのは仕方がないのかも知れませんね。
 少子化対策は高齢化社会の解決にも結びついています。また、これも当然の事ですが労働力確保という問題とも強く関係がある訳です。ところが、これらの問題を統括する部署の長がこの問題に対してこの程度の見識しかないとすれば、もうお手上げですね。いや、この人、早く代わった方が良いですよ。
 この発言に対して、野党の女性議員が団結して抗議、辞職要求を出すんだそうです。それにしても、野党の男性議員はどうしてるのでしょうか。もっと女性と一緒に突っ込まなきゃ。
 折しも、少子化対策の戦略会議新設を発表したところの内閣ですけど、当然この会議のメンバーにも柳沢厚労大臣の名前は入っている訳で、始まる前から土がついた感じですね。今、この会議のメンバーリストを見て気が付いたんですけど、そのほとんどが男性なんですね。これでホントに効果的な意見が出てくるんでしょうか?

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iPhoneの可能性
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 晴れ時々曇り。 月齢9 十日夜 玉鈎

 先日のWWDCで、Appleの発表には色々なモノがあった訳ですけど、中でも一番多くの人の興味を引いたのが、おそらく「iPhone」ではないでしょうか。このAppleが満を持して発表した新しい携帯電話、ユーザーインターフェイスの部分で従来にはない物になっています。ボタンがたった一つしかなく、あとはパネル自体のタッチインターフェイスを利用するという方式で、これだけ見ればATMとかのタッチパネルと同じですけど、ドラッグ&ドロップなどのアクションも可能という事で、しかも、OS Xが走っているという事で、いわば超小型のMacと言っても良いのかも知れませんね。超小型のMacという事は様々な利用方法の可能性が出てくる訳で、タッチパネルインターフェイスはとても有効になる訳なんですよね。
 そう、そうなる訳なんですけれど、けれど、なんですよね。
 iPhoneが優れた可能性を持っていれば持っているほど残念なのは、携帯電話の発展によって障害者にどれほど大きな影響を及ぼしうるのか、それに反して、それらの恩恵を受けるべき障害者の中にいる視力障害者がこのインターフェイスでは利用出来ないという事なんですよね。
 FOMAのテレビ電話が出た時に、それを利用した視力障害者支援のシステム(テレビ電話で送られてきた映像を音声で解説し、どこにどういうモノがあるのか、どうなっているのかを離れたところからでも利用者に伝えられると言うシステム)なんですよね。なるほど、音声による利用が多い携帯電話では、こういう視力障害者支援の方法があるんだっていうのがまさしく「目から鱗」だったんですよね。
 ユニバーサルデザインという視点で見た時に、実はタッチパネルというのはなかなか難しい問題を含んでいるのですが、出来れば、この辺りにも目から鱗が落ちるような解決策を施して欲しいモノですね。
 このiPhoneが日本で発売されるのは早くても来年になってからという事のようですが、どこから出るのでしょう。出来る事ならドコモから出してもらいたい物ですけど、どうなる事やら。
 ウエラブルコンピュータ(衣服のように身に付けていられるコンピュータ)についても研究が盛んに行われ、いずれはコンピュータがいつでもどこでも利用出来るようになるだろうという事ですけど、それにはヒューマンインターフェイス部分の改良というか、新しいインターフェイスの開発が必要だろうと思うんですよね。例えば、空中で手を動かした事を認識してそれで支持が出来るようなジェスチャー入力などが必要なんじゃないかと思います。それには空間での立体認識が必要になる訳で、まだまだ無理なんでしょうね。それでも、こういったシステムやユーザーインターフェイスのデザインではAppleには定評がある訳で、革新的なデザインをしてくれるとうれしいな、なんて思うんですけれど。

 仕事から戻って、郵便受けを見ると市の公報が入っていたので、もしかすると例のコーディネータの募集が載っているかもと思って見てみると案の定、「手話通訳コーディネータ(特別職非常勤職員)」と書かれた募集記事が載っていました。時期的に今公募しないと間に合わない訳で、これに載っているという事は、通訳協会と市の話し合いは既に終わっているという事になる訳なんですよね。通訳協会は何時回答を出す気なんでしょうか。
 と、回答はちょっと置いておいて、この募集記事を見ていると、業務内容として「手話通訳派遣に関するコーディネートや会計等事務処理」と、「手話通訳業務」と書かれているんですよね。ま、応募資格として、手話通訳の技術や経験が盛り込まれている訳で、これに合致する人なら通訳は出来るはずなんですが、じゃ、既に一昨年から通訳協会が請け負っている手話通訳者と業務の分担はどうなるのか、立場の違いについてはどう考えるのか等が疑問として残ります。
 おそらく、今回の募集内容に関しては通訳協会も聞かされていないんでしょうし、これを考えた当の障害福祉室自体も何も考えのないまま、「どうせ手話通訳の出来る人ならさせればいいんじゃないの?」程度の考えでこういう記事になったんだろうと思います。つまりね、全く持って手話通訳について理解していない事や業務についても考えていないという事がここで露呈しているという事です。
 こういった周囲への啓蒙や理解を拡げる事もしなきゃいけないとなると、大変な作業ですね。それでも、聴協や通訳協会、手話サークルなどの協力が得られるのならまだ良くなる可能性はありますね。
 果たしてどうなる事やら…。

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社会的責任
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 曇り。 月齢8 九日月 破鏡

 アパホテルグループの耐震疑惑が問題になっています。これ、どうも以前から疑いがあると言われていて、内々に調査が進められていたんだとか。で、その結果としての今回の発覚になったんだそうですけど、名物社長の記者会見での謝罪は女性だからなのか、好感が持てるモノだった気がします。ま、自分が指示したり関与したりしない限り、建築物の構造がどうなっていてどれくらいの耐力があるのかなんて知る由もないのが現実でしょうから。
 構造設計をした建築士は改ざんは認めていても「耐震偽装をした覚えはない」と偽装に関しては否定しているようです。でもね、この意味が解らないんですよね。偽装をしたのではないとすれば、何のために改ざんをしなければいけなかったのでしょうか。
 今のところ、京都の二つのホテルが使用禁止という事ですが、今後グループ全体に問題は波及するでしょうし、このグループ、マンションも販売してるんですよね。マンションに関しても、今後は問題にされるんでしょうね。
 これだけ安全に注目されている時期、この期に及んでと言う気がするのですけど、実際にはまだまだこういうところは隠れているのかも知れません。
 と、安全・安心つながりですが、食品関連でも続々といわゆる「リコール」とでも言うのか、回収等々が発覚しています。これは、どちらかというと、不二家の問題が大きく報道されている隙にウミを出しちゃおうっていうモノじゃないかって思ってるんですけど、これもまだまだ続々出てくるんでしょうね。
 これらは社会的責任をどう考えているのかという事にあるんだと思うんですよね。これは建築士という立場にある人のみならず、様々な資格を持って社会に関わっている人全てに言える事だと思うんですよね。と言う事で、手話通訳に関しても、社会的責任と言う面からは真摯に業務を遂行する事が大切だという事になると思います。特に、「情報」というモノに関わっているという意識はとても重要なのではないでしょうか。

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新しい体制のポイント
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 晴れ後曇り一時小雨。 月齢7 八日月 繊月

 Windows Vista発売がもうまもなくになりました。MicrosoftはこのVistaの発売延期により大幅に売り上げがダウンしてしまったんだそうです。はてさて、待望のメジャーバージョンアップですが、いったいどこまでMac OS X(Tiger)に近づけられたんでしょうか。何が笑うって、デスクトップのユーザーインターフェイスの部分ですけど、「Aero(アエロ)」っていうんだそうですが、こればもうAquaそっくり。名前まで対抗させているようで、昔からいわれてる事ですけど、どれだけMicrosoft(Windows)がApple(Mac OS)のファンなのかが解りますね。いい加減にもっとオリジナリティのあるアイデアに富んだモノを考えられないんでしょうかね。ま、その辺りの検証も含めて家のMacにもvistaを入れてみようかなぁ。でも、その前に10.5(Leopard)を入れなきゃ。

 もうあと僅かで1月も終わり。昔から「一月は『いぬ(大阪弁で「行く」の意味)』」と言うんだそうで、あっという間に一月は終わってしまうんだとか。ちなみに、2月はどうか知りませんけど、3月は「3月は『去る』」と言ってこれまたあっという間に終わるんだとか。それだけこの両月には色々とする事があるっていう意味なんでしょうね。

 実は、12月の最初に提出した「公開質問状」への回答はまだ出てきてないのですが、来年度、つまり4月からの通訳派遣体制は基本的にはNPO法人枚方市手話通訳協会が派遣する体制で、ただし、コーディネート業務と会計業務に関しては障害福祉室の非常勤職員が担当するという事になるんだそうです。が、これが本当なのか、それとも、市の直営派遣で、通訳者に関してはNPO法人枚方市手話通訳協会が担当するという事になるのか、実態としての形が見えてこないので判らないんですよね。この点についても、公開質問状への正式回答が出てから追求したいと思っています。それにしても、通訳協会の回答の遅さ、関西テレビの週刊朝日への回答並です。この体質、改善しない事には情報保障を担っている責任ある団体とは言えませんね。
 とにかく、4月から体制が変わる訳で、確実にコーディネート業務を中心とした事務業務については障害福祉室の非常勤職員が担当する事になる訳なんですよね。そこで問題なのは、一体誰がこの業務を担当するのかという事なんですよね。少なくとも、手話通訳が何なのか、どういった問題があるのか、どういう配慮が必要なのか、通訳をとりまく環境はどうなっているのか、そして、当然ながら、聴覚障害者のかかえている問題はどうなっているのかを理解している人でなければこの業務を単独の業務としてこなしていく事は出来ないでしょう。また、業務そのものの具体的な線引きについても明確にしていく必要があるでしょうから、そういった業務の整理と開発の出来る人であるべきでしょう。
 また、行政側に対しても、手話通訳のコーディネートがいかに重要な業務で通訳現場の調整がどれほど大切な事かという事を理解させていくという事も大切な事になる訳ですが、実はこれがなかなか難しい。非常勤職員という内部の立場にいる人間が、内部を変えるために動かなければいけない。しかも、完全に周囲よりも一団低い位置にいる非常勤という立場ではどうにも分が悪いんですよね。こういう時にこそ、例えば通訳協会や聴協などが協力に支援してくれる体制があれば良いのですが、それは果たして期待出来るのでしょうか。こういう事も含めて周囲と協調し、協働出来る通訳協会やコーディネータだと良いのですけどね。
 そういう仕組みや人、団体を育てるためにも話し合ったり、意見を交換したり、相談したり出来る関係作りが必要だと思っています。
 さて、そういう関係作り、どうやって始めればいいでしょうね。

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生活支援
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 晴れ。 月齢6 七日月 上弦

 今年度最後の授業。レポートの提出と発表でした。

 産経新聞の産経抄によると、国内最大の府中刑務所には46カ国の国籍、35の言語の受刑者がいるんだとか。もしかすると日本国内で最も多人種の密度が高い場所なのかも知れませんね。こういう場所ではコミニュケーションの問題以上に宗教や風俗、文化的な違いによる誤解や偏見からくるトラブルの方が厄介なんですよね。通訳者はこういう文化的な背景などが起因となる問題が発生した場合、それを補うための作業をする場合が結構あるようで、手話通訳者が対人支援業務としてやる事と似た事をする事があるんだと感心した事があります。
 現実に、音声語通訳者の業務の一つとして対人支援業務(生活支援)というモノが昨今では増えてきているんだそうです。私も経験があるんですけど、彼らにとってはたとえば健康保険に加入するというのも余り経験のない事だったりする訳で、保健入るよりもその金額を収入として国元へ送るとか、生活を豊かにする事に使うという選択をする事が少なくありません。で、病気や怪我をした時に困る訳ですが、こういう時に友達から保険証を借りて来て、当人に成りすますなんて事を平気でしちゃうんですよね。こういう事を「ダメ」だという事を教え、現実の生活の中でこういう事にならないように保険に入る事を勧めたり、病気の内容によっては生活面でのアドバイスや病院を紹介したり付き添ったりなんていう事が必要になってくる訳ですが、対人支援業務として考えた時に、こういう作業というのは大本の部分を改善する事で、(悪いシーンで)通訳が必要な機会を減らす事にも繋がり、大切な事でもあるんですよね。
 外国人労働者が今後増える傾向にある訳ですけれど、こうなってくると今までのように外国から来る人はエリートが多いという傾向は変わってきます。こういう傾向はヨーロッパなどの外国人労働者の多い地域でも辿ってきた事で、昨年のフランスの暴動なんかも背景にはこういう問題も含んでいる訳ですよね。
 と、ここまで書いてふと思ったんですけれど、自立支援法や地域生活支援センター等々の流れの中で役所にいるケースワーカーや相談員の業務が変質しつつある(とうに変質してしまっている)という気がするんですよね。最近では机にへばりついて書類の処理をするのがケースワーカーの仕事という感じさえしてしまいますけど、本来はそうではないのだという事を忘れてはいけませんね。

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誕生日に
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 曇り後晴れ。 月齢5 六日月 始生魄

 実は今日、私の誕生日なんです。と言ってもうれしいという歳ではない訳ですけども。日本人男性の平均寿命から考えると、もうとっくに折り返しポイントを超えているという事で、産まれてから今までよりも、これから先、死ぬまでの時間の方が短い訳で、どう生きてきたのか、どう死んでいくのかをちゃんと考えなきゃいけない歳なんですけれど、出来の悪い私はまだまだ「不惑」とはいかないようですね。

 「あるある大事典」の一件って、きっかけになったのは週刊朝日の取材だったんだそうですね。実はよく知らなかったんですけど、Podcastで、「週刊朝日編集長登場、今週の読みどころ」っていう番組があるんですけど、この中で事の顛末の紹介があったんですよね。それによると、元々は記事の信憑性というよりも、イソフラボンの上限値について全然触れられていないという事とか、納豆でホントにダイエット出来るのかっていう「ダイエット検証」としての企画だったんだそうです。ところが調べてみると出てくる出てくる。ほんの3・4日の取材でボロボロと嘘が出て来たんだそうです。そこで、関西テレビに質問状を出したそうなんですが、なかなか返答が来ないので催促してみると、「その件については今夕記者会見を行います」と一方的に告げられて切られてしまったんだとか。こういう対応って、いったいどうなってるんでしょうね。結果からいうと、視聴者を裏切り、出演者を裏切り、マスコミ界を裏切ってしまった一件なんですけど、こういう事って、えてして起こりがちなのかも知れないって思うんですよね。
 手話通訳も含めて通訳者という仕事には、伝える情報の信憑性を高い次元で保たなければいけないという使命がある訳ですけれど、これを維持するには絶えず自分が伝えている情報や伝える技術、知識を検証するという事が大切になる訳なんですよね。これには謙虚さとどん欲さともう一つ、客観的で広い視野が無ければいけないと思うんですよね。
 と、この続きはまた明日という事で。

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がんばれ新知事
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 曇り。 月齢4 五日月 眉月

 宮崎県の新知事、東国原英夫(そのまんま東)氏が初登庁、幹部等への挨拶をしたそうです。しがらみに縛られる事のない新知事ですが、裏を返すと、親派のいないオール野党体制っていう事でもあるんですよね。
 何だかみっともないのは、このオール野党体制って大阪でも東京でも長野でもそうでしたけど、何でもかんでも新しい知事のやる事に反対してとにかくへこませようっていう、まるで子どものケンカみたいなやり方ばかりなんですよね。みっともない。
 選挙戦そのものは圧倒的な得票差をつけて東国原氏が勝った訳ですけど、これについて各党は「知名度ゆえ」と見ているようですね。これ、選挙民は現状に対してノーといっているんだっていう事を見つめていない証拠という気がします。「判ってないね」って感じですね。

 民主党はこの状況に対して「少なくとも知名度が大きな影響力を持つという事は間違いないという事ですね」なんて言って、東京都知事選に筑紫哲也氏を対抗候補として出そうとしているんだとか。この見方、かなり見当違いなんじゃないかと思ってるんですよね。こういう見当外れな観察をしているからダメなんだよね。それにしても、民主党は一体何を考えているのだろうか。
 確かにね、過去の選挙戦ではタレント議員が知名度ゆえに当選したという事も沢山ある訳ですけれど、今回の選挙結果をそれだけの軸でしか分析出来ないようではダメなんじゃないでしょうかね。
 宮崎県では鳥インフルエンザで大騒ぎが起きちゃってますけど、就任早々のお手並み拝見という事になりそうですね。

 通訳協会ですけれど、どうやら今日、聴協、通訳協会、障害福祉室担当者で話し合いがあったようです。それによると、どうやら来年度はコーディネートと会計業務は障害福祉室採用(予定)の非常勤職員が担当し、通訳業務そのものは従来通りに進めるという事になるようです。ただし、通訳依頼については従来とは違って(従来は直接通訳者に連絡していた)役所に連絡してそこで手配してもらうという事になり(ただし閉庁時間後は通訳協階に依頼)する事になるんだそうです。
 この後退分を取り戻すにはどれだけの時間と労力がいるのかと思うとため息が出ます。

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体質的なモノじゃないのかな
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 晴れ。 月齢3 三日月 若月

 少しずつですが暗くなる時間が遅くなっているのと同じで明るくなる時間も早くなってきたように感じます。とは言え、今朝は6時に外にでてみると夏の大三角形が見えていました。もうそういう時期なんだね。

 宮崎県知事選挙で、そのまんま東氏がダントツのトップ当選を果たしたそうです。当初は泡沫候補と見られ、また、失言騒ぎなんかもあっておそらくダメだろうと見られていたのが、徐々に調子を上げ、トップ当選なんだとか。マスコミ等では精力的に誠実に選挙戦を戦った結果だろうといっていますけど、私は「言葉の地から」というのを感じたんですよね。
 選挙演説の様子を見ていると、ご当地の方言を使って、判りやすい言葉で語りかけるように話している様子が映っていました。これ、影響力というか、説得力強いですよね。親近感のある方言で、普通の言葉で語るという事がどれだけ大切なのかというのを証明したようなモノだと思うんですよね。誠実に、自分の言葉で、普段の言葉で話す事こそが説得力を持つのではないでしょうか。
 これと対照的だと感じたのが、昨日も紹介した「あるある大事典」についての関西テレビの会見ではないかと思うんですよね。
 結局、一社提供だった花王がスポンサーを降りるという発表をしたようですから、事実上、番組は打ち切りになるんじゃないでしょうか。こうなると可哀想なのは出演者という気がするんですよね(もちろん視聴者も可哀想なんですけど)。チェックはしていたという事ですが、ああいうデータに関するチェックってどうやってするんでしょうか?ニュースでは制作会社の焦りからというような事を言っていましたけど、焦ったからねつ造していいという事にはならないんですけどね。それ以上に事実を伝えるという事に対する責任感という者が無かったのだろうかと思いますね。
 とは言え、あの番組、時々見てたんですけど、サンプル数が少ないんですよね。あんなに少ないサンプルの結果をもって「こうだ」って結論付けるのはちょっと強引なんじゃないかって思ってたんですけども。今回の結果は制作会社の焦りと功名心という事で片づいてしまうのでしょうか。これって、実はテレビを筆頭にマスコミ全体に蔓延しているモノなんじゃないかっていう気もするんですけども。
伝える者の責任
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 曇り。 月齢2 三日月 

 ここのところ店頭から納豆が消えている事にお気付きの方も沢山いると思うんですけれど、これ、「あるある大事典」で「納豆がダイエットによく効く」と言う放送をした事によるものなんだそうです。ところが、この放送、実はデータをねつ造したもので、効果を確認出来たものだとは言えないんだそうです。
 ニュースによると、実際にはなかったコメントを日本語訳で紹介したり、ダイエットに効果があるとされるホルモン「DHEA」を血液を採取していながらも検査はしていなかったなど6点がねつ造だったんだとか。
 この番組はいわゆる「情報バラエティ」という事になる訳ですけれど、同じ電波で流されるニュースの信憑性に影響を与えるのじゃないかと思うんですけど、そういう発想はなかったんでしょうか。
 こういうメディアによる情報操作やねつ造事件というのはなかなか無くならない訳ですけど、これはいったいどういう事なんでしょうね。昔と違って、ネットがこれだけ普及してしまうと、唯々テレビなどのマスメディアから与えられる情報を鵜呑みにしている人だけではないという事に気が付いていないのでしょうか。だとすると、マスメディアの住人たちの情報に対する感覚のなんと鈍い事か…。
 それ以上に現状ではまだまだテレビというメディアが社会に対してどれほどの影響力を持っているのかをもっと真摯に見つめて欲しいですね。それにおごる事なく、謙虚に、そして慎重に譲歩をどう提示すれば正確に、そして解りやすく伝えられるのかという事を考えるというのは伝達をするという事を担う者の務めではないかと思っているんですけれど。ね、通訳者の皆さん。

 実は、わが家のWindowsノートが昨年の年末に本体のボードがいかれているっていう事が解って、本体ごと交換、HDDも入れ替えて貰ったんですよね(と言っても両方とも中古ではあるのですけれど)。で、年末年始は快調に動いていたんですよ。それが、ここに来てまたトラブっちゃって、どうやらHDDから異音がしていて、ダメになっているみたいだったんですよね。で、これはもうHDDを入れ替えるしかないと思って、いつ日本橋に行って入れ替えて貰おうかって考えていたところ、ふと、自分でやってみようと思ったんですよね。で、HDDはっていうと、ちょうど(?)以前のPowerBookで使っていて入れ替えた2.5インチのノートパソコン用が余ってたんですよね。で、ネットでこのノートのばらし方(HDDの交換方法)を調べてみると、あったんですよね、これが。で、ダメ元でやってみたらあっさりと交換修了。電源を繋いで、インストールディスクを入れてスイッチを入れるとあっさりと認識してシステムのインストールが始っちゃったんですよね。と、いう事で、我が家のWindowsPCは以前の12GBから30GBにアップグレードしちゃいました。いやぁ〜、やってみるモノですねぇ。
 ま、このWindowsノートはエディタと、ファイルの交換や変換程度にしか使ってはいないんですけどね。それでも、Windowsの使いにくい事ったら…。やっぱりMacの方が使いやすいです。

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事例を教訓化する事の重要性
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 曇り。 月齢1 既朔 大寒

 今日は大寒ですけど、そう寒くない大寒です。今日からセンター試験という事で、受験生の皆さんはがんばってください。昔はこの頃よく雪が降って大雪で交通機関が麻痺したりして受験生に大きな影響を与えるなんて事もよくあったんですけど、今年はそういう事全然無さそうですね。

 「焼き菓子は大丈夫」と言っていた不二家、実は05年にスナック菓子の箱に虫が混入していたという事が判りました。食品そのものに混入していたのではなく、箱に入っていたという事ですけど、それでも工場のライン内に虫が入る好きがあったという事ですから、問題としてとらえるべきだったんじゃないでしょうか。
 元従業員らの話ではライン内に殺虫灯がついていたとかという話も出てきているようですし、販売店でもカビの生えたところをつまんで取ってクリームやフルーツをデコレーションしてごまかすのが日常的に行われていたという話も出てきています。会社全体の体質として、こういうものがまん延していたっていう事なんでしょうね。
 先日見たテレビでは、ある食品の最新工場が紹介されていて、「勿体ながらないのが食品会社の務め」と言っていました。この工場では蓄積したノウハウから徹底した対策を講じていて、ハード面だけでなく、問題点を隠ぺいするのではなく、公表する体質作りも徹底しているところから多くの問題を無くしているという事で、とても素晴らしいものでした。
 他方、不二家のこの状況は旧態依然とした「お家大事の体質」という感じで、消費者を中心に据えた管理ではなく、売り手側の理屈を中心にした管理だという感じですね。
 手話通訳の研修の際に「事例は教訓化し共有しなければいけない」と言う話が出た事があります。前者の企業は過去のあらゆる事例を教訓として採り入れ、対処方法を身に付けるという形で管理を進め、後者(つまり不二家)はせっかくの事例をなんら教訓とせず、過去から何も学ばなかったという事が言えるでしょうね。
 過去の例という話になると今回必ず出てくるのが雪印の例なんですけれど、ま、これは仕方がないといえば仕方がないとは思うんですけどね、この場合、見習うべきは松下のファンヒーターの例なんじゃないかと思うんですよね。
 不二家も、松下がした様に、全てを認め、情報を公開してどういう状態でどうなっていたのかをさらけ出した上で、今後どういう方法で対処するのか、結果としてどういう形で安全が保障されるのかという事を明示するべきだと思うんですよね。少なくとも、自社の事例は教訓化するべきだと思います。

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犯罪者の処遇
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 薄曇り。 月齢29.5 新月

 昨日も書こうかどうしようか迷って結局保留にした事件が大阪・八尾市の児童放り投げの事件なんです。色々考えてると考えがまとまらなかったんですよね。
 この事件の犯人は知的障害者であったという事が報道上で少し問題になったようですし、報道では「知的障害者」とはっきりとは言わなくても、「授産施設に通っていた」などの表現から察しがついてしまう訳なんですよね。人権上の処置として「知的障害者」と言わなくても、結果としてそれが判ってしまう報道はホントに人権を尊重した報道なんでしょうか。一方で、その部分が明らかでないとなるとこの事件の本質的問題点というのは全く霧の中に隠されてしまう訳で、重要な情報でもあるという事にもなってしまいます。とは言え、「知的障害者が事件を」となるとそれだけで「だから障害者は隔離しなければ」というステレオタイプな反応を起こす人も結構多いんですよね。そういう意味ではこの情報をどう提示するのかというのはデリケートな問題なんでしょうね。
 それとは別に、知的障害者や精神障害者が罪を犯した後、有罪、刑に服する事になった場合も、刑務所が障害者に対応出来ていないという事も大きな問題なんじゃないかと思うんですよね。たとえば、授産施設や作業所といったケア体制の整った環境下では落ち着いていたり、それぞれのペースにあった経験を積む事で適応出来ていたりする事が、刑務所では全くそれらとは違う状態になる訳で、それ自体がストレスになったり、せっかく積み上げてきた経験などを反故にしてしまう事もあるんですよね。つまり、刑期を終えて出所してきたとしても、本来「今後罪を犯さないように」という取り組みをするべき期間にそれらの事が出来ないままでいる訳で、以前よりも悪い状態になる事も多いんじゃないかと思うんですよね。医療的見地だけでは無く、障害特性に合せたケアの出来る仕組みが刑務所内にない限り、こういう問題は改善されないという事になり、結果として再犯の可能性を大きくするんじゃないかとも思うんですよね。
 知的障害者や精神障害者だから犯罪を犯すというような捕え方をする人が結構多い訳ですけど、現実には健常者の犯罪率と比べるとおそらくあまりかわらないか、場合によっては低いかも知れません。この誤解はそれらの障害に対する不理解や誤解から来るモノなんですが、社会はそうは思っていないんですよね。
 障害者が地域社会で生きるには、サポート以上に周囲の理解が必要なんですが、現在の日本では支援(サポート)の仕組みにばかり注目されていて、こういった理解の環境作りといった事が等閑にされているんじゃないかと思います。その結果、支援そのものが心の存在しない形だけのものになってしまっているんじゃないかと思ってしまいます。
浪費しない社会
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 雨後曇り。 月齢28.5 晦

 イオングループがレジ袋を有料化(5円)するという事で、多くのメディアに採り上げられていますね。家の近くにはもう既に何年も前からレジ袋有料化を続けているスーパーがあって、それでもそこは結構はやってるんですよね。大手にとっては大英断だったんでしょうけれど、今後ともどんどん進めて欲しい事の一つですよね。
 もう少し進めて、量り売りを復活させるとか、パックをやめにするっていうのはどうなんでしょうか。パックをやめにするのは難しいかも知れないけど、それなら買い物を入れ直すコーナーの一角に発泡スチロールのトレイの回収コーナーとかを設けて、買い物が済んだらもうそこでパックから出して詰め直してトレイをそこに出して帰れるなんて形があると、家庭ゴミは大幅に減るんじゃないかって思うんですけど、どうなんでしょうか。
 省資源化にとって必要なもの、環境負荷を減らす方法としてはリサイクルだけでは無く、「リデュース」、「リユース」といった事も同時に進めていかないと大きな効果は得られないと思うんですよね。リデュース、つまり、そもそもの利用料を減らすという観点から見ると、量り売りのような方法はとても効率的なんですよね。また、液状のものの量り売りではビン類の使い回しが可能になる訳で、リユースにも繋がる訳ですよね。また、必要なものを必要なだけ買う事が出来るという事でもとても合理的だと思うんですけど。
 そう考えるとね、昭和40年代までの日本って物を上手く使っていたんだなって思うんですよね。液状のものはもちろん、色々なものが量り売りされていたり、傘や包丁、鍋といったものは修理をする人が街を廻っていたり、物に愛着をもって使い、尊ぶっていう精神はとても素敵な文化なんじゃないかって思うんですけどね。
 お買い物にはお買い物バッグを持っていきましょう。カゴにちょうどフィットするタイプのバッグってあるんですよね。あれだとレジでカゴに被せちゃえばそのままレジのお姉さんに入れてもらってそれをそのまま持って帰れば良いだけなんですよね。これだと時間もレジ袋も節約できる訳で、優れ物ですよね。

 不二家はスーパーやコンビニが不二家製品を撤収している事に慌てて、「生菓子以外は安全」とする安全宣言を出しているようですが、これ、どう見てもそのまま鵜呑みに出来るモノでは無いですよね。これで乗り切ろうなんていうのは全くもって何を見ているのか、何をどう理解しているのかが問われます。スーパーやコンビニの判断はつまりは「消費者は今の状態だと不二家製品を買わないだろうし、置いておく事でほかの製品も悪いイメージで見られる可能性がある」という判断があったからだと思うんですよね。つまりは消費者心理を慮っての事。ところがそれに逆行する「安全宣言」を平気で出してしまえる不二家っていうのは、消費者不在の理屈だと思うんですよね。これって、利用者不在の理屈を言い張っている通訳協会と同じでどうしようもないモノですね。こんな調子でタカを括っていると不買運動にまで及ぶかも知れませんよね。そういう事って思いつかないのでしょうか。
 こういう問題が発覚した時にいつもいわれる事で、そのくせ、最近の企業はそれが出来ないで大失態を露呈しているのが、「ピンチこそチャンスへのきっかけ」っていうものですけど、不二家はどうするのでしょうか。松下のように浮上できるんでしょうか。こういう時こそリスクマネジメントやカタルシスマネジメントをしっかりとやって欲しいと思うんですけどね。

 カタルシスっていうと、毎年この時期になるとアメリカの「原子力科学者会報」という科学誌が世界の終わりまで後何分かを示す世界終末時計というのを発表しますが、なんと、終末まで残り後5分に進みました。9.11の際に7分前まで進んだものが、今回2分進んだ事になるそうです。この「世界終末時計」ですけど、アメリカの「原子力科学者会報」が管理しているもので、世界の終末まであと何分あるのかを表わしているものなんですよね。1947年に7分前という発表から始ったもので、アメリカとソビエトが水爆実験に成功した時には2分前まで進んだものの、その後持ち直し、1963年に米ソが部分的核実験禁止条約締結時には12分前まで戻ったんですけど、その後また核の拡散等で1984年には3分前まで進み、その後また1991年に17分前まで持ち直し、インドとパキスタンの核兵器保有やアメリカのABM(弾道弾迎撃ミサイル制限)条約からの脱退やテロの脅威などから7分前まで進んでいたものが、今回、北朝鮮の核実験の成功やイランの核開発、温暖化などを総合的に評価して2分進んだんだそうです。
 この「5分」という意味がどういう意味を持つのかっていうのはあまり具体性のあるモノではありませんけど、それでもこのままでは世界の終わりが近づいているという事だけは判る感じですね。

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あれから12年
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 雨後曇り。 月齢27.5 二十九夜 晦

 平成7年の1月17日を覚えておいででしょうか?平成7年1月17日午前5時46分淡路島北端辺りを震源とする大地震がありました。当時、実家にいましたが大きく揺れ、とっさに起き上がってベッドの足下の本棚を押さえた途端に、枕元の棚が崩れ倒れてきたのを覚えています。あれから12年。一回りした干支が時間を感じさせますね。

 不二家ですけど、広報の回答も目茶苦茶としか言いようのないモノですね。対象商品の数量が解らないとか、発送地域が解らないなんて事はある訳ないと思うんですけども、それを平然といってしまえる辺りは全く管理されていないって言う事で、管理してなかったって言う事でしょう。
 どれだけの原料をいつ、どのロットに使用して、どこへ出荷したのかって言うのが掴めていないなんていうのはISOのシステム上考えられない事なんですよね。で、これが答えられないっていうのは完全に管理していなかったという事か、答えるとまずい事があるかのどちらかだろうと思うんですけどね。まがりなりにもISOの認証を受けているのなら、書き込むべきフォームに書き込まないでいるっていう事の方が後々面倒なので、おそらく後者なんでしょうね。では、何がまずいかっていう事が問題になる訳ですけど、公表しているよりも規模が大きいっていう事なのかも知れませんし、もっと深刻な事態なのを隠しているっていう事なんじゃないかって思うんですけれども。ま、それは不二家にしか判らない事っていう事なんでしょうけれど。
 2月の上旬には販売を再開した行っていう事を考えているようですが、これはつまり2月14日のバレンタインデーを見越しての考えなんでしょうね。そもそも、11月には判っていた事をここまで隠してきた事も年末のクリスマス商戦をなんとかしたいっていう思いがあったんでしょうし、それもこれも消費者なんて全く考えていないっていうのがよく見えてますよね。
 保健所に提出した顛末書にしても、経緯についてはたったの2行で書かれていたそうで、保健所もこれには閉口して「もう少し詳しく…」と言ったようです。
 こういうリスクマネジメントやクライシスマネジメントについてここのところずっと色々と話題になっているのにこうまで無防備というか、ガタガタだっていうのが驚きですね。介護保健や福祉系の企業に至ってはこういうマネジメントは全然出来ていないのが現実で、もっと酷いと思いますけどね。介護系の事業所なんかは酷いところは「してやってるんだ」っていう意識が強いんですよね。利用者も「してもらってる」っていう意識が強いので問題にしないっていう事が結構あるんだと思いますけど。こういう部分を改善しない限り、福祉って進歩しないんだと思うんですけどね。

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メッキは剥がれます
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 曇り後雨。 月齢26.5 鎮静の月

 ここのところとっても眠くて機能も早々と10時には眠ってしまう始末。少し疲れてるのかな?

 以前のエントリーでも書いた不二家の件ですが、昨日の会見によると、7年間で18件の期限切れ原料使用例や、パート社員の判断としていた物が実は上司の指示だったとか、1グラム中100万個といっていた最近の数も実は640万個も入っていたとか、工場長などの責任ある立場にあるものが事実を容認していたなどという事が明らかになったようです。これは完全に組織ぐるみの行為だったと言わざるを得ないのに、「組織ぐるみの行為と言われても致し方がない」という社長のコメントは、その事実を認めたものとは言えないと感じます。
 フランチャイズ店は事件以来休業状態になっている訳ですけど、休業補償はどうなるんでしょうね。また、大手スーパーも不二家製品の販売を休止するようですが、これらは返品になるのでしょうか。不二家の経営ってどうなるんでしょうね。
 それにしても、前回の会見での報告を覆すような会見になった訳ですが、つまりは事実を隠ぺいしようとしていたという事なんだと思うんですよね。これは完全に消費者をなめてるとしか思えません。
 会見の中で辞任表明の際に「辞任をして参りたいと思います」という言い方をしているんですよね。これ、どういう言い回しなんだろうって思いませんでしたか?私はどうもこの中の『参ります』に引っ掛かっちゃったんですよね。なんでわざわざ『参ります』と付けてしまったんだろう?って、思いませんでした?
 こういうとっさの発言の際や、言いにくい事を言わなきゃいけない時って、どうしても深層心理が出てしまうって言う事があるんですけど、この「参ります」っていうのはおそらく「今後も続けて行く」という意味を含んでいる訳で、社長という形では無いにしても何らかの形で会社に関わりを残すつもりなんじゃないでしょうか。同族企業の創業者一族らしい発言っていう気もしますね。企業を個人の所有物だと思っているからこそ、こういう事になってしまったのかも知れませんし、今後も自分の思い通りに出来ると、まだ思っているのかも知れませんね。だからこそ「参ります」になったんじゃないかって思います。
 不二家さんくらいの規模だとISO取ってるよなぁって思ってちょっと調べてみたら、本社の菓子事業部門で9001を、埼玉や野木、泉佐野では14001を修得してるんですよね。それで、こういう事態が発生するんだから、いかにISOがあてにならないかっていう事なんですけどね。
 ISOの認証に関しても、認証機関が調査に入る事になっているようです。調査の結果、どういう事が解るのかにもよりますが、今回の事件の原因になったような管理体制が実は常態化していたとすれば、調査の中で露呈するんだろうとは思うんですけどね、ISOって、結局のところ書面上の仕組みがどうなっているかっていうのが重要視される訳で、今まで認証が通っていたっていうのはこの辺りが上手く誤魔化されていたっていう事なんじゃないかって思うんですよね。という事で、今回の臨時審査でその辺りの検証が本当にちゃんと出来るのかっていうのも実は怪しいんじゃないかって思ってるんですよね。こういう事実があったという事自体が既にISOの目的からかけ離れている訳で、こういう事実だけで認証取り消しっていうのがホントじゃないかって思うんですけどね。ま、ISOってその程度の物だと思ってますけど。
 今回の件については、「同族企業だから」という視点で見ると間違ってしまうと思っています。同族企業ではなくても、こういう問題は起こると思いますし、たとえば、三菱自動車のハブの問題なんかも、同族企業でなくても起きた訳ですし、実はまだ続いているっていうのが三菱自動車という企業の体質的問題だっていう事を示していると思うんですよね。どうしてあんなに大きな事件になったっていうのに、同じ事がまだ起きてるんでしょうね。

 ホワイトカラーエグゼンプションですけど、結局、「国民の理解が得られていないから」という理由で先送りにされるようです。これもなんかね、つまりは阿部さんがどこ向いて政策決定しているのかっていうのを表わしているような気がしませんか?
 「国民の理解が得られない」というのは到底理解出来る(容認出来る)内容では無いからで、いつまで経っても理解なんて出来っこ無いと思うんですよね。ホワイトカラーエグゼンプションなんていうカタカナからして理解できない訳ですけど、そういう事以上に内容に問題ありだと思うんですけどね。
 結局経団連(つまり企業)の方を向いて政策を考えているっていうのがこういうところでも露呈しているんじゃないでしょうか。
 阿部さんはどうしてこうもカタカナ言葉を多用するんでしょう?これ、「美しい」ですか? どうも私には阿部さんの言っている「美しい」が表面的なモノに感じられて仕方ないんですよね。
 と、考えて行くと、結局不二家の社長も阿部さんも思考のベクトルが同じなんじゃないかって言う気がするんですけれど…。

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半月過ぎちゃったね
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 晴れ時々曇り。 月齢24.5 二十六夜 鎮静の月

 年が明けてもう既に半月が経ってしまっている訳ですけれど、皆さんはどうお過ごしですか?
 
 実は、Podcastを今年はしてみたいと思っていろいろ画策中なんだっていう話は既に皆さんもお読みかもしれませんね。何とかしてみたいと思ってるんですけどこれがなかなか難しい。現在試行錯誤中です。

 一昨日は、今年最初の手話サークル例会日だったんですけれど、何だか疲れちゃっててパスしちゃったんですよね。ですから、例の「公開質問状」に対する回答がどうなっているのかも解らず仕舞いです。といっても、おそらくまだ回答を文章化するところまではいっていないと思うんですよね。という事で、そちらはもう少しお待ちください。

 「iPhone」がいろいろと反響を呼んでいるようですね。OS Xベースのシステムという事みたいですけど、ウイルス対策などなどを考えて今のところクローズドな環境なんだそうです。コネクタ形状がiPodと共通という事で、iPod用のアクセサリーはそのまま使えるんだとか。という事はiPod用のスピーカーとかを使ってハンズフリーの電話にもなるのかな?
 iPhoneのアジア地域での発売は2008年という事だから来年以降という事になる訳ですけど、実はこのiPhone、このままだと日本では使い物にならないんですよね。この電話、「GSM方式」という方法の電話端末で、日本ではこの方式を採用している携帯電話会社がないんですよね。もしも日本で発売するとなると、日本向けの中身を作って売らなきゃいけない訳で、今のところ結構ハードルは高いっていう感じですね。
 iPhoneと同じインターフェイスのiPodがどうやら次世代iPodとして登場してきそうですね。大きなスクリーンになるという事は映像ももっと大きく見る事が出来るようになる訳で、iPodとしてもメリットは大きそうですね。去年の暮れに買い替えたところなんですけど、新型の登場が待ち遠しい気がします(と言っても買う予定はありませんけど)。

 私が子どもの頃はまだ宇宙がどれくらいの年齢なのか、正確なところは解っていなくて、だいたい150〜200億年程度ではないかと言われていましたが、今では137億年というのが正確な宇宙の年齢とされています。太陽の年齢が約50億年、地球がだいたい45億年程度だろうとされていますから、そのだいたい3倍程度という事ですね。
 ところで、137億年っていうのは、実は大方の予想より短かった訳なんですよね。で、大方の予想に反していた原因は、当時の予測では宇宙が現在の状態になるにはもっと時間が必要だとされていた事によるようです。また、宇宙の形成には当時観測されている物質の質量の総計でも足りないとされていて、見えない物質の質量が大きく関与しているだろうとされ、その物質を「暗黒物質(ダークマター)」と名付けられました。「暗黒」っていうのは別にその物質が黒いという事ではなく、見えない(観測されない)という意味なんですけどね。で、つい先頃、このダークマターの観測に成功、従来の理論的予測と合致する事が解りました。これ、天文学的にはとても大きな意義のある観測なんですけど、世間的には地味な発見ですよね。でも、今年も天文学はいろいろとエキサイティングな発見がなされそうな予感です。

 通訳協会の件ですが、「公開質問」はHPのトップページからご覧になれます。で、どうやらNPO法人の法人格についても、解散はしないという事になったそうです。それにしても、臨時総会までして「解散決定」したらしいのに、財産の処理がややこしいなんていうとんでもなくしょうもない理由で総会の決定事項をあっさり覆すあたりもどうなんでしょうか。余りにも現理事(の一部と見たほうが良いのかも知れませんが)の計画性や先見性や信念の無さというのが露呈しているような気がしますね。こんなことだから、全く見当違いの事をしでかしたんだって思いますね。

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授業開始
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 晴れ後曇り。 月齢21.5 下弦 二十三夜

 今日から大学の授業開始。といっても後期の授業って、1月いっぱいで終わりなんだけどね。最終日にはパフォーマンス発表とレポート提出という事で、この両者ともかなり早い時期に言ってあった訳ですけど、今頃になって「レポートって何ですか?」なんて聞きに来るとぼけた学生がいるんだよね。君サ、それ、授業出てませんでしたって言ってるようなもんだよ。

 お菓子の不二家がとんでもない事をしてました。なんと材料として消費期限切れの牛乳を使い、それで作った完成品の賞味期限も規定よりも一日ずらしていたんだそうです。これ、つまり、消費者なんてどうなってもいいって思っている証拠ですよね。不二家ほどのメーカーがこういう事を平然と(しかも今回だけではない様子)行っていたっていうのはとんでもない事ですね。企業倫理はどうなっているんでしょうか。不二家さん、ヤバくないですか?バッシングは免れ得ないと思いますけど…。企業としての社会的責任やモラルってどう考えているんでしょうか。
 社会的責任というと、どうも阿部内閣の大臣ってモラルの部分でグレーゾーンにいる人が多いんじゃないかっていう感じがしてしまいますよね。伊吹文部大臣も事務所費問題について非常に曖昧な発言で煙に巻こうとしているようですけど、それはどうなんでしょうか。政治資金の取り締まりって、もっと厳しくても良いんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうか。領収書が無くても認められるなんていうのはどうしてなんでしょう? 「領収書をもらえない場合がある」って、それはどういうケースなんだろう? それって、自分のポケットから出せないのはどうして? こういうお手本を示すべき立場にいる人は「法律的に問題がない」だとか、そういう視点ではなく、人としてどうなのかっていう視点でものごとをとらえて欲しいものですね。

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iPhoneの発表と社名変更
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 晴れ。 月齢20.5 二十二夜

 今日は本恵比寿という事で、「福男」を争うレースがあった訳ですけど、今年は初盤からぶっちぎりという感じで一番福が決まった感じでしたね。二年連続一番福なんだそうです。
 数年前でしたっけ、消防署員による囲い込みとかで不公平感が出て問題になり、場所をくじ引きで決めるなどという事にして公平性を保つ事になったようですが、良くも悪くも日本人の生真面目さというか、もう少し余裕を持って「イベント」として楽しめないモノなんでしょうかね。

 アップルが「iPhone」と「Apple TV」を発表、iPhoneはかなりクールなインターフェイスになっているようです。iPodを縦長にした感じのデザインで、ボタンはホームボタンのたったの一つだけ。後はタッチパネル式になっていて、大きなスクリーン上をタッチして操作するんだそうです。インターフェイスはAppleらしいスマートな設計になっているようで、たとえば、本体を横に倒すと画面も横表示に自動的に切り替わるみたいですし、iTunesと同じ操作方法で選曲できたり、電話、メール、ネットブラウズ、写真、カレンダーとそれぞれがとてもスマートな操作方法で作られているようです。
 「iPhone」という名前についてはシスコ社の製品ですでに使われている訳ですが、どうやらAppleとシスコ社でこの問題について一定の合意に達しているようで、Appleがこの名前を使う事をシスコは認めている感じですね。
 iPhoneにはOSとしてMac OS Xが入っているという事で、今後もしかしたら超小型のOS X端末が出てくるかもしれませんね。
 実は私がこの「iPhone」以上に驚きを感じたのは、「Apple Computer」という社名から「Computer」をなくし、「Apple Inc.」に社名を変更したという発表なんですよね。これはAppleの現在のビジネスに合致するものでもありますけど、今後のAppleがどっちを向いて行こうとしているのかっていうのも暗示しているような気がします。コンピュータを中心としたデジタルデバイスメーカー化しようとしているという事でしょうか。
 そのうち「i Camera」とか出てくるのかな? もしかしたらNewtonも違った形で復活するなんて事もあるかも?

 「防衛庁」が「防衛省」に昇格、防衛長官も「防衛大臣」に昇格なんだそうです。権限強化が狙いという事なんだとかって言ってますけど、権限の強化ってホントに必要なんでしょうか? 私は総理大臣直轄の現体制の方がコントロールし易くて良いんじゃないかと思うんですけどね。
 外務省がテリトリー争いという事ですでに釘を刺しているようです。何だかね、みっともない感じがしませんか?
大人たちの夢
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 晴れ。 月齢19.5 二十日余の月

 山崎拓氏が北朝鮮を訪問、単独で交渉を行うという。これ、どうなんだろ?山崎氏、今も自民党党内ではそれなりの立場にいる人だよね。自民党というか、政府は小泉さんの時から一貫して「二元外交はしない」と言ってきた訳ですけど、それを破っての訪朝は、つまりは手柄を挙げたいと言う思惑が優先したものではないのかっていう気がします。小泉さん訪朝の露払いっていう意味もあるようですが、これまた小泉さん自身が、自身が言ってきた事を覆してしまうと言う事になる訳で、これまたある意味では小泉さんらしい行動って言う気もするんですよね。
 山崎さん、北朝鮮の言いなりに何らかの約束をさせられて帰ってくるっていう気がするんですけど、どう責任を取るつもりでしょうか。もうすでに山崎氏の時代は終わっているんじゃないかって思うんですけど、それを何とかしようと言う悪あがきという事なんでしょうかね。

 新しい年になって、つまりは21世紀もすでに6年目を迎えたという事になる訳ですけども、どうも子どもの頃に描いていた「輝かしい21世紀」とは違っているような感じですよね。30年くらい前に描かれていた「21世紀」はリニアモーターカーがすでに実用化されていて、月にも人間が乗じいる基地があり、宇宙ステーションに民間人が行き交い、エネルギー問題も解決していて(当時は石油ショックなどで石油は20世紀中に枯渇するなどと言われていました)、世界から争いがなくなっているというものでした。ま、21世紀もまだまだ始って10年も経っていない訳で、テクノロジーに関してもまだまだ20世紀テクノロジーの上に成り立っている状態ですから、まだまだ時期尚早という事なのかもしれませんけどね。
 今年はウインドウズも次期バージョン「Windows Vista」が発売されますし、Macも「MacOS X 10.5(いわゆるLeopard)」が発売されます。アップルに関してはどうやら携帯電話が発売されそうですし、それ以外にも「iTV」なる物も出てくるんだとか。Leopardの発売は楽しみです。

 もっと広い視野で見てみると、「月」がとても注目を浴びています。
 JAXAは本格的な月探査衛星「セレーネ」を打ち上げる予定にしています。これ、「アポロ以来の本格的探査衛星」とJAXAは言っています。また、中国やインドも月面観測衛星の打ち上げを予定していて、これからの本格的な宇宙空間時代の競争はまだまだ激化しそうです。

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大人じゃん
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 晴れ時々小雨。 月齢18.5 更待月

 成人の日です。いくつかの祝日が連休を増やすためだとかで第2月曜日なんていう不特定の日に変更になった内の一つが成人の日なんですよね。という事で、今年は今日が第2月曜日。成人式でしたけど、毎年テレビや新聞を賑わすのが青年の日の記念式典に登場する不埒な勘違い成人たち。
 実は今日は未だテレビで報道されているのを見てはいないのですけど、ネットでは愛知県半田市の成人式が一部成人によって荒らされたっていうのがニュースとして流れています。舞台上に駆け上がったり、舞台近くの席で騒ぎ続けたり、注意を受けた後もクラッカーを鳴らしたりと傍若無人ぶりを発揮していたとか。
 毎年沖縄や高知の様子が報道されていますが、これだけではなく、多くの地域でこれと同様の事が毎年行われているっていうのはどうにも恥ずかしい限りです。「新成人」として「大人」である事を認められると同時に、「大人」としての品格や振る舞い、責任というものも求められる訳ですが、彼らにはそれらが全く見えてないんでしょうね。見えるのは唯々「何でも自分で自由にできる」という思いのみなんでしょうけど、それには当然の事として責任というモノが付随してくるっていう事を思い出して欲しいものです。いっその事、成人式とかで暴れた新成人は成人の資格を一時停止して「成人浪人」っていう事にするっていうのはどうでしょうね。ああいうの、どうして取り締まれないんだろ。はっきり言って犯罪だと思うんだけど。
 20年前、今年の新成人が産まれた1986年の出来事を振り返ってみると、スペースシャトルチャレンジヤー号が打ち上げの際に爆発、乗組員が全員死亡したり、当時のソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリの原子力発電所が大爆発をおこし前代未聞の大規模放射能漏出が起きたり、伊豆大島の三原山が大噴火を起こしたり、余部鉄橋で列車の転落事故が起きたりなんていう悲惨な事件が沢山起きています。悲惨な事だけではないんですけどね。

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今年はベートーベン生誕180周年
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 曇りのち雪。午後から晴れ。 月齢17.5 寝待月

 七草。
 実は今日は死んだ母の誕生日だったりするんだよね。

 去年はモーツァルトの生誕250周年という事でモーツァルトブームだったんですよね。で、今年はって言うと、実はベートーベンの没後180年に当たるんですよね。「180」って、それほど切りの良い数字ではないとは思いますけど、「敬愛なるベートーヴェン」という映画が正月映画として封切られている関係もあって、今年はクラシック界はこれで押してくるのカナなんて見ています。
 ベートーベンは一時期モーツァルトに弟子入りしていますが、どうもあまり指導を受ける機会がなかったようです。一説にはモーツァルトがベートーベンの醜さを嫌っていたという話もあるくらいですが、現実にはベートーベンの家庭の事情のようです。その後、ハイドンに師事し、名作を生み出す時代を迎える訳ですが、モーツァルトよりもハイドンのイメージの方が確かにありますよね。
 20代後半から聴力が低下し、晩年にはほぼ聞こえない状態であったようで、この失聴の原因については従来、梅毒によるものといわれていましたが、最近の研究では頭髪から通常の100倍近い鉛が検出された事から鉛中毒によるものではなかったかと言われていて、晩年の体調不良(慢性的な腹痛や下痢)についてもこれで説明がつくようです。なぜ鉛中毒になったのかについてはモーツァルトのような毒殺説は無く、ベートーベンがワイン好きだった事がその原因とされています。当時のワインには酢酸鉛を含んだ甘味料が添加される事が多かったようで、その過剰摂取によるものとされています。モーツァルトとベートーベン、対照的な2人だと私は思ってるんですよね。生前、光り溢れる中で作曲活動を続け、晩年にそれまでの光とは裏腹な暗い最後を迎え、人知れず共同墓地に埋葬され、今ではどこに埋葬されたのかさえ解らないモーツァルトに対し、苦悩の中で作曲家生活を送り、それでも多くの音楽家に慕われ、葬儀には3万人もの参列者が集まり、立派な墓地が残っていて、没後も慕われ、シューベルトをして「ベートーベンの近くに埋葬して欲しい」と言わしめたベートーベン。両者共に音楽界に大きな足跡を残した事には間違いは無い訳ですけど、光と影を感じるのは私だけなんでしょうか。モーツァルトが1756に生まれ1791年(享年35歳)に亡くなっています。ベートーベンは1770に生まれ、1827年(享年56歳)に亡くなっています。ちなみに、フランス王家を滅亡に追い込んだ張本人と言われるマリー・アントワネットは1755年に生まれ、1793年(享年38歳)に亡くなっています。モーツァルトが生を謳歌し、ベートーベンが苦悩に打ちひしがれていた頃、フランスでは革命が起きていたんですね。

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移行進行中
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 雨。 月例16.5 居待月

 一日中雨だったので気持ちだけでもっていう事で写真は4日の青空を使っています。
 今年の干支は亥なんだそうで、なんだか亥の年にはいろいろと大惨事が起きているんだそうです。一回り前の1995年は地下鉄サリン事件、阪神・淡路大震災と確かに大きな事件が起きていますし、その一回り前(1983年)にも、日本海中部地震や大韓航空機撃墜事件、三宅島の大噴火などが起きていますし、そのまた一回り前(1971年)には自衛隊の戦闘機と全日空のB727が正面衝突して162名が死亡する大惨事が起きています。
 ま、一年という長い時間の中だと大惨事が一度くらいは起きるのかもしれませんけど、今年は無事で過ごすことが出来ることを願っています。

 ほぼ移行を終えたパソコンですけど、大きな問題は今のところそれほど無いようです。ただ、先日も書いたように日本語変換エンジンがIntel Macになってそのままでは使えないということになってしまったことが大きなショックでしょうか。ただね、これもとりあえずuniversal versionのトライアル版を使っておいて、近いうちに正式版を買ってこようと思っています。
 Intel Macのインプレッションですけれど、今回の移行はMac mini 1.83への移行なんですよね。スペック的にはMac miniの中でも一番下のもので、ただメモリーを1Gにしてある程度で、HDDの容量などにも不満はあるんですよね。「Mac miniは拡張性に問題がある」なんてよく言われますけれど、基本的な拡張性についてはあれだけUSBがついていればそれほど大きな問題はないと思いますが、前述のHDDの拡張性も、USBやfirewireで拡張することも出来る訳で、大きな問題はないと思います。このサイズと静かさって言うのを考えると、この当たりは割り切りが必要なんじゃないかって思いますね。とりあえず、家にあったfirewireの60GのHDDをぶら下げていますけど、出来ればもっと容量の大きいHDDに換えたいと思っています。
 Intel Macになったっていう事で、アプリケーションによっては使えないものなんかも出て来ている訳で、それがちょっと問題ですよね。今年はOfficeもバージョンアップする年だったっけ? という事で、アプリケーションにお金がかかりそうかな?
 リモコンでDVDやiTunesを呼び出して使える当たりは何だか家電製品っぽくて親近感が湧くかもしれませんね。家人が買ったiMacにはオールインワンでカメラまで内蔵していてビデオチャットがそのまま始められるっていう凄さには驚いちゃいました。

 ホワイトカラーエグゼンプションに付いてはこのブログでも取り上げたことがありますが、公明党が反対の姿勢を示しているようですが、自民党がどうも「選挙に不利」という理由から見送る様子なんだそうです。ホワイトカラーエグゼンプションには問題が多いと思っていますので反対なんですけれど、それにしても、「選挙に不利」という理由っていうのがどうにも自民党が国民、特に「庶民」を見ていないという事がありありと判りますね。戦後最長の好景気なんていうのも体感的には全く感じられないどころか、不況感さえ感じる訳ですけど、そうやってどんどん格差が広がっていく状態を正当化し、「経済的合理性」という物差しで進むべき方向を決めていくのはどう考えてもおかしいんじゃないかと思うんですよね。「選挙に不利だから」ではなく、本来なら、「国民が反対しているから」とか、「国民のためにはならないから」という理由でないっていうのがどうも自分たちの都合でしか物事を考えられない「政治屋さん」の理論だなって感じますね。

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