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2007.09.24
大切な事

曇りのち雨。 月齢12.6 小望月
パントマイム界の大御所、フランスのマルセル・マルソー氏が亡くなられました。享年84歳。世界中のパントマイムを知っている人で、この人の事を知らない人はいないのではないかと言えるほど多大な影響を与えた人でした。ご冥福をお祈りいたします。
昨日のエントリーでは少し大人げ無くと言うか、あまりにもがっかりした結果(見えていた結果ではありましたけど)だったので、何だかボロボロの事を書いていましたけど(え?いつもだって?)、全国的には自民党総裁選ですよね。
という事で、自民党総裁選の方も前評判通りの結果という程ではないにしろ、順当というか、成るように成ったというか、福田氏が総裁に決定、明日にも内閣総理大臣就任という運びになりました。それでも、麻生さんはなかなか善戦し、あと3票で200票というところまでいったんですよね。私はもっと大差がつくかなと思っていたんですけども。それにしても、福田氏330票、麻生氏197票というのは、麻生氏善戦と見る事が出来るでしょうし、また、福田氏に対する不信任票が197票(有効数の37%)あったと見る事も出来る訳で、福田氏の思いのままという訳にも行かないのじゃないかという気がしますね。
こういう見方は当市の市長選挙の結果にも言える事だと思います。竹内氏 50,680票(約48.5%)、野田氏 27,081票(約25.9%)、おおた氏 26,619票(約25.6%)という数字を見ると、確かに、倍近い開きを明けての当選というようにも見えますが、有効票の約48.5%の得票数にしか至らず、反対票が実は過半数を超えていたと見る事も出来る訳ですよね。この辺りは、「反旧体制」派の動きとしては結局両陣営とも票の食い合いをする結果になり、共倒れに至ったと見る分析がおそらく一番客観的な評価で、この「反旧体制派」が統一して候補を立てる事が出来ていれば、選挙に勝つ事も出来たのではないかと思うと、とても残念な思いがします。
今朝の新聞にも掲載されていましたが、「これ」と決めるとテコでも動かない人なんだそうで、猪突猛進タイプなんだとか。府の教育長時代も、直球勝負でしか議会に挑まず、厳しいところを付かれると、ムキになっていたんだとか。こういう話を漏れ聞いたりすると、この人、首長としての器は如何なモノかと考えてしまいますね。それにどうしてもつきまとうのが、接待汚職事件ですね。談合で辞任した市長の後を接待汚職で減給処分を受けた人が前市長のバックをそのまま抱え込んで引き継ぎ、市長に就任したというのはどうも私自身はお尻の辺りにムズムズしたモノを感じるんですけど、どうなんでしょうか。一事が万事とはいいませんが、接待汚職の汚名を払拭した上での登板というのならまだしも、汚名を返上した訳ではないと思うんですけどね。市長になって汚名返上しようなんていうのはちょっと筋が違うように思います。
ともかく、国政レベルでは福田氏がこの国の舵取り役を担う事になりそうですし、当市のレベルでは竹内氏が舵取り役に就きました。福田さんって、やさしそうなイメージで、実はとても冷徹な人なんだそうですし、怒るとたいへんなんだとか。官房長官時代の福田さんのあの論理的で容赦ないクールな雰囲気は「官房長官」という役職にとても向いていると思ったりもしたモノですが、内閣総理大臣という立場ではどうなんでしょうか。竹内新市長も、教育庁という立場で手腕をふるうに当たっては、上記のようなアプローチがとても有効で、積極的で敏腕というイメージに写ったのでしょうけれど、市長という立場ではどうなんでしょうか。総理大臣であれ、市長であれ、国民や市民への説明責任というモノは避けては通れないモノで、「インフォームドコンセント」として実施して頂きたいと私は思っています。また、前市長の「市民との共同」という言葉の解釈は、どうも「行政が決めた事を市民に下請けとしてやらせる」というようなとても都合の良いモノだったように感じますが、そうではなく、企画立案の時点から市民を参画させ、「市民が暮らしやすい街を市民が考え市民が作るという」本来の形にするには、透明性の高い、オープンな議論と、情報の公開や保障といった事が完全に担保されている事が重要だと思います。こういった事を本当に進めてくれるのでしょうか。
福田氏の総理大臣就任となると(麻生氏でも同じですけど)、消費税の税率アップが懸念される訳ですが、谷垣政調会長は就任早々「初めから消費税ありきではない」と、消費税についての考えを述べているようです。ま、そりゃそうですよ。まずは締めるべきところを締めて、無駄を省いた上でそれでもどうしようもないという状況になって初めて増税の話という事になるのがホントのところ。国民生活に関わる部分を締めて、本来締めるべきところを締めにかからなかった今までの内閣と同じ路線で進めようとするかどうかというところがポイントかも知れません。伊吹幹事長は幹事長就任の抱負として「国民の負託に応えるようにチーム自民党として報告、連絡、相談、確認が漏れることないよう危機管理を徹底し、党の信頼回復のため、国民の幸せのために一致協力して頑張りたい」と、素晴らしい事をおっしゃっているようですが、よくよく考えてくださいね。「報告」「連絡」「相談」をする相手とは一体誰なんでしょうか? それは国民であるべきなんじゃないでしょうか? その部分を間違えないようにお願いしたいところですね。
と、まぁ、お堅い話はここまでにして。
明日は中秋の名月、お月見の日です。昔から中秋の名月の事を「芋名月」ともいい、本来は、この芋名月を見た後、翌月に「栗名月」も見て初めて願い事が叶うとされていました。栗名月は、翌月の十三夜の事で、今年は10月23日になります。両方を見る事が正式なモノで、片方しか見ないというのを「片見月」なんていって忌み嫌われていました。十三夜月はまあるくなる手前の豊穣を願う月で、昔から信仰の対象にもなっていました。それにしても、「芋名月」「栗名月」とは、季節感があって情緒豊かな呼び方ですね。私は両方とも好きです。美味しいしね。
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