川辺のタヌキ
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  • 大阪で活動している手話通訳者。大学で芸術学部に在籍するもなぜか福祉分野へ。
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時代の変化
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 晴れ。 月齢20.2 宵の月

 大阪府の太田知事が来年の知事選に各党の推薦が取り付けそうにないという事で出馬を断念するそうです。ここのところお金の事で色々と取りざたされている事もありますけど、確かに財政的に厳しい状態の大阪府とはいえ、府民には冷たく、企業などには緩い感じの施策が多かった事から実はいまいち人気がなかったのも事実なんですよね。大阪市長選も、強い強いといわれていた現職だった関氏を民主党推薦の候補者が破るっていう快挙(?)が起きていますし、大阪府政もこれで大きく転換という事になるのでしょうか。そうなると、変わらなかったのは枚方市政だけって事で、枚方市の情けなさが浮き彫りになる感じですね。ま、枚方の情けなさはさておき、時代の転換点、時代の変化という事でしょうか。もうそろそろ市民や府民にだけ我慢を強いる施策は我慢ならないという事もそこにはあるのではないかと私は思いますね。大胆な改革をするというのなら、地方議会はボランティアで。議会は仕事が終わって夕方からか、もしくは土日にする。市長の給与も今の半分程度で良いんじゃないでしょうかね。市民サービスの充実を図るのなら、役所の開庁時間を大幅に増やし、土日も窓口は開けて、もっと利用しやすくするとか。それなら今の職員の給与も理解できないこともないですけどもね。そうでないならば職員の給与も引き下げるなどの痛みを施政自体も分かつという事が大切なんじゃないでしょうか。住民ばかりに我慢させて、自分たちは「我々公務員は勝ち組だ」なんていう認識違いをしている時代は既に終わっていませんかね。
 民主党は独自候補を擁立する見込みという事で、この追い風に乗って府知事選挙でも勝ち取る事が出来ればいいのですが、自民党はしぶといですからね、どうなる事でしょうか。ただね、民主党の小沢氏も大連立なんて罠に引っかかっちゃった様子を見ると、この人も時代の波を読み取れなかった人何だなっていうように見えますね。つまりは古い時代の人だったっていう事で、この人が率いている状態では民主党全体も古い時代を引きずらざるを得ない正当という事になるんでしょうね。

 その時代の風を受けて宮崎県の知事になった東国原氏ですが「徴兵制容認」と取れる発言をしたという事で大問題になってしまいました。この問題の発言部分、テレビで私も見ましたけど、確かにそう取られても仕方がないというか、そう取られる発言ですね。その後の会見で前言を撤回し、徴兵制や戦争を容認するものではないとして他の方法に修正していますが、ま、ね、言わんとするところはよく判るもので、モラル教育や人としてどうあるべきかといった人間力といった事についての学習をするべきだという事を言いたかったんでしょうけど、少し言葉足らずであった点と、「徴兵制」という戦争に繋がるものを例えとして提示した辺りに少し不用意というか不注意だったのではないかと感じます。その後、「徴農制」という少し変わってはいるけれど焦点のぼけたような独自案を提示したり、「一定期間、農業を体験するとか、介護、医療、災害復興の手伝いなどをある程度強制しないと今後の担い手不足、社会構造の変化に付いていけないと危惧(きぐ)している。(農業体験など)教育現場で徹底していくことも視野に入れなければいけない」と彼の本意の部分を説明した訳ですが、介護や医療・福祉の現場の担い手不足の問題と結びつけるのは如何なモノでしょう。彼のこれらの分野に対する危惧感はよく判るとしても、だからといって若い人達を強制的にこの分野に「徴用」することで、そもそも彼が若者に学んで欲しいとしていたモラルや人としてどうあるべきかといった事の学びになるのかというと、どうなんだろうかと思います。
 確かに、これらの分野に学ぶべき点が多い事や人と関わるこれらの仕事を通じて人としてあるべき姿などを学べないという訳ではありませんが、それらを、現場の中で読み取って行くにはそれなりのスキルが必要になるのではないでしょうか。また、これらの分野の慢性的な人材不足は労働環境の醜悪さから来るもので、この部分を改善しない事には本当の意味での担い手不足の問題を解決出来るとは思えません。むしろこれらの醜悪な労働環境を経験する事でこれらの分野から離れてしまう若者もいるのではないでしょうか。
 介護や医療や福祉の現場の問題はそれらに従事する人達が十分に報われていないというところから来ています。彼らが十分に報われ、経済的にも社会的にもその地位が認知されない限り堂々巡りなんじゃないでしょうかね。ま、これらの分野に若い人達を「徴用」してはいけないとは言いませんけども。基本路線としては、彼の考えに賛成ですけどね。

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携帯が・・・・・
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 曇り時々晴れ。 月齢19.2 更待月
 
 昨日はパソコンのキーボードが調子悪くなって大変だったって事書きましたけど、今日、授業が終わって車で帰る途中、携帯の調子が突然悪くなって、メールが受け取れない状態になってしまいました。で、慌てて携帯屋に行って修理依頼をしたら、修理に約2週間かかるとか。それまでの間は代替機を借りている訳ですが、これが今使っているのより一世代新しい機種。シックなデザインの携帯で、なかなかいい感じです。ついでに新機種を見てきたのですが、うわさ通り高い高い。5万円以上するんですね。資料を見ると、12ヶ月の分割だとか、24ヶ月の分割なんていう方法もあるようで、現実問題としてはこういう分割で買い替えっていう事になるんでしょうね。ま、今回は修理という事で、なんとかなりそうなのですが、このところ壊れるものが多いのがどうも気になりますね。来月は車の車検もあるし、プリンターも買い替えなきゃ仕方がないしで、出費がかさんで辛いです。

 食品の賞味期限偽装はまだまだ波紋を拡げているようで、マクドナルドでも製造日表示の改ざんがあったとか、滋賀県の食品卸業者が味付け海苔の賞味期限を改ざんしていたとか、どうにもこうにも懲りない人がまだまだ沢山いるという事のようですが、これは食品業界に限った事ではないですよね。守屋前防衛省事務次官にしても、自分の都合で、組織を動かしたという意味では改ざん事件の根底にあるモノと同じだと思います。この守屋元次官のインタビューがこの間テレビで流れていたのですけど、その中で「オヤ?」と思って気になったのが、「文民として・・・」という表現だったんですよね。この人、制服組(現場の人間)ではないですけど、立場としては自衛隊の職員という事になる訳で、決して文民ではありません。むしろ、文民によるコントロールを受ける立場にある訳で、この人、そもそもこの時点で間違っていたんじゃないかと思うんですよね。
 「文民統制」、つまりシビリアンコントロールとは、本来は国民による軍事力や軍部の制御を意味している訳で、「文民」とは究極的には国民を意味し、現実的には国民が選挙によって自らの代表として選んだ議員の事を意味します。当然ですが、一官僚たる守屋氏は国民の代表ではありませんから、彼をして文民とはいいません。防衛省の職員である時点で、彼は自衛隊員という事にもなる訳で、制服を着て階級章を付けている人ではありませんが、彼は国民や国民の代表によって統制される側の人間です。ま、小池前大臣が彼を飛ばそうとした時に徹底抗戦したという時点で彼自身がシビリアンコントロールを無視していた訳で、彼の勘違いというのは、この時点では既に確定的だったという事ですね。
 彼が逮捕された事でむしろほっとしている国会議員って沢山いるんじゃないでしょうか。逆に言うと、自分のところまで火が回ってこないようにする為に、逮捕させたのじゃないだろうかと私は少し勘ぐっているんですけどね。はてさて、ロッキード事件にも匹敵するかも知れないとまで言われた今回のこの事件、これからどうなっていくのでしょうね。


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PCが・・・・・
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 曇り。 月齢18.2 寝待月

 PC のキーボードが動作不良を起こしてしまい、PCがまともに動かなくなってしまって、仕方ないので新しいキーボードを買いました。今度のアップル純正キーボードはアルミ製のとっても薄いキーボードでキーストロークもノートパソコン並の浅さですが(多分キーそのものは同じなんでしょうね)タッチの感触はとっても良くて入力が楽になりそうです。

 毎日のように「寒くなった」って言ってますけど、冷え込み始めると途端に寒くなりましたね。我が家もようやく灯油を買ってきたんですけど18リットル二つで3,060円でした。思っていた程高くはなかったっていうのが第一印象だったんですがそれでも去年よりも100円くらい高いのかな?まだまだ高くなるらしいので気が重くなりそうです。灯油の価格高騰にもビクビクしてしまいますけど、何度も言ってますけど、ガソリンの高騰、何とかならないものでしょうかね。ガソリン税などの道路特定財源について道路整備などのために必要な財源で一般財源化の話に関しても消極的で、構造改革の中で余った分に関しては一般財源として利用するという話になっていましたが、冬柴国交大臣は「そもそも余らない」と明言し、一般財源化する気がない事を明確にしていましたけど、道路をいくら造ろうが、そもそもこのガソリン高騰が続くと自動車の利用を控えるようになったり、そうもいかないような地方でもガソリン代の家計への影響は大きくなる訳で消費の低下が起きる事は間違いないと思うんですよね。そうなるよりも、ガソリン税の特別措置分を無くしてガソリン代を抑制する事で消費を促したり自動車の利用を促す事に繋がる訳で、道路の利用や利用者の利便性を考えるとその方がメリットは大きいと思うんですけどね。走破しない当たりは結局のところ利権との癒着や利権者への利益誘導という事なんでしょうかね。

 警視庁の発表によると今年の交通事故に因る死者の数が6,000人を下回りそうなんだとか。つまり、交通事故に因る死者の数は自殺者の1/5ということになりそうです。ただし、死亡には至らなかったものの、高次脳機能障害が残ったりというケースは増えているようで、まだという事ですね。とにかく、これから年末にかけて事故の増える季節ですからみなさんもお気をつけください。

 実はそんなこんな(ってつまりキーボードが使えなかったって事ね)で、ブログの更新も、来月号の機関誌の原稿も書けないままになっていたんですよね。と、ま、それはさておき、この数日の間に気になったニュースが二つありました(他にもあったんですけどそれはまたいつか )。
 一つ目は、滋賀県の彦根市が彦根城の築城400年を祝うイベントのキャラクターとして大人気になった「ひこにゃん」の騒動です。
 この「ひこにゃん」、譜代筆頭彦根藩井伊家の根城、彦根城の築城400年イベントのシンボルキャラクターとして採用されたマスコットで、彦根市が名前を決め、意匠の登録をしています。ところが、作者から築城400年祭が終了した後は使わないで欲しい旨訴えがあり、市と争っている状態です。こうなった理由は、当初作者がひこにゃんのデザインを決めた際のキャラクターデザイン三点以外のデザインが出回り、設定上ではお団子が好物であったはずが、市側の設定変更で肉やお魚が好物になっていたり、無いはずの尻尾がキャラクターに付けられたものが出回っていたりと、キャラクターのブランド管理がずさんで、キャラクターイメージが大切にされない状態であるという事にあるようです。これに対して彦根市側は意匠登録等も市の名前でされていて、キャラクターの権利は全て市にあるので何ら問題はないとしているようですが、これ、だからといってそれで良いんでしょうかね。
 こういうのって、著作権は確かに市側にあるのかも知れませんが、本当に作った人の意図や思いを踏みにじって都合良く改ざんされるのは気持ちのいい話ではないですし、当初の予定を大幅に超える来場者となって大成功のうちに終わらせる事の出来たのは、多くの人の人気を得たひこにゃんのお陰とも言えるのではないでしょうか。その大功労者をぞんざいに扱っている市側のこの管理体制はどうにもものを大切にしない印象を感じます。それにしても、このブランド管理の甘さは一体どういう事なんでしょうね。作者の主張ではそもそも3ポーズを制作、それ以外のポーズは認めていないなんていう厳しいものですが、現状では、そもそも無い筈の尻尾が付いたものまで認めていたり、設定上の好物も何故か変わっていたり、全く違った表情のものまで認めていたりとこのキャラクターを大切にしようという姿勢が全く感じられないものだっていうのも悲しいものですね。これはいかに行政がこういうデザインを蔑ろにしているかという事が表れている訳で、これでは知財を大切にしていくなんて姿勢は感じられませんね。

 もう一つはJALの客室乗務員監視ファイル事件ですね。これは、JALの客室乗務員(キャビンアテンダントなど)の親しい人間しか知り得ないような情報を含めたプロファイルを労組や会社側が作成し、管理に使っていたというもので、個人情報の管理や扱いについてとんでもなくずさんであるばかりか、個人情報の内容に関しても、個人への誹謗や中傷、侮辱といったものさえ含まれている辺りは意図するところの正当性を全く感じられないもので、差別的扱いの為のファイルといった様子さえ伺えるように思います。と、そう考えると、その昔存在していた地名総鑑的な悪意を感じます。個人情報保護法があろうと無かろうとこの件は個人のプライバシーを悪意を持って侵害し、当該個人に対して不利益を与えるような事に繋がる問題として人権問題になるのではないでしょうか。航空会社の最前線に位置する客室乗務員の人権を蔑ろにする行為は、この企業が個人の人権をこの程度に捉えているという事を表わし、接客業として一番大切にしなければいけない「人」を不当に扱う姿勢のように見えます。これではJALの再建なんて無理なんじゃないでしょうかね。

 この2つに共通するのは、それぞれがホントに大切にしないといけないものを履き違えているという事で、自分たちさえ良ければそれでいいのだといった傲慢さがうかがえます。「自分達さえ良ければ」っていうのも実はとても短期的な事で、最終的には不利益になるんですけど、そんなことには全く気が付かないんでしょうか。そうだとすれば寂しい限りですね。




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企業の社会的存在意義
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 晴れ時々曇り。 月齢11.2 十二日月

 昨日のエントリーで、揮発油税の暫定税率の根拠となっている租税特別措置法の見直しについてと、消費税を社会保障給付のための財源として位置づけるという自民党の財政改革研究会(与謝野馨会長)書きました。また、福田総理は来年度の消費税引き上げを断念する旨の発言があった訳ですが、その福田首相の諮問機関たる政府税制調査委員会は高齢化社会の進展を理由として「消費税率を引き上げていくことによって賄う姿勢を明らかにすること(消費税の社会保障財源化)」が必要であるとの見解を明らかにしました。って、諮問機関が出した報告と首相がいっている事が食い違っている辺りがなかなか意味深で、見逃せないところではありますね。
 福田総理のみならず、自民党としては増税したいという意向を前々から持っている訳で、問題は「いつ増税するのか」という実施時期の問題だっていう事ですよね。で、将来の社会保障費の増加を視野に入れると、増税止む無しであるから、消費税を福祉目的税化して増税し、それによって浮いた税収を他の予算へ振り分けようという事なんでしょうが、時期的な問題について福田総理は様々な状況から「今ではない」と判断したという事なんでしょうね。つまり、食い違っているようで、何ら矛盾していない訳ですね。しかも、福田総理が「来年の消費税率のアップはない」といったすぐ後にこういう報告を出す辺りは、「来年ではないが、こういう状況で必要性は迫っているのだから、そう遠くない段階で実施する」という事を補足しているという事なんでしょうね。
 ところで、日本の抱える借金がどんどん増加しているというのもどうもよくよく見てみるとあまり正しく伝えているとは言えなさそうですし、「だから増税しなければ・・・」という「だから」の部分も、少し前までは「借金がどんどん膨らんでいっているから・・・」というような言い方でしたし、最近は「社会保障費の増加が激しいので・・・」という言い方になり、つまり増税を必要とする理由がその時その時で変化しているというのがどうも私は気に入らないんですよね。まるで増税したいが為にその理由を色々と掘り返して探しているようにしか見えないんですよね。そんな財政政策で良いのでしょうか。
 その一方で、「法人税率を引き下げて国際競争力を云々」といった経済界の主張はどんどん取り込む訳で、今回の消費税率のアップも、裏には法人税等の企業の税負担の軽減化がある訳で、消費税の税率アップ分は結局企業に還元されるんだと思うと何だかもう悲しくなりますね。「国際競争力云々・・・」という一見とっても説得力のあるお言葉ですが、そんな事を言っている割に大手企業は過去最高の利益率だとか、純利益が1兆円を超えただとか、じゃ、その儲けたお金は何処に行ったのかって言うと、経営者のポッケにナイナイされているんですよね。働いた者へは還元されない訳。その上更に、消費税を上げて消費者(つまり働いた者)を締め上げてその分をかきあさろうって言うどうにも姑息と言うか、小汚い精神でいらっしゃる訳ですね。そういう人達から献金を受けてのうのうと議員生活をしているのが国会議員ですから、何も良くなる訳はないというのがこの国の様子という事ですね。
 企業の税負担を下げる事に異論はありませんよ。ただし、それらの企業が社会貢献をそれなりにしているのならそれで還元されている訳ですから構いませんけど、そんな事爪の先ほども考えていない企業ばかりですから、その分は税金として徴収されても仕方ないのじゃないでしょうかね。その証拠の1つが、障害者雇用率が依然として低いという現実です。
 20日の厚労省の発表によると、障害者の法定雇用率(1.8%)が適応される企業(従業員56人以上)で働く障害者が初めて30万人を突破、雇用率は前年比0.03ポイント増の1.55%になったそうです。ま、これだけ見ると、各企業努力して障害者を雇用し、社会貢献しているじゃないかとなる訳ですが、法定率達成企業の割合は前年比0.4ポイントアップしたとはいえ43.8%に止まり、つまりは半数の企業が法定雇用率を達成していないという事なんですよね(雇用されている障害者は約1万9000人増加して約30万2700人)。この雇用された障害者の人数も、実は怪しい数字で、実際に雇用されている障害者数なのかどうか確認が必要な所なんですが、どうなんでしょうか。というのは、障害者雇用促進法によると、障害者手帳1級の重度障害者を雇用すると、二人分でカウントされて助成金がおります。雇用率としても二人分でカウントされるので、この数字が実数なのかどうか怪しい所なんですよね。また、法定雇用率の「1.8%」という数字の根拠もあやふやで、現実には障害者が社会参加するためのアンファー真ティブアクションとしてはまだまだ不十分ではないかと思います。雇用された障害者の待遇や就労環境の問題も十分に配慮されているとは言えない場合が多く、この辺りも大きな課題ではないでしょうか。こういった事に本格的に取り組みが必要だという事を認識し、本格的に取り組みをするところに対しては税制の優遇をするとかって言うのはどうなんでしょうね。

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星空は冬の装い
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 曇り。 月齢9.2 十日夜

 昨日のエントリーの後、少し寒いベランダに出て見上げた夜空はとても綺麗でした。西の空低くに綺麗な半月が沈もうとしていて、南の空にはオリオン座が上り、天頂付近にはプレアデスと火星が輝いて、いかにもという感じの冬の空でした。ちょうど昨日は獅子座流星群の極大日でもあったので、ちょっと期待しながらしばらく空を見上げていたんですけれど、2001年の大出現以降すっかりなりを潜めた感じの流星群は、昨日も姿を見せてくれないままでした。ま、時間も短かったんですけどね。
 という事で、本格的な冬になりつつある今日この頃な訳ですけれど、木枯らし一号の訪れは暖冬だった去年よりも遅かった訳ですが、気象庁の予報によると今後1ヶ月は例年よりも寒いかもしくは例年並の可能性が高そうです。ナニーニャ現象の冬は寒くなると言うのがどうやら統計的に判ってきたようで、今年もどうやらそうなりそうなんだとか。夜は寒いもんね。で、そろそろ灯油を買わなきゃななんて思っている次第です。
 そうは思っているのですけど、ガソリンだけじゃなく、灯油も高騰しているんですよね。18Lで1,600円を超えるなんていうところもあるそうで、今年の冬は財布に優しくない冬って事ですね。

 税金に関わる話題を二つ。
 一つは、高い高いとここのところ愚痴っているガソリンの価格についてですが、高い原因の一つはガソリンにかけられている「揮発油税」の高さなんですよね。1974年以来租税特別措置法により、本来の税額の倍が税金としてかかっています。その結果、1Lあたり48円の揮発油税がかかっています。しかも、本来のガソリンの価格に揮発油税が加えられた価格に対して消費税がかかっているという二重徴収という形になっていて、何だかおかしな事になっています。この二重徴収の問題はさておき、30年以上にわたって本則の税額の倍が加算され続けている現状はおかしな状況ではないでしょうか。この部分に関する議論が、この原油高騰によるガソリン等の高騰により持ち上がっていて、来年3月に切れる租税特別措置法の期限の見直しにあたって民主党は暫定税率の維持に反対、特別措置分を取りやめにしようと考えています。これが現実になれば、1Lあたり24円くらい値段が下がるので、130円/Lくらいまで値下がりするかも知れません。
 現状のガソリン代だと、あらゆるモノの運搬コストが上がっていく事になる訳で、石油ショック(若い人はご存じないかも知れませんが)の時のような事態が起きる可能性があります。あらゆるものの値段が上がり(もしくは内容量が減り)、生活全般に影響が出てくる事になるでしょうね。そうさせないためにはガソリンの値段をもう少し安いところで安定させなければいけないはずなんですが、道路特定財源だなんだと言ってこの揮発油税に群がるハイエナは多い訳で、自民党は暫定税率をこのまま続けたいようですけど、どうなる事でしょうか
 もう一つは、自民党の財政改革研究会(与謝野馨会長)が「消費税を社会保障給付のための財源として位置づける」という案をまとめたようです。ま、これも目新しい事ではなく、消費税を引き上げようっていう話が出るたびにこういった「福祉目的税」化の話は出ているんですよね。で、私はこの「福祉目的税」っていうのがとんでもなくいかがわしく感じられてしまうんですけど、どうなんでしょうか。だいたいさ、お金には名前なんて書いていない訳で、「福祉目的税」だなんていわれても、果たしてそれが自分自身のところに戻ってくるのかどうかが信じられないと思いませんか? 何にせよ、増税ありきで物事を考えるっていうのは大間違いの元なんじゃないのかと思っています。これも別に福祉目的税化する事も構いませんけど、それならそれで国会の運営コストの引き下げも真剣に検討課題として、まずはこれに取り組んで結果を出してからじゃないでしょうかね。議員宿舎にしても、あんなに高いコストをかけて、あんなに安い値段で貸すっていうのはどういう事なんでしょうね。歳費とは別に毎月「文書通信交通滞在費(100万円)」がでている訳で、これとは別に宿舎を用意されているっていうのは一種の二重取りの状況なんじゃないのでしょうか。議員宿舎を使うのなら滞在費を貰わない。滞在費を貰うのなら議員宿舎に入らない。どちらかにしてもらいたいものです。


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Oasis
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 晴れのち曇り。 月齢8.2 九夜月

 夕方に突然冷たい風が吹き荒れて空気が急に冷たくなったなって思ってたんですけど、それが木枯らし一号だったようです。去年よりも(そう、暖冬といわれた去年よりも)11日も遅い木枯らし一号なんだそうですけど、これで本格的に季節が冬に移り変わったって言う事でしょうか。

 先日、前々から見たいと思っていた韓国映画を遅ればせながらようやく見ました。2002年制作の「オアシス」という映画で、カテゴリーでいうと一応恋愛物って事になるのかな?
 私と恋愛映画って何だか突拍子もない取り合わせって感じですが、脳性麻痺の女性とその女性の父親を交通事故とはいえ殺してしまい、刑期を終えて社会復帰しようとしている男性の恋愛のお話というと「ナルホドね」って納得された方多いかも知れませんね。
 この映画、韓国の障害者観や刑期を終えた所謂「前科者」に対する見方というのも顕れている映画でしたがだいたい20〜30年前の日本の感覚という感じですね。この主人公の男はもう一人の主人公の女性の父親を轢き殺す以前にも暴行やレイプといった前科があり、家族さえ彼の出所を快く思わず、迎えにさえ行きません。出所した男性は殺してしまった男の家族に謝罪しに出掛けます。そこで主人公の女性と出会う訳ですが、脳性麻痺の彼女を何の偏見も持たずに接します。家の中に一人ほったらかしにされている彼女を男は街に連れ出しますがレストランでは食事を拒否されたり疎ましがられたりします。やがて二人は恋をし、男と女の関係を持とうとしますが女性の家族にその場を目撃され、女性がレイプされたと警察に突き出します。女性はそうではない事を伝えようとしますが上手くいかず、誰もが男が身体の不自由な女性をレイブしたと信じて疑いません。男もそうではない事を説明する事はなく、結局していない罪で捕まってしまいます。
 実はこの男がしたとされている自動車事故、この男の兄が起こしたもので、兄思いの男が自発的に罪を被って自首したものだったり、久しぶりに会う母親にプレゼントをなけなしの金で買ったりと、この主人公は心の優しい世間の尺度とはズレてはいても、決して悪人ではない人間で、見方を変えると見た目や評判や経歴で物事を決める傾向にある世間の方が歪んで汚いもののように見えて来ます。決して明るみにはならないであろう二人の真実はだからこそ美しく悲しくはかなく見えたのかも知れませんね。
 一般的な価値観や社会的な規範からみると逸脱した価値観を持つ主人公の男性ですが、偏見を持たず周囲の価値観に惑わされず、自らが正しいと思った価値を信じ、障害や外見ではなくその人の持つ人間性を評価しているあたり、もしかしたら彼の方が正しい価値基準を持っているのかも知れません。警察でレイプ犯として扱われている時もそれを否定してしまうと彼女の貞操感に関わると思って一切を口にせず、罪を甘んじて受け入れ、彼女の部屋にゆらゆらと揺れる彼女が怯えていた影を作り出す木を鋸で一心不乱に切り落とし続けるシーンも彼の少々変わった純真な彼女への思いが現れていてとても印象的でした。
 この映画で脳性麻痺の女性が彼女の空想の世界の中で健常者として行動するシーンが時々出てきますが、この役を演じたのは韓国の当時まだ新人だった女優、ムン・ソリ。彼女は全くの健常者で、この映画に出演するにあたって、周囲の大半から反対されたんだとか。それでも体当たりで演じたこの映画を評価され、ベネチア映画祭新人俳優賞を受賞。一躍トップスターになりました。
 この映画で感じる事は、何が真実なのか、真実らしく見える事も実はそうではないかも知れないという事。世の中がさも真実らしく見せようとしている事が、もしかしたらそれらが真実であるという事にすることが都合のよい事である者たちによって作られた虚構であるかも知れないという事。真実なんていうモノは当事者にしか、意や、もしかしたら当事者自身にさえ判らないかも知れないとても儚いモノではないのかという事でした。そして、例え儚くても、そこにあるだろう真実を信じ、「それ」を大切に守り、お互いを思い合う気持ちの純粋さでした。
 とはいえ、ま、今更「それ」を信じられるほど純粋でもない訳なんですけどね。


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ガソリン価格160円/Lに!
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 晴れ時々曇り。 月齢7.2 宵月 眉月

 夕べは私の所、大阪では結構冷え込みましたけど、みなさんの所ではどうだったでしょうか。もうそろそろ灯油も買わないといけないなぁなんて考えている今日この頃ですが、昨日いつも走る道にあるガソリンスタンドの表示を見てびっくり。なんと、ハイオクがついに160円/Lになっていました。これだとね、私の車、スッカラカンの状態になって満タンにすると、1万円ではちょっと足りないなんて事になっちゃいます・・・・。これからまだまだ値上がりして、190円くらいまでいくんじゃないかなんていう噂もあるようですけど、一体どうなるのでしょうね。これじゃちょっと時間の空いた時に「気分転換に・・・・」なんて出来ませんね。

 通勤に使っている道、道というか、川縁を歩いて仕事に出掛けているんですけど、そこに最近ハトとかカラスが沢山集まっているんですよね。どうやら餌をやっている人がいるようで、その餌目当てに沢山のハトとカラスが集まっている訳です。これね、家の近所なんですよ。で、はっきり言って、迷惑なんですよね。カラスって攻撃的なんですよね。それに、大きくて黒くて何だかとても威圧的ですし、気持ちの良いものじゃないんですよね。ハトも、一般的には平和の象徴のように見られていますが、攻撃性の強い鳥で、しかもいろんなところに巣を作ってその当たり糞だらけにしちゃうんですよね。団地やマンションなどの鳥害のほとんどはハトで、ハト対策にベランダを網で囲っている団地などもよく見かけますね。実は我が家のベランダにも一度巣を作られていた事があって、大慌てで「駆除」した事があります。こういう無責任な餌やりってはっきり言って迷惑極まりない訳で、同じように思った人がいるようで、ある時、いつも餌がばらまかれているところに、「ここは餌やり場ではありません。迷惑になるので餌をやらないでください。」という張り紙がされていました。これ、拍手喝采モノなんですけど、如何せん、餌をやっている人はこんなものには全く動じる事なく、次の日からもそれまでと同じように餌がまかれていたんですよね。これ、どうすればいいのでしょうか。
 鳥のみならず、最近は野良猫を「地域猫」なんて言い方をして地域で育てているとかって言いながら餌をやっている人がいるそうです。で、とても疑問なのが、「地域で育てる」という事についてはその地域でコンセンサスがとれているのでしょうか。これがとっても重要な事なんじゃないかと思うんですけどね。猫にせよ、犬にせよ、私も可愛いと思います。で、酔って帰ってきて堤防の上を歩いていると野良猫が寄ってきたりしてちょっと遊んだりって事もあります。でもね、その野良猫に餌を与える事って無責任な気がするんですよね。昨今の「地域猫」推進派の人達は「不妊手術を施しているので野良猫が増えるという事はない」だとかって言っている様子ですが、問題はそれだけにはとどまらない訳ですよね。糞の始末や猫そのものを嫌いという人の問題など「地域」のコンセンサスがとれてるだなんて到底思えません。この人達、そんなに猫が可愛くて仕方がないのなら家へ連れ帰って徹底的に面倒をみるって事をどうしてしないのでしょうか。それこそが正しい「大人」の対応なんじゃないかと思うのですけどね。鳥の餌やりの人にせよ、野良猫をていよく「地域猫」だか何だかって言い換えて問題の本質を誤魔化しているだけで、こういう無責任な事はやめてもらいたいっていうのが私の思いです。そういえば、こういう門田行って犬や猫や鳥のみならず、神戸や芦屋のイノシシ騒ぎも同じ問題が潜んでいますよね(きっかけは山の自然が壊された事にあるのでしょうけど、住みついてしまった原因は無責任な餌やりですね)。こういうのってもっと厳しく取り締まれないものなんでしょうか。


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ISOの落とし穴
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 曇り時々小雨。 月齢6.2 弓張月

名古屋空港で墜落したF2の墜落原因が判明。なんと機体の姿勢をコンピューターに知らせるセンサーの配線が逆になっていた為なんだとか。こんな単純なミスが起きた原因が何処にあるのか、どうしてチェックに漏れたのかと言う事を明確にしないとこれ大変な事になるんじゃないでしょうか。それにしても軍需関係は揺れに揺れていますね。ま、この件は「あちら側」の問題とは全く関係のない事ではありますけれど。
 「あちら側」の件についてはまた後ほどという事で、こちらの事件は先日も書いたような日本の品質神話や職人気質と関わる問題だと私は捉えているんですよね。トヨタ自動車のクレームの続発、三菱重工の今回の単純ミス、いすゞ自動車のリコール対応怠慢など、少し前の物作りの現場では考えられなかったような事が頻発しています。食品業界では時代のニーズを理解出来ないままに古い体質のままで利益追求をした結果が昨今の賞味期限、消費期限偽装や材料のごまかしなどの発覚で、工業製品とは根本的な違いがあるようにも思います(とはいえ根底では共通点があると思いますけど)。
工業製品の品質管理についてはトヨタと松下が日本の最先端とまでいわれ、三菱はクリーンルームによる精密微小加工に関するノウハウを持ち、これまた日本の最先端とまでいわれていた企業で、三社共に物作りに関する膨大なノウハウと、経験を持っているんですよね。野辺山にある日本最大の電波望遠鏡のパラボラアンテナは三菱だからこその技術で45メートルもの直径のパラボラ面の鏡面制度が100ミクロン以下というとてつもない精度が出せているんだとか。また、松下は今から約20年前には既に不良率管理を「ppm(parts per million)」(1/100万)で管理していて、当時の一般的な不良率0.3%の1,000倍の管理基準を掲げていました。また、トヨタも、全社・全部門で「QC活動」を徹底し、製品の質はもとより、仕事の質の改善にも取り組んでいました。これらの取り組みは後の日本企業の管理やものづくりの全般に多大な影響を与えた訳ですが、そのリーダー達の神話が今ガタガタと崩れている訳です。
品質管理の基準は、今ではISO9000シリーズの認定を受け、ISO方式の管理手法でコントロールしているところが多くなっています。「これがグローバルスタンダードだ」という事ですけれど、実はこの辺りに落とし穴があるんじゃないのかと私は思っているんですよね。
 例えば、NASAはNASAの独自基準というものを持っています。ISO9000の認定を受けた工場で作られていようがどうしようがこのNASA基準を満たさないものは使わない。だからこそ、NASAはそのブランドを維持している訳です。日本も、以前はJIS基準によってものが作られていました。当時は世界一厳しい基準といわれていたJIS基準だからこそ、日本製品に対する信頼度は他の国のそれを凌いでいたのだと私は思っています。ところが、ヨーロッパの統一によりISO企画が幅を利かせる事になると、EUへ売り込む、あるいは持ち込むためにはISOをクリアしている事が重要となり、日本もそれに倣えとばかりにISOを導入し、いつの間にかJISは端っこに追いやられた感があります。
 実は、端っこに追いやられたのは「JIS」という規格ではなく、「JIS」に代表される日本人のものづくり思想だったのではないかと思う訳ですよ。ISOの合理精神は「基準を満たしていればOK」を非常に判りやすく、取り組みやすいものです。ところが、それは反面で「基準さえ満たしていれば良いのだ」という事を意味し、それまで持ち続けていた「絶えず最良を目指す」精神を退けてしまったのではないでしょうか。ISOの落とし穴というのは実はここに存在していて、これに慣れてしまうと、基準値以上に高度な管理をする事がある意味非合理的で非経済的な事という事になってしまいます。これはある意味では正しい事ですが、純粋にものづくりという観点ではあまり正しい事ではないと感じます。「ものづくり立国」だなんていうのなら、まずはこの部分を見直し、日本独自の品質基準を更に高いレベルに設定してそれらを維持していく事が大切なんじゃないかと思いますね。新しい時代のJIS規格を世界に誇る品質の証明として制定するっていうのは如何でしょうか。

 「あちら側」を考えてみると、今最も話題になっているのは船場吉兆の賞味期限偽装や吉兆本店の材料偽装の問題で、経営者側は現場の担当者が勝手にやった事として責任を現場に転嫁してしまおうとしていますが、こんな事、あり得る訳が無いんですよね。それをあえて現場の責任にしてしまおうとしている経営者の底の浅さというのが大きな問題ですよね。これは、経営者が経営者としての責任を果たさないで逃げてしまおうという姿勢の表れで、経営者としての資質に欠けているという事ではないでしょうか。


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情けないねぇ
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 毎年毎年の事ですけど、ボージョレー・ヌーボーなんだって。別に良いんだけどね、って言うか、私は全然興味ないんですけども、どうして世間はあんなもので大騒ぎしてるんでしょうか。日本だけでどれだけ売れてるんでしょうか?コンビニでも売ってたりするくらいですからかなりの数が出回っているんでしょうけど、そんなにたくさんヌーボーにしてしまったら「肝心の本番用の葡萄が無くなるんじゃないの?」なんて思ってしまう訳ですけど、これもあれですかね、「魚沼産コシヒカリ」と同じカラクリなんでしょうかね。そもそもヌーボーなんてそうそう美味い筈が無いのは常識だと思うんですよね。だって、ボージョレー地方の葡萄の出来がどうかを試す為の「早作り」のワインですからね。それをありがたがる日本人って、その辺の事、判っているんでしょうかね。そんなお祭り騒ぎがただ好きなだけの皆さん、お味は如何でしたか?

 政府の税制調査会が2008年度の税制改正答申の大枠を決めたそうです。それによると、配偶者控除を見直し(将来的には無くす方向で)税制の不公平感を無くすなんてことが書かれていますが、それに向けての準備というところでしょうか。配偶者控除を見直す他方で、消費税引き上げの話がずっとついてまわっていましたが、こちらに関しては福田首相が「現段階では引き上げられない」と、事実上の消費税引き上げを断念していますが、これはここのところ色々と不祥事が出て来たり、会計検査院の調査で、とんでもなく多くの「無駄遣い」が出て来たりと税金を上げる以前にやらなきゃいけない事が色々と出て来た訳で当然の事だと思いますね。何だか「消費税引き上げありき」の議論がとても気になっていたんですよね。「このままでは福祉予算が出せなくなる」なんていう事を言ったりしますけど、それは結局のところ少子化対策などを効果的に出来なかったり等の政府の不策によるものなんじゃないのかと私は思っている訳ですよ。国民には税金などの負担を強いるのに、役人や国会議員は接待漬けになっていて業者と癒着していたり、収入も保障されたような状態になっているっていうのは納得いかないですよね。
 その国会では守屋氏が額賀氏と久間氏の名前を出して「接待の場に同席していた」と証言した訳ですけど、額賀氏の方は「そんな事実はない」と言いつつも、「一対一で会った事は無いが大勢で会食をしたり数名で会った事はある」などと従来の発言とは少し変わってきているようですね。久間氏の方はどうなんでしょうか。突然体調を崩して入院されている訳ですが、退院してどういう発言をするかが注目と言うところでしょうか。
 何だか情けない事ばかりが出て来るこの国ですけど、どうなってるんでしょうね。

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医療現場の実体
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 晴れのち曇り。 月齢5.2 六日月

 実は最近、原稿をGoogleの「Document」機能で書いているんですよね。これだと違う部屋で違うパソコンで続きを気軽に書いたりっていう事が出来るので、便利に使っているのですけど、夕べ何故かアクセスがうまくいかず、書きかけの原稿が取り出せないなんていう状況になってしまって、ブログにアップする事も出来なくなってました。今日、学校から戻って試してみると何ら問題なくアクセス出来たんですよね。一体何だったのでしょうね。
 という事で、昨日エントリーしようと思っていた内容からアップです。

 11日のエントリーで、老老介護が生んだ悲惨な現実をご紹介したところですが、今度は医療従事者がとんでもない事をしていました。
 大阪の堺市にある病院の職員が当該病院に入院していた全盲の糖尿病患者を車で連れ回した末に大阪市内の公園に置き去りにしていたんだそうです。当該病院は「職員が自分の判断でした事」とコメントしているようですが、警察の調べによると、どうやら当該患者の処し方に困って「救急隊に任せよう」という事になり、公園に放置した上で匿名で連絡したんだとか。警察はこの職員について、「全盲である事を考慮すると保護責任者遺棄に該当する」として書類送検をする事にしたんだそうです。保護責任者遺棄に該当するのには間違いない事だと思うんですけどね、それは「全盲である事を考慮すると」という条件付という事になるのでしょうか?そもそも、患者を置き去りにするという事自体が大きな問題なんじゃないかと思うんですけれど。匿名ですぐに消防へ連絡したとはいえ、立冬も過ぎたこの時期にパジャマ姿のまま公園のベンチに置き去りにするというのは医療関係者のする事とは思えませんね。当該男性は発熱が見られるという事もあり、救急車型の病院へ搬送、現在も入院中です。
 当該職員の話では職員が考えてした事で、病院の支持ではないという事ですが、この行為、「治療の術が無く退院の許可が下りた」男性を無理矢理病院から追い出し、ベッドを開けて収益性の良い患者を受け入れようという腹があったのではないかと考えてしまいますし、病院側は指示を出していなかったとしても、そうさせてしまうようなプレッシャーを日頃から欠けていたのではないかと思ってしまいます。事実、この患者は生活保護を打ち切られ、2年間にわたって入院費用を滞納していたという事ですから、そのままでは他の病院が受け入れる事はないでしょうし、このままおいていても儲けにならない患者は出て行って欲しかったというのが病院の本音なんじゃないでしょうかね。離婚状態にあるという元妻も、持病を理由に引き取りを拒否していたという事ですし、7年前から入院生活をしていたという事ですから、この男性には「生活の場」なんて存在しなかったという事のようですね。
 それにしても、元妻の所に男性を連れて行ったら断られたって、これも何だかおかしな話で、そういう病人の移動なんて時には普通は病人を動かす前に話をしておいて受け入れ態勢を整えてもらうというのが常識なんじゃないかと思うんですけれど、当該病院ではどういう手続きの流れになっていたのでしょうか。それとも、何とかなるなんて楽観的な気持ちから打ち合わせもせずに男性を車で連れて行ったというのでしょうか。当該病院の院長の息子で当該病院の薬局長らのコメントには、「放置するくらいなら、自宅に男性を降ろした方がよかった」といったものもあり、どちらにせよ病院にはおいておきたくないという事等、患者軽視の意志が窺えそうです。こういう病院側の思惑が、職員にプレッシャーとして働いていたのではないかという予想は出来ますね。
 私の母が倒れた頃から病院の体制の変化というのは著しく、当時介護保険制度が始まってすぐで、病院もいわゆる四大疾病でさえも3ヶ月を限度に退院させるという方向に変わった頃でした。家の母もやむなく退院せざるを得なくなり、我が家に移り住む事になったんですよね。その後、リハビリ期間に関しても、急性期を過ぎ、リハビリの効果が得られそうにないと判断された人はリハビリを打ち切られるなんて事も起こり始めています。また、患者の課程や生活上の都合などによる「社会的入院」を極力排除する傾向は益々強くなっているようで、何だか殺伐としたモノを感じますね。
 昨今では医療費の削減のために各地域のベッド数を減らすという事も具体的に数字が出てきていますね。でもね、こういうのって、実質的な患者や障害者の切り捨てではないでしょうか。
 こういう事が起きている中で、総務省の「有識者懇談会」は赤字経営の多い公立病院の建て直し策として、地方自治体などに、経営効率化の数値目標や再編構想などを盛り込んだ改革プランの策定を求める「公立病院改革ガイドライン(指針)案」をまとめたそうです。これによると、2008年度中にプランを策定、経営効率化に3年間の期間を設け、病院の再編やネットワーク化、経営形態見直しについては期間を5年としています。また、病床利用率の低い病院は病床の削減や診療所化など規模を小さくする「抜本的改革」をおこなう事を明記していて、これに基づいて、2006年を基準として総務省が試算したところでは全国973の公立病院の内、15%にあたる146病院がこの基準に該当するそうです。
 公立病院の役割について、効率優先のこの考え方ってそぐわないのじゃないかと私は思うんですよね。確かに、民間病院は病院であっても「企業」的性格が強い訳で、経済効率を考えた経営というのをしなければいけないでしょうし、そうでなければ潰れてしまうでしょうが、公立病院にはそういった民間病院では網羅できない部分をフォローするという役割もあるんじゃないでしょうか。今回の患者遺棄事件は民間病院でしたが、今後、公立病院もこういった事を起こしかねなくならないか心配です。
 こういった医療制度改革が昨今進められている訳ですが、どうも利用者不在という点で福祉制度の改革と同じような様相を呈しているような気がします。効率化、経済性優占の制度改革は確かにある面では必要な事ですが、全てそれで計って良い物差しではないと思うんですよね。医療や福祉という領域は経済性や効率性という物差しだけで測れる領域ではないと私は思います。

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「Japan Brand」の失墜
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 曇り時々晴れ。 月齢3.2 夕月 四日月

 食品業界の偽装問題は予想以上の波紋を呼んでいて、日本料理界一とも言われた名門吉兆が食材を偽っていたとか、消費期限を改ざんしていたとかって言う事が明るみに出て、これだけ散々色んな会社で同じような事が起き、各社が様々な対応をした結果消費者がそれらを評価し、酷いところは経営破綻にまで追い込まれている状況を見つつ、あの対応っていうのはあまりにもお粗末という気がしますね。食品業界に止まらず、様々な業種・業界で、品質の低下(食品業界のこれらの問題も基本的には品質問題だと私は思っています)が問題視されている訳ですが、結局のところ、神話化していた「Japan Brand」の化けの皮が剥がれたと見ても良いのかも知れません。いや、そもそもはね、ちゃんと「Japan Brand」と呼ばれるに相応しい品質を誇っていたのは事実ですし、それらは世界に冠たるモノだったと思っていますし、今でも誠実なブランドはそれなりの品質とブランドの地位に相応しい製品を世に送り出しているのも事実ですけれど。
 「Brand」とは、そもそも、識別のために付けられた焼き印を押す事を指す言葉で、それによって責任の所在が何処にあるのかを明確にし、それに対する責任を完全に担保する事で利用者がそれらを安心して利用できることを示していた訳です。ですから、例えば、「IWC(インターナショナルウォッチ)」の時計は、そのシリアル番号さえ判ればどういう経路で消費者のところに届き、それを一何処で誰が制作していたのかも明確になっているために、どんなに昔のモノでも故障すれば責任を持って修理してくれます(事実、100年以上前に販売された時計を当時と寸分違わぬように修理するために、当時使っていた道具を再現するところから修理しています)。これとは別に、私の好きな時計メーカーでもある「オメガ」はアポロ計画の際にNASAが宇宙飛行士の時計を選定するために密かに市場に流通している各メーカーの時計を集め、耐久テストをした結果、オメガ社の「スピードマスター」だけが厳しい基準をクリアしていて、それによりアポロ計画の公式時計として使われました。また、Nikonのカメラはロバートキャパが戦場に倒れた際に最後に手にしていたカメラで、地雷を踏んだにもかかわらずその後回収されたフィルムにはその瞬間の写真が綺麗に写っていたそうで、これもNikon神話を彩る逸話の1つになっています。自動車メーカー各社にも色々な「神話」があって、それらが各メーカーのブランド力を引き上げる「証拠」になっている訳です。また、40年以上前に世界に先駆けて超高速鉄道網を引いた日本の技術やそのもの、「新幹線」の安全神話は今でも世界に通用するモノで、世界中が注目しています。そして、一度高くなったブランドイメージを如何に維持するかというのが各メーカーの使命となっていたりします。こういうブランドの逸話やブランド力の維持は「資本主義的経済原理」から見ると少し逸脱しているのかも知れません。地雷を踏んでも壊れなかったNikonは、違う視点で見ると、オーバースペックだったという事になり、その分のスペックを低くする事でコストの低下を計る事が出来たかも知れない訳です。
 こういった高品質、高耐久性のモノはプロが極限の現場で使用する際の信頼を得、プロが使う事によってそれらの製品の品質の高さが証明され、市場の価値を決め、一般消費者にもそれらの良さが判り始める訳ですが、それらの良さの本質を知るにはそれなりの確かな目が必要になります。また、場合によっては使う側の力量を商品が求めてくるモノさえ存在します。例えば、管楽器や弦楽器などはそういう話をよく聞きますし、有名なところではヴァイオリンのストラディヴァリウスなどは演奏者の技量を見て使われるか、あるいは逆に演奏者を使うかを決めるとさえ言われます。銘入りのストラディなどは自分にあった演奏者が見つかるまで渡り歩くとまで言われています。
 一流の使用者に共通した癖やそのために使い易い特殊な仕様といったものを考慮して作られるのがプロの道具で、極々普通に使うと使いにくい場合もあったりします。こういう部分も、使い手側の技量がその部分を埋めたり、更に使い易くしてしまったりという事がある訳で、そういう事を知らずに「素人」が手を出すと「何だこれ、使いにくいの」っていう事にもなりかねません。
 実は、こういう特殊な仕様等や反対に汎用的な仕様の部分であったりというのは利用者の意見を吸い上げ、その中で制作者側のポリシー(思想)にあったモノを選択し、それらに合わせて作られる訳で、そこには利用者と企業のコミュニケーションというモノが存在します。また、その一番大切な選択のためには制作する企業側に明確な思想がなければいけない訳です。これらの思想はケースによっては資本主義的経済原理原離れた所に解を見つける事もあり、コストや手間といった事を度外視してスペックを求めることになることも多々ある訳です。ま、だからこそ、ブランド物は高くなる訳なんですけれども。
 ところが、昨今の日本に企業にはどうもこの「思想」という物が明確には存在せず、利益追求こそが資本主義における正義であるとばかりにユーザーを無視し、せっかく築いてきたブランドを育てる事を辞め、むしろ反対にそのブランドにすがってしまっている企業が多いのではないでしょうか。恋愛でもそうですけど、すがられると離れたくなるのが心情で、ブランドも企業が頼り始めると途端にその色が褪せていくモノだったりするんですよね。
 「ブランド力」だけを頼りに、ブランドにすがりついて利益追求への道を進み始めると、結果として吉兆だとか、赤福だとか、不二家のような事になってしまうのではないでしょうか。ま、その裏には私は「ISOの魔の手」が潜んでいるのだと思っているのですけどね。
 「品質のトヨタ」とまで言われたトヨタ自動車がリコールを連発しています。反対に、BMWは品質やテイストを維持するには経済性を度外視しなければいけない場合もある事を自覚し始めています。この差がこれから先の両者の製品の質に関わってくるのではないでしょうか。トヨタでさえこういう状況にあるという事がどういう事を意味しているかを考えると、恐ろしくなりませんか?


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ねじれる事がいけない事だってホント?
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 晴れのち曇り時々雨。 月齢2.2 三日月

 末期ガンの宣告を受けていたジャズヴォーカリスト石野見幸さんが亡くなられました。享年35歳。余命半年の宣告を受けてから1年、ガンと闘いながら命の歌声を響かせていた彼女は天に召されていきました。ご冥福をお祈りいたします。
 今年もまだ残り1ヶ月半ある訳ですが、今年になって幾つの訃報をここに書いたのだろうかと思って調べてみると、ロストロポービチ氏、横山ノック氏、石立鉄夫氏、西山千氏、パバロッティ氏、マルセル・マルソー氏、長井健司氏、黒川紀章氏、木原光知子氏、そして、今回の石野見幸氏と既に10名の方の訃報を書いているんですね。もうこれ以上悲しい知らせは出来れば書きたくないのですけど、どうなんでしょうね。

 小沢氏の一件でここのところまた「ねじれ国会」なんていう話がテレビや新聞などのメディアを賑わせていますが、ねじれ国会の何処が悪いのでしょうか?むしろ私にはこの姿こそ正しい姿ではないかと思うんですけども。政治評論家やメディアは、「ねじれ国会のせいで法案が成立せず、国民の生活が滞っている」といった論調の事を言っていますが、果たしてそうなんでしょうか。両院の過半数を与党が握っている状態の方が実は異常な状態だったのではないかと私は思っているんですよね。確かに、政権与党としては政策決定権を完全に掌握している事こそが国政の安定と考えているんでしょうけど、実は、「国政の安定」ではなく、「政権与党としての権利の安定」こそが本当のねらいなのではないかと私は思う訳ですよ。だからこその、厚顔無恥とも見える民主党(阿倍氏は参議院選挙の際に「私をとるのか小沢氏をとるのか」と対決姿勢をはっきりとさせ、親の代からの敵のようにしていた相手と手を組もうと企んだのではないのでしょうか。
 「ねじれ国会だから」ではなく、「真に国民の為になるものではないから」成立しないんじゃないのかと私は思っているんですけどね。ホントに成立させたいのなら、(自民党は)民主党でさえ文句の言えないような、(民主党は)自民党にさえ納得させられるようなそんな法案を提出すればいいだけの事で、それでも尚、両党共に党の意地や利害だけを見てそれらを成立させないような動きをしていれば、その時には民意がその党に対して鉄槌を食らわすのではないかと思うんですけどね。とは言え、騙されやすい民意ですから、そうならないように中立で公平な、正しい判断が出来る為の情報の提供をマスコミは使命として持っているのではないかと思うんですけどね。それにしては昨今の記者の質の低さったら………。ねじれ国会大いに結構。それが嫌なのなら、早く衆議院を解散するべきでしょう。


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悲しい現実
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 晴れ時々雨。 月齢1.2 既朔

 いたたまれない事件の記事を目にしました。85歳の夫が80歳の妻を絞殺し、「妻の首を絞めて殺したので来て下さい」と110番で通報。警察官が駆けつけると、布団の上に80歳の妻が横たわっていて、同じ部屋にいた85歳の夫が殺人を認めたという事です。妻を殺した夫は末期の大腸ガンで認知症の妻を1人残していく事になるのが忍びなく、紐で首を絞めて殺したという事ですが、この手の事件、後を絶たないのは悲しい限りです。高齢化が進み、核家族している日本の社会では独居高齢者や核家族化した高齢世帯では老老介護や自身の健康上の不安から行き詰まり、心中や家族殺しと言った問題が後を絶たない訳ですけど、そうせざるを得ないほどにこの国の福祉は酷い状態にあるという事ではないでしょうか。
 先日のエントリーでも書きましたが、自殺者が9年連続で3万人を超え、しかも自殺者に占める高齢者の割合は非常に高く、50才以上の占める割合はなんと56.8%に達しています(60才以上の割合でも34.4%に達しています)。本来なら介護保健などを中心とした高齢福祉が充実し、介護の心配をする必要のない状態を築こうとした筈ですが、現実には経済的な理由から介護を受ける事さえままならず、その上、自らの体だけではなく、自分がいなくなった後や自分が介護を必要とするがために周囲にかける(もしくはかけるであろう)負担を考えて自殺したり最愛の相手を殺すといった事をせざるを得なくなる社会とはいったい何でしょうか。これ程に、人として生きている事を悔しく思う事は無いと私は思います。
 そんな苦しい目をしながら日々を過ごしている国民を尻目に、会計検査院は06年度の決算検査報告の中で工事費の過大な支払いや税金の徴収漏れなどの451件指摘し、総額310億円の「無駄遣い」があった事を報告しています(「国費310億円、無駄遣い 会計検査院指摘」)。確かに、介護保健の予算21兆円に対して310億円は微々たるものですが、それでも税金がこうやって無駄に使われているというのはどうにも悲しくなりますね。


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SONYの不可解な戦略
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 晴れのち曇り。深夜になって雨。 月齢28.9 晦日月

 PlayStation3の廉価版(機能制限版)を39,800円だかで出した訳ですけど、ま、ね、これは解るんですよね。PS2との互換性はPS2を既に持っている人間にとってはそれ程魅力的なものではない訳で、その分安くなるのなら機能制限版で十分だと思う訳です。で、何だかこっそりとPS2の新機種も発売を開始しているんですよね。私はこれの意味がよく判らないんですよね。この期に及んで、PS2の新型(って、機能が充実した訳ではなく、軽量化された程度のもの)を発表する意味って、何なんでしょうかね。この新型PS2(SCPH-90000)は16,000円だそうです。PS3の廉価版が39,980円ですからもしもこの両方を買うと約5万6千円となんとフルスペックで60GBのHDDを搭載したモデルよりも高くなるんですよね。ま、PS2を持っていなくてPS3も欲しいと思っている人は廉価版を買わないとは思いますけどね。じゃ、旧モデルとなったPS2をリニューアルする必要は何処にあったのでしょうか。SONYの戦略っていつも何だかフォーカスがぼけている気がするんですけど、今回のこの戦略も同じ事だと感じますね。今更わざわざPS2を買う人ってどれくらいいるのでしょう?PS3の機能限定版は既にPS2を持っている人にとっては安くなるのなら大歓迎だろうと思うのですけれど、で、PS2の新型のターゲットは何処なんでしょうね。この企業、ホントにマーケットリサーチが出来ているのか疑いたくなりますね。
 とさんざん文句を言ったあとにこんな事言うと何だかなぁですけど、SONY製品で今真剣に買おうかどうしようか考えているのが、MP3でレコーディング出来るICレコーダー
 「ICD-UX80」なんです。Mac対応のMP3で録音出来るICレコーダーってあまり無くて、それ以外のフォーマットで録音してMacに落とした後ソフトで加工しなきゃ仕方がないかと思っていたんですよね(SANYOにMP3対応のICレコーダーがあるにはあるんですけどね)。と思っていたら、SONYが新しく出したICレコーダーがなんとMP3対応。これは昨今のポッドキャストやボイスブログのニーズに対応したモノっていう事みたいですけど、まさしく思うつぼっていう感じなんですよね。値段も16,000円くらいとお手頃感もあるしね。SONYは録音機器には昔から定評があって、デンスケなんて殆どのプロが使ってましたしね。デジタル録音機器でも、HDDやMD等の動く部品があるモノだとモーターノイズが入るという事で、「PCM-D1」なんかはICレコーディングのデンスケって感じのとっても凄い録音機ですし、これの廉価版の「PCM-D50」っていうのがもうすぐ出るらしいんですよね。PCM-D1はプロ機材と言っても良いスペックで、価格も約16万円くらいしますが、廉価版のPCM-D50は基本性能はそのままで約6万程度とそういう意味ではC/Pの高い良い製品ではないでしょうか。とはいえ、私が使うのにそんな良い機材は入らないので、とりあえずお手頃で使いやすそうなICD-UX80が欲しいと思っています。これ、モノラルの最長録音でなんと580時間以上録音出来るんですね。ま、実際にそれが必要になる事なんてまず無いでしょうけど、それでも通常使用のモード(ステレオ標準)でも、36時間以上が録音出来るんだとか。こんなに良い物作れるんだからさ、もっとマーケットリサーチをきちんとしたらどうなんでしょうね。

 そんな事とは全く関係ない話題ですが、政府は今日午前の閣議で日本では初めての「自殺対策白書」を閣議決定したそうです。これには過去9年連続で3万人を超えた自殺者を2016年を目処として2割減らす事を目標として防止策をとるという事になっています。また、この白書によると男性の自殺者は女性の約2.5倍に上っているんだそうです。自殺者の増加に関してはここでも過去のエントリーで何度も上げている事ですが、昔「交通戦争」とまで言われ社会的問題となった交通事故による死者数(それでも最大値は昭和45年の16,765人)は年々減少傾向にあり、近年最大だった平成4年の11,451人を近年のピークとして年々減少し、去年の死者数は6,871人にまで減っています(注:「死者数」とは事故後24時間以内に亡くなった人の人数です)。つまり、昨年について見ると、自殺者数(32,155人)は交通事故死者数(6,871人)の約4.7倍に達しています(昨年度だけで昭和45年の交通事故による死者のおおよそ倍の人が自殺している訳です)。交通事故の件数自体は実は増えていて、負傷者数も増えている様子をみると、シートベルトの着用率が上がったり、エアバッグの装着率が上がったり、自動車の構造自体がかわったりという事で事故による被害が軽くなっているという事なんでしょうね。ただ、死亡事故にまでは至らなかったけど、複雑骨折や高次脳機能障害などの複雑な怪我や事故の後遺症に悩まされている人は増えているようで、事故そのものの数が減らせない限りはこういった問題は残るんでしょうね。最近、運転していてシートベルトをしていない人やシートのヘッドレストをはずしている人が結構いるように思うんですけど、こういう人、事故したときに大変な事になるっていう事考えてはいないって事だよね。
 話がズレてしまいましたけど、自殺した遺作については政府は今年6月にも「自殺総合対策大綱」というのを閣議決定し、その中で対策として9点を挙げている訳ですが、果たしてそれが効果的な対策なのかっていうところですよね。自殺総合対策大綱でも書かれている事ですが、自殺するしかないというところまで追い込まれてしまった要因をどう解決するのかっていうところが一番の問題で(大綱ではそうなった精神的な状態をケアする事で自殺を回避させるというようなアプローチが書かれていますが)要因として書かれている事って政治的な問題って多いと思うんですよね。経済的な格差や絶対的な収入減、医療などの補助や福祉的な支援の不足が結果として大綱で挙げられているような要因を引き起こしているんじゃないでしょうか。そうであるのならこれらの改善は政治の問題だと思いますね。


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立冬
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 晴れのち曇り。 月齢27.9 暁月

 今日は立冬。何処だったかのテレビの気象予報士が「立春」だなんていってましたけど、立冬ですのでお間違えなく。と、いう事で暦の上ではもう冬っていう事になります。でも、まだそんなに寒くないですね。昨夜夜中にベランダから見上げた空には冬の大三角が天頂付近に大きく輝いていました。冬を代表する星座、オリオン座はやっぱり奇麗ですね。気象庁の予報によると、ラニーニャ現象の影響で今年の冬は例年並かそれより寒くなるようだとか。ガソリンの高騰は昨日のエントリーでも書きましたけど、ガソリンのみならず、当然の事ながら灯油も値上がりしています。1,500円/18L以上になりそうだっていう話もある訳で、年金生活をしている高齢者にとっては辛い冬になるかも知れませんね。年金生活ではありませんが、我が家も結構辛いかも知れません。

 労働に関するニュースが二つ、目に付きました。一つは労働に方(最低賃金法改正案・労働契約法案)が今日の衆議院本会議に提案され可決されたそうです。「最低賃金法」は文字通り最低賃金を定める法律で、例えば大阪府の場合は地域別最低賃金は731円と定められていて、それ以外に業種毎に最低賃金が決められています。これよりも低い賃金だと違法という事になり当然ですが処罰されます。「ワーキングプア」なんていう言葉があるように、働いても十分に生活が出来るほどの収入を得る事が出来ないという事が起きています。この大阪府の最低賃金だと、毎日8時間、1ヶ月20日働いて12万円弱の収入にしかなりません。これで生活するのはかなり切り詰めてもなかなかたいへんですね。そこで、最低賃金の引き上げがされる事になりました(今までも毎年最低賃金は見直されてきた訳ですが、「労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができる水準」を考慮して引き上げられる事になるようです。また、「労働契約法案」は昨今では正社員の採用をやめ、パートや派遣社員で賄う事で企業が人件費を抑え、利益を上げてきた訳ですが、正社員とそれ以外の待遇に格差が大きく、これを是正しようというモノなんだそうです。これらにより、企業の一方的な搾取が是正され、労働者の生活改善が為されるのならとても良い事ですが、どうなるのでしょうね。
 もう一つは障害者の就労に関する話題で、兵庫県の明石市役所が市役所内にコンビニをオープン。オープンについての条件として障害者を採用する事という条件を出し、それが受け入れられ、20代から50代の4名の障害者がハローワークを通じて採用されて働く事になったそうです。4〜5時間ずつとはいえ、常勤で勤務という事で、これも障害者の就労環境の改善として大きな進歩ではないでしょうか。こういう試みが広がる事で、障害者が働くという事について周囲の理解が得られるとともに、障害者自身が就労への自信を持ってこれ以外の場所へも就労していけるようになると良いですね。

 先日、テレビで「コムスン」解体後の介護事業について特集していました。中でも夜間の介護サービスをコムスンが一手に引き受けていた結果、コムスン以外の事業所で実質的に24時間対応をしているところが極々少ない状況があり、ケアマネージャーが探すのに苦労している点が一番印象的だったのですけど、結局のところ職業として成り立たないギリギリの報酬体系に大きな問題がありそうに思いますね。コムスンはその規模を利用して正社員のヘルパーが一晩で十数件以上のユーザー宅を巡回する事でコストラインになんと課載せているという事でしたけど、小さな事業所ではそこまでのユーザーを確保する事も難しいでしょうが、ヘルパーを複数名夜間対応できるような状態で確保しておくというのはなかなか難しいでしょうね。
 ああ、眠たくなってきた。この続きはまた明日にでも…………。
 

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不甲斐ない事この上なし
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 晴れ。 月齢26.9 有明の月

11月に入ってそれなりに寒くなってきている訳ですけど、先日ガソリンスタンドの前を通ってビックリしたのがガソリンの値段がいきなり上がっていた事ですね。10月末にガソリンスタンドの前を通った時にはハイオクの値段が148円/Lだったので、「少し落ち着いたのかな」なんて思っていたら、11月に入り同じガソリンスタンドの前を通ると、なんと157円/Lになっていたんですよね。いきなり9円も上がったガソリン代、計算してみると、我が家の車を満タンにすると1万円出して十数円しかおつりが戻ってこない事になるんですよね。数年前までは 120円程度だったハイオクの値段が40円近く上がっている訳で、車を使う事を制限されてきますね。以前は職場まで毎日約40キロを車で通っていましたけど、その頃はハイオクがだいたい105円/Lくらいでしたので毎月ガソリン代は2万円程度で済んでいたんですよね。でも、今、もし同じ距離を通ったら4万円近くかかっちゃいます。
 こうなると、車の利用を控える人も増えるでしょうし、そうなれば渋滞も少しは緩和されるのかな? 環境汚染も少しはましになるのかな? あ、でも、もっと大きな問題として輸送費が高く付くことになるわけで、たちまち色々なものの値段が跳ね上がってくるんでしょうね。それ、経済への影響大なんじゃないでしょうか。
 こういう時にこそ政府が何らかの対策を打って物価高騰を止めなきゃいけないと思うんですけど、政府はどうするのでしょうか。確か、ガソリンって、税金が53.8円かかってるんですよね。しかも、28.7円/Lの本則税率に25.1円/Lが上乗せされた暫定税額になっている訳で、こういう非常事態にこそ暫定税率部分を減税するとかって特別措置を取るべきなんじゃないでしょうか。ちなみに、軽油でも15円/Lの本則税率に 17.1円/Lが上乗せされ、暫定税額として32.1円/Lが軽油引取税としてかかっています。軽油も少し前のレギュラーガソリン並みの値段になっていますから、トラックなどはたいへんでしょうね。

 さて、その政府を動かすべき国会ですが、小沢氏の騒動で揺れに揺れてしまいました。
 「民主党は政権を取るにはまだまだ力が足りない」と自らが党首を務める党を批判し、辞任を表明した小沢氏、翻意を促され、結局は元の鞘に戻ったという事ですが、それこそ「抜いた剣を納める」というのは武士としてどれ程の事を意味しているのかを考え、「剣を抜いた」という事に対する責任を取るべきじゃないでしょうか。こんな事してると、誰も彼の言う事を真に受けなくなるでしょうし、その結果、民主党の主張自体の信憑性が危うくなるんじゃないでしょうかね。これで党の代表に復帰しても求心力ははっきりと落ちているでしょうし、国民の小沢氏や民主党を見る目もはっきり言って今までと同じようには行かないんじゃないでしょうか。
 小沢氏は、「恥をさらすようですが…」と涙を見せながら言ったとか言わなかったとかって話ですけど、そんな話ではなく、小沢氏自身が「重要な事」として思っている事が「政権を担当する事」であるのに対して、国民は「もう自民党ではダメだから自民党以外に政権を」という事であって、自民党と結びついた民主党になんの魅力があるのかっていうと、はっきり言って何もないと思うんですよね。それだと何も変わらないのと同じですから。
 自民と連立政権を作ったところで、結局は自民党に良いように使われ、従来反対していた事についても賛成したり片棒を担いだりせざるを得なくなって、結局は村山富市氏の時の社会党と同じ運命を辿る事になるんじゃないでしょうか(その結果、社会党は民社党と名前を変え、それでも急落の一途を辿ってしまった訳ですよ)。自民党の方が役者は上手ですから、飲み込まれてしまう事は間違いないんですよね。だからこそ、一線を画して、自民との対決姿勢で自民を糺す事こそが民主党の大切な役割ではないかと思うんですけどね。
 不甲斐ないのは小沢さんと言うよりも、民主党執行部なんですよね。小沢氏が到底あり得ない大連立話を受けて持ち帰り、しかもそれが大反対にあってお流れになると今度は「民主党には政権担当能力がない」と言い切り、自らの職を辞するとまで言った人を、「まぁまぁそんなに怒らないで」なんて宥め賺してまで党首を続けてもらわなければいけないって言うのは不甲斐なさ過ぎですよ。中でも、若手の最有力とまで言われた前原氏までもが翻意を促しているって言うのはホントに情けない。とはいえ、私は前原さんの事を全然買っていませんし、あの人に民主党を任せたらとんでもない事になると思っていますから、前原氏のある意味素直に自分の能力のなさを認めたような態度は内心ニンマリしていたんですけどね。
 とはいえ、「もう小沢氏には頼らない」と声を大にして言えない民主党って言うのは結局のところ中核を持たない烏合の衆であり、小沢氏以外に気概を持った人がいないという事になるのじゃないでしょうかね。それはとても不甲斐ない事っていう事でしょ。このままでは民主党は社会党の轍を踏む事になりかねないと私は思っています。果てさて、これもどうなる事なんでしょうね。

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警官の警官たる所以
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 曇り時々雨。 月齢25.9 有明の月

 数日前にも流れていたニュースで、少し気になりながらも詳細が掴めないという事もあってここでは取り上げなかったニュースが、佐賀市で起きたろう重複障害者の急死の事件なんですよね。ニュースによると、25歳のろう・知的重複障害の男性が、道路を自転車で蛇行し、止めてあったバイクに追突して止まったところを警官二人が制止、暴れたために応援に駆けつけた警官と計5名で道路に伏せさせて取り押さえたところ意識を失っている事に気が付いてあわてて病院に運んだが間もなく死亡したというモノで、無くなったあと遺体を見た家族が顔面の擦り傷などを不審に思い警察に糺したが、はっきりとした事が判らないままで、検死依頼をし、現在は検察庁が調査中というモノですが、どうやら警官が馬乗りになって殴っていたという事を証言する目撃者の話が調書には記されておらず、有耶無耶にしようとしていた疑いがあるようです。
警察は「取り調べの際にはそのような話はなく、調書の確認の際にも異議が出なかった」と言っていますけど、女子高生が警察署内の陰鬱としたところで調書を取られ、それを警官が読み上げたとして、異議が挟めるとは思えないんですよね。私も通訳という立場で行った事がありますし、放火事件に関しての目撃者としての取り調べで調書の作成に立ち会ったり調書を取られたりという経験がありますが、こちらの証言を元にした警察官の一人称での独特な作文ですから、それに対してどうこうというのはなかなか勇気がいったり場慣れしていたりっていう事が必要かも知れません。そういう意味では、自分たちに(例え当事者の警官ではなくても仲間意識の強い組織ですから)都合の悪くなるような調書は作らないでしょうし、その部分を指摘したところで指摘通りに書き換えてくれるかというと難しいかも知れません。
少し話がずれますが、調書作成における一番の不審点は、写しを貰えないという事ですね。しかも、調書の作成はパソコンでされる訳ですから、その気になれば改ざんなんて簡単に出来るんですよね。最終的にはプリントしたモノに押印してそれが原本になるとはいえ、押印なんてスキャナで読ませて取り込んで作ろうと思えばそんなに難しいモノではありませんしね(拇印であっても同様です)。ま、拇印なんてそこまでしなくても、適当に違う人がしたところで指紋の検証までする事はそう無いでしょうしね。そう考えれば警察による隠蔽なんて簡単な事なんですよね。怖い事ですね。今回の件でそういう事があったという事ではなく、調書の信頼性というのが何処までなのかという事には疑問を感じます。今回のケースはそもそもろう・知的の重複障害者であり、既に亡くなっている訳で、「死人に口なし」の状態で何処まで検証出来るのかというと、目撃証言と、検死結果がその 中心となる訳です。そこで証言を歪曲したり、意図的に隠蔽しようというような動きがあるとすると、それこそ警察を信じて良いのかという問題が出てくるんで すよね。

 さて、本題に戻る訳ですが、上記のような事が今ケースで為されていたかどうかという事は想像の域を出ない訳ですが、警察の発表と、目撃者の証言が食い違っている事と、警察の説明ではなくなった原因がはっきりしない事、顔の擦り傷や目の周りの腫れ、打撲痕などどうしてついたのかの説明が不十分である事などから何らかの暴力行為があったのではないかとは想像される訳ですが、警察側は「適切な対応をしただけ。殴るなどはしていない。」とコメントしているのみという事なんですよね。
 ま、ね、警察の障害者に関する知識なんて、学校の先生のそれとたいして変わらない訳で(学校の先生の知識がその程度という事でもある訳ですが)、行動の様子から障害者である事を察知する事が出来たかというとおそらく出来なかったのでしょうね。でも、それって、警察官としての観察能力を考えると不適正って事なんじゃないでしょうかね。警察官の多くは、取り締まるべき犯罪についてはよく知っている訳ですが、日頃「犯罪から市民を守る」と言いながら実は守るべき「市民」がどういう人達なのかという事はよく判っていないんじゃないでしょうか。その結果、守るべき対象であり、その中でも特に、大きな問題を抱えた弱者として優先して守られるべき存在を、事もあろうに犯罪や犯罪者と間違えた結果、今回のような事故になったのではないでしょうか。
 ま、それにしても、5名もの警官が最後まで対象者が障害者である事に気が付かなかったっていうのは余程鈍感なのか、ものを知らないかのどちらかなんでしょうけど。この件については検察による十分な調査と事実を明らかにする事を希望すると共に、今後こういった事が繰り返されないように再発防止策を徹底し、その防止策そのものが公開される事を求めたいものです。


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不可解な小沢さん
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 朝から雨。 月齢24.9 二十六夜

 自民党党首福田氏から民主党の小沢氏に、自民・民主の連立について打診があり、それに対して小沢氏が、「決めてきます」と返事をしてこの提案を民主党に持ち帰った結果、民主党内では大反対にあって結果として断ったという事だそうです。それにしても、小沢氏はどうしてこの提案を持ち帰ったんでしょうか。「民主党」は自民党との対決姿勢の中で追い風を受けている訳で、自民との連立なんてそれこそ民意を無視した行動で、本来ならその場で断るべき事だと思うんですよね。それをわざわざ持ち帰った真意は何処にあるのでしょうか。そもそも小沢さん、自民党と組む気なんて無いと思うんですけども、それでも持ち帰ったのだとしたら何を意図していたのかって事ですよね。
 今回の件は民主党に対する不信感を起こすきっかけになり、民主党に大きなダメージを与える事になるでしょう。が、自民党も、公明党の不信感を買う結果になるでしょうから、自民党もまたダメージを少なからず受ける事になるのではないかと思っています(民主党のダメージの方が大きいでしょうけどね)。ま、それでも福田氏(というか、自民党)とすれば、現状を打開するには民主党を取り込んでしまう事しかないと思うのは当然の事で、福田氏の提案は極々妥当な事でしょう。ここで間髪入れずに小沢氏が断って、「こういう提案がありましたが断りました」と発表すれば、民主党への追い風は益々大きくなった上に、自民党は公明党からの不信感を受け、大ダメージを負った可能性があったんですよね。
 と、ここまでを昨日書いた訳なんですけど、今日になると何と小沢さんが「党首会談で協議された大連立構想が党内外に混乱を招いた」として代表を辞任する意向を表明。民主党の先行きが判らなくなってきました。デモね、はっきり言って、今までの追い風は力を弱めるでしょうね。小沢さんがいったいどんな意図を持って福田さんの提案(とされている訳ですが、一部情報筋は実は民主党側(つまりは小沢さん)からの提案で、流れとして自民党側からの提案であるとして欲しいと頼まれた様だと言われている訳ですが)を民主党の役員会に持ち帰った