IMG_9076.jpg


 晴時々雨。 月齢24.3 二十五夜 鎮静の月

 お昼過ぎと夕方に凄い勢いの夕立。その後ぱっと晴れて東の空に大きな虹が出ていました。

 今朝、グッドウィル・グループの折口会長がテレビにでて謝罪と釈明をしていましたけど、それを見て余計に疑問が浮かんだというか、この会社、ダメだなって思いましたね。だいたい、水増し請求の発生理由を事務処理上の問題で、内容を精査出来ていないままに請求してしまった為という説明をしていましたけど、精査出来なかった理由というのが、介護保健を正確に理解していない(何が請求出来て何が出来ないか)人間が請求時のチェックをしていたという事のようですけど、それはつまりスペシャリストを配置していなかったという事ですよね。そんな状態で、ホントにちゃんとしたサービスを保障し得ると思っていたのなら、この人、仕事をナメてるとしか言えませんよね。そもそも、請求するにあたって当然の事として報告書を管理統括者が見る訳で、その人はケアマネだったり専門家のはずなんですよね。その人が報告書をチェックする過程で、それが請求出来るものかどうかは把握出来るはずなんですよね。それが出来ていなかったというのはどういう管理体制になっていたのでしょうか。
 確かに、プロがいなかった等などによる事務処理のずさんさというのは、水増し請求のみならず、滞納者への債権回収会社を使った取り立てに関しても、債権回収会社に渡していたデータがそもそも間違っていて、二重取り立てになっていたり、金額が合わなかったりという事があって、債権回収会社が契約を破棄してきたなんていうところからも見て取れる訳で、この人、本気で仕事をする気があったのかさえ疑ってしまうものです。
 実は、私、以前派遣・業務請負の会社に勤めていた事があって、丁度介護保健が始まった時にまだそこにいたので、介護保健ビジネスへの参入についてという企画を考えていた事があったんですよね。
 これは、派遣会社のノウハウを使えば結構簡単に参入出来る(結局のところは人材派遣ですから)と言う見込みがあったのと、当時の報酬金額だと十分ペイ出来るものだったからなんですけれど、当時いた会社はその当たり全く理解出来なかったみたいで、鼻で笑われちゃいましたけど。ま、そこの会社は鼻の利かない会社だったというだけの事で、グッドウィルなんかは「鼻の利く会社」だった訳ですよ。ただね、その後、十分に人材派遣会社としてのノウハウや人材の配置が行われなかった為にこういう事になったんだろうと思うんですよね(ただ、悪い面のノウハウは結構活用していたという事みたいですけど)。
 また、折口氏は連座制逃れ(処分逃れ)は介護難民を出さない為の適法行為だったという発言をしていましたが、とんでもない言い逃れとしか受けとれません。連座制から逃れる為に当該事業所を突然閉鎖するなんていう事をして「介護難民を出さない為」ってどういう意味でしょうか? 確かに、より広域への被害をくい止めるという事は成功したのかも知れませんが、当該事業所を利用していた人は明らかに「介護難民」と化してしまった訳で、これは態の良いレトリックでしかあり得ないでしょう。そもそも、違法行為をするということ自体が介護難民を出し得る行為であるという自覚を持って事業をしていないという事ではないのでしょうか。それを今更「介護難民を出さない為」なんていう綺麗事で口を拭って欲しくはありませんね。
 また、「従業員の雇用の保障」という事もそれらの行為や事業委譲の理由としてあげていますけど、それを真に受けていいとは到底思えないんですよね。この裏にどういう真意があるのか、それを見つけなければいけないでしょうね。
 また、昨日までは一括売却という方向性に拘っていたようですが、夕方ネットでニュースのチェックをしていると、「分割譲渡も…」という話に変わってきているようです。つまりはようやく一括では受け入れてもらい難いという事に気が付いたのでしょうけど、そもそも一括と拘っていた理由は一体何だったのでしょうか。どうにもこういうところにも首尾一貫していない体質が見え隠れしているように思うんですよね。
 コムスンの樋口社長を引責辞任させておいて、自分はそのままでいるというところを見ても、この人がホントに反省しているように受け取れない訳で、この人にとっては「商売」出しかなかったんじゃないかと思うんですよね。
 それであれば、もしかしたら良い潮時だったんじゃないでしょうか。いや、もう少し早く売り飛ばしておけばよかったのかも知れませんね。
 ま、とにもかくにも、こういう人には早々に福祉事業からご退場願いたいと思っています。