川辺のタヌキ
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寝込んじゃいました
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 晴れ。 月齢17.4 居待月

 暮れも押し迫っていよいよっていう時に風邪引いて寝込んじゃいました。まだ頭痛いです。どうやらお天気のいいのも今日くらいまでのようで、天気予報によると、今週末辺りから崩れ始めて所々で雪が降るとか。朔無なるといわれつつ、まだ本格的とは言えない感じだったのでようやく本格的な寒波という事でしょうか。夏至も過ぎてしまって、日の暮れるのがこれからは一刻一刻と遅くなる訳ですが、そんな時に寒くなるんだって、何だか変な感じがしますけど。

 今月23日にジャズピアニストのオスカーピーターソン氏が腎不全で亡くなられました。享年82歳。超絶技巧の持ち主で、ナット・キング・コールに影響され、レイ・ブラウンやルイ・アームストロングと共演し、多くの名演奏を遺しています。これで、今年ここで訃報を伝えたのは11名になってしまいました。改めて11名の方のご冥福をお祈りしたいと思います。

 今年を表わす漢字に「偽」が選ばれていましたけど、年末のこの時期にまたもや製品の表示疑惑が発生です。ユナイテッドアローズの販売していた「カシミヤ 70%」と表示されていたストールが、実は全くカシミアなんて使われておらず、他の動物の毛が使われていたそうです。「カシミア」とは、インドのカシミール地方に住んでいる「カシミアヤギ」というヤギの一種の毛から採集された毛から作られたもので、「他の動物の毛」というのは完全に偽装としか言い様がありませんね。ま、そもそも、「カシミアヤギの毛」がそれ程沢山流通出来るのかという事を考えると、「魚沼産コシヒカリ」とか、「国産ウナギ」とかと同じようなものだと思うんですけどね。カシミアのストールは食品ではありませんけど、今年は偽装で始って偽装で終わる年っていう事なんでしょうかね。来年はこういう事の無い年だと良いですね。

 年明けにも解散総選挙カモなんていう噂もあるようですが、自民党は衆議院議員の選挙区の設定に苦心しているようですね。特に、いわゆる「小泉チルドレン」をどう扱うのかというのがポイントになるようで、選挙区の変更や場合によっては公認が取れないなんていう事も出て来そうです。小泉チルドレンの象徴ともいわれるタイゾー君ですが、北海道1区からの立候補をという事で考えていたようですが、どうやら北海道1区は新人候補者を公認にするようです。という事で、タイゾー君は公認が取れなくなる可能性が出てきました。某政治評論家曰く、「間違いで当選したような人間が現役だからって偉そうな事言っちゃダメですよ」。これ、言い得てるんじゃないでしょうか。ま、彼が公認を取ったからといって戦えるのかと言うと、おそらく無理だと思いますし、現役だからといって彼がどんなことをして、どんな成果を残せたのかという事を考えると、現役であるというメリットはないんじゃないでしょうかね。タイゾー君、ボチボチ次の仕事を探しにハローワークにでも通い始めた方が良いんじゃないですか?

 風邪がまだ治り切っていないのですけど、なんとか年内にHPも更新したいと思っていますので、更新出来ればまたアナウンスいたします。



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政治「的」判断
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 晴れ。 月齢15.4 十六夜

 どうも風邪引いちゃったみたいです。

 世間はクリスマスという事で大賑わいの昨日今日ですけれど、我が家はちょうどクリスマスイブが車検の時期という事で、ただでさえ出費の多いこの時期に加えて車検、9年目の車検という事で色々と出て来る出て来る。結構な出費になっちゃいました。それに加えてプリンターが調子よくないという事で年賀状がまだ印刷出来ていません。で、車検あがってきた車でとりあえずプリンターを買いに行くという事になっちゃって、弱り目にたたり目、泣きっ面に蜂状態です。それに輪をかけて風邪引いちゃった訳ですけども。
弱り目に祟り目って言うと、実は、メインのパソコンにぶら下げているデータ用のHDDの1つが突然認識されなくなっちゃって、データが壊れちゃったようです。このHDDは、写真のデータとか、iTunesのデータとか用にしていたので、結構辛いかもです。この辺りの復旧作業だ何だでここのところ更新がお留守になっていました。

 で、その間に起きていた大きな事件というと、薬害肝炎問題という事になる訳ですけど、これについて、政府の提示した救済案になお「患者の線引き」があるとして決裂してから3日、新しい政府案として福田首相が「一律救済をする案を議員立法で成立させる」という政治判断がでたようです。ただ、具体的な内容が不明という事で、原告団側はまだまだ安心していないようですね。どういった内容になるのでしょうか。それにしても、「やれば出来る」訳で、どうして当初からこういう判断を英断せず、今に至ったのかという事が疑問として残る訳ですよね。福田首相は色々といいわけじみた説明をしているようですが、結局の所、年金問題で支持率を下げ、薬害肝炎の問題でも対応の悪さ、政府の国民に対する冷たさという事で支持率が低下した事から人気取りに必死というところでしょう。
 福田首相は、「原告と会う事も『やぶさかではない』」と言っているようですが、どうしてこう上目線なんでしょうか。「会って欲しいんなら会ってやらん事もないけどな」って感じに聞こえますね。これ、他人に迷惑をかけ、あまつさえ命を奪うような事をした張本人の責任者の態度として正しい態度なんでしょうか?福田首相的には、「面会すればきっと恩義に感じて今回の英断も感謝されるだろ」うなんて思っているのでしょうか?私が原告なら絶対に会う気になりませんね。首相説得に奔走したと漏れ聞こえてくる桝添氏には会うかも知れませんけど。
 また、法案に盛り込まれる事になっている国の責任に関する言及も、現状ではどうやら「薬害解決を遅らせた責任」など、薬害の「結果責任」を明記するに止まらせようというのが与党と政府の思惑のようで、これだとそもそも薬害が発生した事については国には責任がないような記述になってしまう訳で、原告側も野党もこれには反発する事は必至ではないでしょうか。何だかね、これでホントに一律救済って事になると国(というか、福田首相)は思っているのでしょうか。そう思っているとすれば、安倍氏並みに空気が読めていないという事だと思いますけど。今回の肝炎にせよ、エイズにせよ、薬害による感染の原因を作ったのは国の責任である事は明々白々の事。また、これらの事実が確認された後もこれらの原因とされる薬を使い続けたのは国の怠慢によるいわば意図的で消極的な殺人ではないのかと思います。と、ここまで書いてもう一度ネットでニュースを確認してみると、今夕首相官邸で福田首相と原告団の会見が実現し、「長年にわたり、心身ともに大変ご苦労をおかけした。この場を借りて心からおわび申し上げる」と首相が原告団に対して謝罪したそうです。また、明確な謝罪を法案内に盛り込む予定になったそうです。が、どうにも「仕方がないから」感が拭えない感じがするんですよね。この総理、やっぱり安倍さんと同じでお坊ちゃまなんだなぁっていうのを実感した出来事でした。
 そう考えると何だか怖い感じがするのが、お坊ちゃまによるセイジがどんどん進んでいるという事ですね。世間というか、一般庶民の感覚からどんどん乖離したところで「政(まつりごと)」が進められていくというのはどうなんでしょうか。彼らにとって国民なんていうのはお金を納める「働きアリ」程度にしか見えていないんじゃないでしょうかね。


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懲戒処分請求
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晴れ。 月齢10.4 宵月

 今日で年内最後の授業という事で、いよいよ年末という感じになってきました。後10日で今年も終わりですが、みなさん、新年を迎える準備は着々と進んでいますか? 私は全然進んでいません‥‥。

 大阪府知事への出馬を正式表明した橋下氏が、山口県光市の母子殺人事件の被告弁護団に対して懲戒処分請求をテレビで呼びかけ、多くの人が弁護団に対して懲戒処分請求をした事は有名な事ですが、この懲戒処分請求をテレビで呼びかけた事について17日、約340人が「刑事弁護の社会的品位をおとしめた」として、橋下氏の懲戒処分を所属先の大阪弁護士会に請求したそうです。これ、何故このタイミングなのでしょうか。懲戒処分請求をするのならどうしてもっと早い段階でしなかったのでしょうか。そこにはっきりと見えてくるのは橋下氏の知事選出馬に対する妨害工作という意図でしかないのではないかと思います。
 ま、そうだとすれば、この340人の陰に隠れている首謀者がいるはずで、そこが光市の母子殺人事件の被告弁護団と繋がっていないと考える方が不自然かも知れませんね。いや、場合によっては被告弁護団の誰かが首謀者である可能性も否定出来ないかも知れません。だとすると、非常に低俗なというか、「目くそ鼻くそを笑う」とでもいうか、情けない泥仕合じみてきてしまって興醒めですね。自らがやられた時にはその手口を卑怯だと言わんばかりの態度だったのに、ここに来てそれと同じ事をするなんて言うのは子供のケンカとレベルとしては何ら変わらないという事でしょう。光市の被告弁護団に対する懲戒処分請求は結局取り合わないという事のようですが、今回の事も取り合わないとするのが大人の態度なんじゃないでしょうかね。あほらし。

 年末になって予算案が具体的になってきているようで、2008年度の予算原案が財務省から出たようです。これによると、一般会計総額は83.1兆円と昨年度から微増(昨年度 82.9兆円)に止まる様子。税収はこれも微増の53.6兆円。ポイントは、地方交付税が3年ぶりに増え、15兆4,000億円程度という事で、前年比 2,000億円増で、児童手当特例交付金、減収補てん特例交付金、特別交付金などを加えた一般会計ベースの地方交付税などは15兆6,100億円程度となり、同6,800億円程度の増加となっている点と、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字額は5.1兆円(同4.4兆円)と5年ぶりに悪化しているという事なんだそうです。が、赤字に関してはどうも見方を変えると減ってきている事になるようですから、これは政府が国民を脅して消費税アップやむなしという世論を作りたいという事なんじゃないでしょうか。

 薬害肝炎の原告団が和解修正案を出していましたが、結果として成立せず、国側の大英断もないまま(とはいえ、舛添氏は出来る限りの条件提示をしたとは思っていますが、原告談に対しては合せる顔がなかったのか会見の際にも顔を出さなかったようですけど)交渉決裂となってしまったようです。「司法判断に従う」というのは一見とても冷静で常識的回答という気もしますが、こうなった責任に対して全く謝意の気持ちや責任感が表れていないように感じます。国民をどう見ているのかという事の一端がここにも表れているという気がしますが、こうまで国民を大事にしない国に、国民が従うものなんでしょうか?この辺り、「国とは何か」、「行政とは何の為の存在か」という事とも関わる事ですが、どうにもこの内閣、この政権は冷たいという気がしますね。



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「UFO確認していない」って、あたりまえなんじゃないの?
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 晴れ。 月齢9.4 十日月

 夕べはもう、眠くて眠くてどうしようもないくらい眠くて、完全に睡魔に負けて眠ってしまいました。

 政府が「UFOの存在は確認されていない」とする政府見解をまとめたんだそうです。これは、民主党の山根隆治参院議員が「UFOについての認識」というタイトルの質問趣意書で政府に対して質問した事への回答という事だそうです。って、そもそも、「UFO」の意味が解ってますか?って訊いてみたいですね。
「UFO」は、Unidentified Flying Objectの略で、日本語訳すると、「未確認飛行物体」なんですよね。つまり、今回の政府見解を日本語だけで表現すると、「未確認飛行物体の存在は確認されていない」という事になって、「頭痛が痛い」とあまり変わらない訳の判らない言い回しになるんですよね。「『未確認飛行物体』というものの存在が確認されていない」という意味でおっしゃっているとすれば、それを根拠に、情報収集や研究をしていない事や日本に飛来した場合の対応についても「特段の検討をしていない」と答弁している訳ですが、これもどうにもおかしな事じゃないでしょうか。確認されていないからこそ、研究や調査をするべき事だと思うんですけどね。それによって日本上空の防空体制にも変化を強いられるかも知れないとすれば重要課題という事じゃないのでしょうか。
 福田首相は一連の発言に関して「私はまだ(UFOを)確認していない」と言ったとか。いや、あなただけではなく、世界中がまだ確認出来ていないからこそ、「未確認飛行物体」なんじゃないでしょうかね。
 このエントリーをまとめるためにいくつかの新聞社のサイトを覗いてみた訳ですが、いやはや、情報の提示の難しさをこれまた感じた次第です。つまりね、各社の情報がどうも切り取り方がまちまちで、正しいニュアンスが伝わりきれていない気がするんですよね。例えば、asahi.comでは、「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体(UFO)の存在を確認していない」と政府のコメントを紹介していて、これだと「UFO」を狭義の意味で捉える事が出来、対象を絞る事が出来ている訳ですよ。ところが、他の記事(東京新聞やスポーツ系新聞等々)では「UFOの存在を確認していない」と、この部分だけを切り取ってしまっているモノが多いんですよね。ところが、これもよく調べると、最初の報道では上記の東京新聞やスポーツ系の新聞社のサイトでも、「地球外から飛来してきたと思われる」というニュアンスがちゃんと書かれているんですよね。「UFO」とだけ表記してしまうと、広義の意味となる訳で、それは単に「未確認飛行物体」という事で、例えば気象現象によるモノであったり、未確認の民間機の機影であったりと、いわゆる「宇宙船」とか「円盤」とは違った意味も含まれてくるんですよね。この辺り、注意をして情報を伝えて欲しいと思います。
 と、では、地球外から来たであろうと思われるUFO、つまり、宇宙船は存在するのかという事になる訳ですが、町村官房長官は政府の答弁に対して「政府の公式答弁は極めて紋切り型。私は個人的にはこういうものは絶対いると思っている」と個人的には異論を挟んでいるようです。町村氏曰く、「そうじゃないと、ナスカ(南米ペルー)のああいうの(地上絵)、説明できないでしょ」という事ですけど、これを論拠とするのはちょっとどうなんでしょうね。
 では、私自身はというと、宇宙人の存在はほぼ間違いない事だと思っていますし、彼らはもしかしたら宇宙船で移動するという段階にまで発達した文明を持っているかも知れないと思っていますが、果たしてそれがアインシュタイン物理学を覆すような移動手段を持ち、つまり、光速を越えて移動する手段を持ち得るのかというと、それはかなり難しいのではないかという気がしますね。ま、希望的観測を言えば、そういう手段を持ち、平和に共存する宇宙人が存在していて、人類が将来その宇宙人クラブに所属する事になると素晴らしいとは思いますけどね。
 スタートレックの世界の設定ではゼフラムコクレインがワープ航法を発明するのが2063年。まだ56年先の事なので、今から宇宙人との接触について用意するのも良いかも知れませんね。上記の設定では最初に遭遇する宇宙人はヴァルカン星人という事のようですから、ヴァルカンサインと「長寿と繁栄を」という挨拶は覚えておいた方が良いかも知れません。もっとも、その頃には私はおそらく生きてはいないでしょうけど。



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無責任な責任者
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 晴れ。 月齢7.4 上弦 宵月

 産経新聞をお読みの方は今朝の新聞の記事をどう受け止められたでしょうか。産経はいわゆる右寄り報道が多いと言われ、体制寄りの表現や記事が多いとも言われたりする訳ですが、その産経ですら、一面トップで「首相発言世論と乖離」と大きな見出しを打った記事を載せている始末です。産経新聞は「年金不信から政治不信へ」と書いていますが、政治家に対する不信感がこれ程までに募っている状況というのは過去無かったのでは無いでしょうか。これ、確かにトピックスだけを見れば年金不信から政治不信へと変化したと捕らえる事が出来るのでしょうが、実際にはそこに至るまでに様々な小さな、政治家によるいわゆる「不適切発言」や「不適切行動」といったものが堆積し、それが今日のような確固たる政治不信、自民党不信へと繋がっているのではないでしょうか。
 産経新聞には今年7月からの首相の発言(安倍氏も含む)9件が掲載され、宙に浮いている年金記録 5,000件の内訳がグラフで示されていますが、年金記録については産経新聞の「年金不信から政治不信へ」という切り口の論証という意味で掲載されている訳で、これ以外の問題を見ていく事も必要ではないかと思いますね。とはいえ、年金問題が直接的な要因となっているだろう事にも間違いはないでしょうし、大きな要因である事もまた事実でしょう。政府自民党(公明党もですが)はどう見ているのかというと、どうにも開き直ったような発言が多く見受けられ、ほつれた部分を見つけて指摘すると、開き直って大声を上げる風体は今や時代遅れとなっているどこいらの集団と同じではないでしょうか。
 官房長官時代の福田氏はその飄々とした受け答えや記者のコントロールの様子が強さと感じられましたけど(だからといって好きではありませんでしたけど)、首相となると同じ事がとても嫌味に感じられる気がしますね。この人、結局の所国民がどう考えているのかとかどう感じているのかとかっていう事には興味ないんでしょうね。そんな「下々の連中」がどんなことを言おうが「賢い我々が良いようにしてやるんだから黙っていろ」といったような感じでいてるのじゃないでしょうか。
 福田氏がどう考えているのかというのは例え首相という立場にあろうが個人の考えでしかない訳で、「自民党」としてまた、「政府」として国民に対して公表した約束(「最後の1人にいたるまで、記録をチェックし、まじめにこつこつ保険料を納めた方々にしっかりと正しい年金をお支払いする」7/12安倍首相、「最後の1人、最後の1円まで確実にやる」8/28舛添厚労相)を「選挙のスローガン」と言い、公約違反ではないのかと訊かれると「公約違反というほど大げさなものなのかどうか、と思いますけどね」(12/12福田首相)と嘯き、さらにその発言について追及されると、「公約でどういうふうに言っていたかが頭にさっと浮かばなかったから」とまるで自分が言った事じゃないからよく判らないとでも言いたいような発言をし、煙に巻こうとする辺り、国民をなめているとしか思えません。自民党はこの問題をどう納めようと思っているのでしょうか。国会の会期再延長によってなんとか給油法を通したいと思っている自民党、これにしてもホントにそれが今の日本に必要な事なのかというとどうもそんな感じがしないんですよね。反面、高騰するガソリンや灯油については何ら効果的な手を打てないままですし、「特定健康診査・特定保険指導」によって、ウエストや血圧、中性脂肪値などが規準値をオーバーしている場合は生活習慣病等に罹りやすい状態にあるとして医療費を10%上乗せしようなんていう事も検討しているとか。これも「肥満体質になっているのは自己管理が出来ていない為」と、いわゆる「自己責任論」によるものという事ですが、それならタバコを吸っている人の医療費や飲酒の習慣のある人の医療費も同様に自己責任という事になるのでしょうか。タバコに至っては副流煙による被害の方が実際は大きいと言われている訳で、これに関しても「そんな人の近くにいるから」という事でこれまた自己責任という事でしょうか。それなら、国会議員の議員年金に関しても、「退職金がないからそのかわり」だなんていう理屈はやめて、「そんなことは判った上で国会議員になった『自己責任』」として国民年金で我慢していただかなければいけないのではないでしょうか。何でもかんでも国民の負担を強いる時には「自己責任」という言葉を都合よく使っておいて、自らの事については棚上げにする辺り、国会議員も公務員も何かはき違えていませんかね。責任者が責任者として機能する国こそが、「美しい国」なんじゃないでしょうか。


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ジェイムス・T・カークのアカデミー時代
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 曇り一時雨。のち晴れ。 月齢6.4 弓張月

 ここのところの冷え込みは本格的なもので、今日はお昼過ぎに雹が降ったようです。12月も中画にさしかかった訳で、それくらいの寒さは当たり前ではある訳ですが、それでも「ああ、冬なんだなぁ」って感じますね。
 携帯電話が調子悪くなって修理に出したっていう話はここでも紹介しましたけど、先日、ようやく修理が終わった機械を受けとりにいってきました。基盤の交換と、表面のパッケージが交換されていたので見た目もかなり奇麗になってちょっと得した感じなのですが、なにせ奇麗に中身がとりかえられてしまった事もあって着メロとか、壁紙だとかが消えちゃっていて、それぞれ必要なものや欲しいものはもう一度入れ直さなきゃ仕方がないので、それぞれの元に接続してダウンロードしていたんですよね。で、その中にスタートレック関係の音とかっていうのもあるので、そこに繋いで、ダウンロードしていると「スタートレックXI 決定」という文字が目の端に止まったんですよね。で、改めてネット検索してみると、スタートレック放送開始40周年の記念すべき年となった今年、ついに長い間沈黙していたスタートレックの映画11作品目が撮影開始されたんだとか。で、どんな映画だろうかと思って調べているとキャストが紹介されていたんですよ。で、それを見てビックリ。んんと、カーク船長やスポック、ドクターの名前がそこには書かれていたんですよね。ただし、なんと俳優の名前が違っているんですよ。カーク船長の役をする俳優さんはなんとマット・デイモンだそうで、この映画はカークがまだエンタープライズに乗り込む以前の、若い頃の話なんだそうで、カークとスポックやマッコイとの出会い、最初の任務の様子などが中心になるんだとか。若かりし頃のカークをマット・デイモンが演じるという事になりそうです。既にクランクインしていますが、公開は来年の冬なんだそうです。約1年先ですが、今からとっても楽しみです。実はね、個人的にはちょうど40周年の今年、新作映画が公開されるんじゃないかとは思っていたんですけども、それもなかったので残念に思っていた所なので余計に嬉しい話題でした。
 この作品でカークやスポックの「若返り」が成功したら、TOSの新作が次々に発表されるなんてことになるのでしょうかね。TOS、TNGと来ていた世代交代が進んで、次は何だろうかと思っていたのですが、これはこれで嬉しいかもです。私の予想というか、希望的観測としては、VOYという予想をしていたんですけどね。ま、それは無いか。とにかく、来年の公開が楽しみです。

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星の降る夜
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 晴れ。 月齢5.4 夕月

 昨夜はふたご座流星群の極大日という事もあって、ベランダで空を見上げて流れ星が流れるのを待っていたんですけども、昼間の天気の悪さと打って変わって8時過ぎくらいから雲が切れ始め、10時を過ぎる頃には奇麗に晴れ渡っていました。11時過ぎくらいからベランダに張り付いて夜空を眺めてみると、天頂近くには火星がオレンジがかった色で輝き、天頂付近の東側にはふたご座のカストルとポルックスが輝き、天頂から南側にはオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座が奇麗に見えていました。この3つの星座には冬の空の中でもひときわ明るいシリウス(おおいぬ座)、ベテルギウス(オリオン座)、プロキオン(こいぬ座)が輝いていて、奇麗な「冬の大三角」が見えていました。
 ふたご座流星群はふたご座のカストル付近に放射点があって、この付近を中心に空の様々な方向に流星が飛びます。流星群には「母天体」と呼ばれる流星群のもとを宇宙空間にばらまいた天体というのが存在していて、たいていは彗星が母天体になっていてその彗星が太陽風などによって吹き飛ばされたチリ、いわゆる「彗星の尾」が流星のもとになっている場合が多いんですが、このふたご座流星群は、どうやら母天体が「ファエトン」という小惑星で、彗星以外の天体を母天体とする事が判った最初の例だそうです。が、このファエトンはもともと彗星だった天体なんだそうで、彗星として長い尾を引いていた頃のチリが今のふたご座流星群を構成しているという事のようです。
 で、実際にその流星がみれたのかというと、途中でベランダから離れる事もあったので、全部でだいたい30分くらい空を見上げていたんですが、私が見たのは4つでした。月もなく、晴れていたとは言え、我が家が駅からすぐの所(とはいえ比較的暗いところですが)にある事と、南側に繁華街があって結構光害があるという事で、場所的な条件としては街中から見上げている状態なので、仕方がない所ですね。それにベランダからなので見える視野は全天の半分程度(南側)なんですよね。放射点となっているふたご座のカストルは天頂付近にありましたから、各方向にまんべんなく流れたと想定すると、おそらくその倍は流れていただろうという事になるので、30分で8つ程度の出現だったという事になります(明るさの条件というのもありますけどね)。
 久々にゆっくりと見上げた夜空、それも私の大好きな冬の夜空で、音もなく流れる(当然ですが)流れ星はひときわ奇麗な光でした。

 12月14日というと、忠臣蔵の討ち入りのあった日ですが、実際はこれ、旧暦なので、今日ではないんですよね。それでも、お芝居の脚色として降っていた事になっている雪、確かに討ち入りの場面には雪が降っていて欲しいと思うくらいにぴったりはまってますよね。山鹿流の陣太鼓は無くても良いかも知れないし、衣裳もああまで揃っていなくても良い(あんな衣裳ではなかったらしい)けど、雪は降っていて欲しいなぁ。因みに、旧暦の元禄15年12月14日は太陽暦では1703年1月30日になるそうで、「14日」というのも、江戸時代は夜明けをもって日付が変わるとされていたので、実際には15日の未明の事件だったんですよね。ま、感覚的には14日という事で構わないと思いますけど。この日、天気はどうやら夕方まで雪が降っていて、夜には晴れていたそうですが、討ち入りの際にはまだ雪が積もった状態だったんだとか。だから、「雪」というのはあながち嘘とも言えない訳ですね。どうやらこの積雪は赤穂浪士に味方する雪だったようで、寒さでまだ外に出る者が少なかった事と、47人が行列で歩いている足音も雪が緩衝材になって消えていたんだそうです。
 歴史的事象についての評価というのはその時代の様子も反映される者だったりする訳ですが、近年の研究では赤穂浪士47人は単に忠義のために討ち入りをしたのではなさそうだという事になってきているようです。最近いわれているモノの1つが、いわゆる「かぶき者」だったのではないかという説で、それ以外にも、忠義の士である事を示す事で、士官の道を開く事が出来るという計算があったのではないだろうかというものもあります。いずれも世相を反映した視点ではないかと私は思いますね。ともかく、この一見で武士道とはという事や、幕府に対しても、忠義とはなんぞやといった問題の投げかけがされたりと、当時の世間を揺るがす大事件になった事は間違いない事ですね。
 それに比べて今、世間を揺るがせている事件を見てみると、なんというか情けないモノを感じます。マクドナルドの賞味期限偽装はそれのみに止まらず、労働問題とも絡んでややこしくなりそうですし、白木屋などを展開するモンテローザや八剣伝などを展開するマルシェ、村さ来本社などが脂を注入した馬肉を「霜降り馬刺し」として販売していたとして、公正取引委員会から排除命令を受けています。どうして交も大きな世相にまでなっている問題を性懲りもなく続けているのでしょうか。こういう時にこそ、四十七士よろしく、正義の鉄槌が必要なのかも知れませんね。


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出来ないって?
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 曇り時々雨。 月齢2.4 三日月

 「今年の漢字」の発表が今日ありました。去年はどんな漢字だったか覚えておられますか?去年は「命」という字が選ばれていますが、毎年「今年の漢字を一字選ぶとすると?」とその時の首相に聞いているようですが、去年、安倍氏は、「一文字」と訊かれているのに、「一文字にするとすれば、『責任』でしょうか」と二文字で答えるとんでもないオオボケぶりでしたけど、今年の総理、福田氏はちゃんと「信」と一文字で答えていましたね。ま、当然の事といえば当然の事なんですけれど。さて、今年の漢字として選ばれたのは大方の予想通りに「偽」という文字でした。不二家や赤福、白い恋人、吉兆などの食品の偽装、テレビの健康番組のねつ造情報や厚労省の年金疑惑、防衛省の疑惑等々、世間を欺き、偽る行為が何だか常態化してしまったように感じた今年の状態を表わしていると言う事のようです。ねつ造や偽装って、実際には今に始った事ではありませんが、こういう問題があるれるように湧き出してきたというのはそれらを問題視する傾向がようやく定着してきたからなのかも知れません。そうならそれはそれで良い事なのかも知れませんけどね。面白いのは福田首相の選んだ「信」とは真逆の「偽」という文字が選ばれた辺り。おそらく福田氏もこの辺りを意識しての「信」の選択だったのでしょうが、現実には全く信頼、信用なんて成り立っていないという事を世相は表わしているという事ですね。
 それにしても来年はもっと楽しかったり明るかったり、人に優しかったりするようなイメージの良い字が選ばれる年になると良いですね。

 政府自民党は該当者不明の年金記録の特定について、「来年の3月までには特定出来ない」と発表、記者の「それは公約違反にはならないのか?」との問いに対して、「来年3月末までにすべての問題を解決すると言った覚えはない」とうそぶいています。いやいや、そもそもさ、来年3月までになんて終わる訳なんてないと殆どの国民は思っていた訳ですよ。ところが、それを「する。出来る。」と言ったのは誰あろう当時の内閣総理大臣で、当然ながら自民党の総裁であった安倍君ですよ。「出来る訳ないでしょ」って言っているものを、「いやいや出来る。やるんだ。」と言い切ってそれで選挙を戦ったのは自民党だった訳ですよ。それが今頃になって(解っていた事だけど)「出来ない。そもそも出来るなんて言った事はない」なんて言い出して、国民を煙に巻こうっていうこの態度、これを公約違反と言わずして、これを二枚舌と言わずして何と言えばいいのでしょうか。こんな政党を信用し続けていていいのでしょうか。国民を平気で裏切り、国民には痛みを強いる一方で自分達は好き勝手にしている現状に甘んじ続ける必要が何処にあるのでしょうか。
 出来ない事をするといった責任は当時首相だった安倍君にも当然ありますし、現首相の福田氏も、鼻で笑って誤魔化している場合じゃないだろうと思うんですよね。この人、国民をバカにしてませんか?桝添氏も、この件については謝罪を拒否しているようですけど、ま、確かにね、こうなったのは桝添さんの責任ではないでしょうし、おそらく桝添さんも出来ると思っていた(思いこまされていた可能性も含めて)からこそあれだけ大見得を切って「やる」と言ったのでしょうけど、政府のした事について、所属官庁の責任者として謝罪する事は必要だったのではないでしょうか。私はだからと言って桝添氏に責任を取って辞めろと言う気はありません。責任を取って辞めるなり年金の受け取りを辞めるなりしなければいけないのは厚労省の担当部署の役人達だと思いますね。彼らは自分が責任を取る必要がないからこそこんな無責任な事を続けてきていた訳で、この感覚のズレこそが諸悪の原因なんじゃないでしょうか。悪い事をした、或いは、するべき事をしてこなかった責任は自らが取らなければいけないのが民間企業の常識で、それはつまり「社会の常識」です。彼らにも社会の常識に則った実の処し方をして貰うべきなんじゃないでしょうか。
 「照合が出来ない可能性がある」?バカな事言ってないでプログラムなんかに頼らないで自分の手と目で照合しなさいよ。何が何でも照合しなさいよ。徹夜しようが家に帰れなくなろうがそれをするのがあなた達の仕事でしょう。するべき仕事を今までしてこなかったつけが回ってきているだけの事なんだから、徹底的にしなさいよ。その分の残業代を請求するなんていうのは以ての外です。その仕事をするべき時間分の賃金は既にあなた達が使ってしまっているんじゃないですか?給料を貰っていながらおざなりにしておいた結果を取り戻そうとしているだけなんだから、更に上乗せで支払うなんて事は常識的にあり得ないでしょ。それが嫌なら今すぐに年金の受け取りを辞退した上で役人をお辞めなさい。あなた方が遊んでいてするべき事をしなかったが為に多くの国民が受け取るべき年金を無くしているのですから、あなたが受け取るべき年金をそちらに回したらどうですか?
 能力無き者、意欲無き者は去りなさい。こういう人達が国を滅ぼしていくのですから。そんな人を食べさせるような余裕はこの国にはもう無いはずです。

 と思ってテレビを見ていると、その自民党に推されて橋下弁護士が来年1月の大阪府知事選挙に出馬する意向を固めたとか。先週までは「絶対に出ない」と言い続けていたのに、ここにきて出るんだって。これまた見事な二枚舌。二枚舌政党から二枚舌候補が出馬するんだからある意味で正しいという事になるんでしょうが、この人が通ったらそれこそ大阪の恥なんじゃないでしょうかね。タレント候補(橋下氏は弁護士ではありますが、事実上タレント候補と言っていいと思います)にすがらないとどうにも候補者を立てられない自民党。もうこの党の賞味期限は切れているんじゃないでしょうかね。
 橋下氏が悪いとは思っていません。が、もうタレント議員は結構です。知名度だけで選挙に勝とうとする自民党の口車に乗せられて選挙に出るのはおよしなさいな。







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あるまじき責任転嫁
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 雨。 月齢1.4 既朔

 船場吉兆の社長が偽装事件への積極的関与、いや、偽装指示をしていたという事をこの期に及んで認める記者会見が開かれました。それにしても異様な風景の記者会見で、吉兆の創業者湯木貞一の娘で湯木正徳社長の妻佐知子取締役が喜久郎取締役(跡取り)の横で記者の質問に答えようとしている喜久郎取締役に対して回答の指示をあたえているという様子は見ようによっては過度の過保護、違う視点で見ると、「船場吉兆」としての創業者の院政が続いているという事で、本質的な問題点というのは実はこの辺りにあるんじゃないかという事が見え隠れしているんじゃないでしょうか。子の一連の事件の責任を取る形で社長と喜久郎取締役は辞任する事になりましたが、佐知子氏は辞任しないという事で、実質的な指導体制は実は温存された形で、本質的な解決にはなっていないのじゃないかとさえ思えてきます。この佐知子氏は、名門「湯木家」あっての吉兆だという感覚が強いんでしょうね。だからこの期に及んで尚、まだ湯木家の家名に拘っているのじゃないでしょうか。
 だからこそ、「従業員が勝手にやった事」と平気で責任転嫁をし、自らの責任を逃れようとしていたのだと考える方が分かり易いですよね。記者会見の際に、佐知子氏が小さな声で(マイクは完全に拾っていましたが)喜久郎取締役に答え方の指示をしていましたが、これも吉兆の事を考えてというよりも、湯木家の事を考えての事だったと理解する方が分かり易いですよね。
 これはつまるところ顧客(ユーザー)を無視した私欲に走った行為で、本当の意味での反省を感じる事が出来ないモノです。ま、吉兆みたいな高いところは私のような底辺の庶民には関係のないところですが、こういうこういって経営に確実に影響していくのが昨今の市場のセオリーで、エキスポランドもジェットコースターの事故以来、点検を実施し、対策を打ったとはいえ、来場者数が激減し、ついに経営が逼迫し、休園にまで追い込まれた訳で、吉兆もこのままでは同じ轍を踏むのではないでしょうか。操業一家というプライドと執着を捨て、吉兆を愛する顧客の為になる事を考えた今後のあり方を示す事こそが吉兆の生きる道ではないでしょうか。


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情報共有は信頼関係の構築から
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 晴れ。 月齢0.4 新月

 先日、家人が包丁でザックリ親指を切ってしまうという怪我をしたので病院へ連れて行って、幸い大した事はないという事で(本人的にはかなり出血したようで手が震えていたようなんですけども)それから数回消毒に通うのに車で連れて行っている訳ですが、ま、当然ながら通訳もする訳ですけども。家人が通訳協会に通訳を依頼するのを嫌っているという事と、事前に通訳依頼と承諾書を役所に送らないと「契約成立」の状態として認められないという事で(実は以前からそういう規定ではあったのですが、徹底されていない緩いルールだったのがコーディネート業務が役所に移管したのと同時時徹底するようにという事になったので)もうただ単に「家族の付き添いで通訳してます」状態で行ってるんですよね。ですから通訳料は出ていません(少し悲しいですけど)。ま、それは良いんですけども。
 何度か通院した時にたまたま地域のあるろう者と病院の待合室で出会ったんですよね。久しぶりに会った人だったんですけど、以前と比べるとめっきり痩せたというかやつれた感じで、少し心配しながら話をしていると、血圧が高いという事。「上が200とちょっとくらい」とニコニコしながら話す辺り、この人の病識が出ている訳ですが、色々と話をしている様子を看護師さんが見ていて、こちらに近づいてきて「ご家族の方ですか?」との問いかけがあったので、「いえ、知人です」と答えたんですけど、その看護師さんはどうも家族なら相談をしたい事があったような雰囲気だったんですよね。で、私も血圧が200を超えているという事を聞いてちょっと心配だったという事もあって、相談しないといけないような問題があってデリケートな話なのなら役所に相談してみてはどうかと促す意味で、看護師さんに「私は手話通訳をしているものですが、何か問題がおありでしたら、ここで話すのはそちらも守秘義務があるでしょうし、私も同様に守秘義務があるので出来ないと思いますから、何か相談が必要だったり、説明が筆談では難しいような内容であれば、役所の障害福祉室に連絡をしてみてください。」と話しかけたところ、どうも検査を拒んでいるんだとか。これ以上の介入は私の現在の立場(専任通訳でも相談員でもない)では出来ないので、役所への相談を何度も促したのですが、「筆談で説明して納得されているようですので、無理に検査を強要する訳にはいかない」とのことでした。とにかく、何かあったら障害福祉へ連絡をして欲しい旨伝えはしたのですが、どうなんでしょうね。看護師さんや病院側にもろう者に関する理解というのがそれ程ある訳ではないので、彼が何処まで理解出来ているのかっていうのが判らないだろうとは思っているのですけども。
 以前のろうあ者生活相談員さん(一緒に机を並べて働いた事がある人)がまだいた時なら、この事について相談というか事前の情報として「○○さんと先日病院であったけど、こうこうこういう事があったので、もしかしたら病院から何か言ってくるかも知れないし、一度○○さんに話を聞いても良いかも」と話しに行っていたと思うんですよね。ま、それは私自身も専任通訳だったという事もある訳ですけどね。
 病識などに関する事っていうのはかなりデリケートな部分があるので、なかなか判断の難しいところですが、病院側は積極的に検査を勧めるつもりはない様子で、「説明は(筆談で)しましたけどご本人が嫌だとおっしゃるので」で止まってしまっているのは、病院側としては本人がよく理解した上で拒否していると捉えているからという事なんでしょうけれど、前提として存在する「正しい理解」という部分に間違いがあるんですけどね。
 医療従事者はよく「十分説明しました」と言います。確かに、十分な量の説明をしたのかも知れません。が、その情報を適切に受け止める事が出来なかったとすると、説明はしていても理解出来ていない状態にあったという訳で、それは結果として説明していないのと同じ状態にあるという事なんですが、同じ日本人に、日本語を書いて説明したのだから判って当然だと思っている訳で、聞こえの問題をただ単に「音が聞こえない」と言う直接的な障害の部分だけの理解にとどまっているからこそその先を想像したり理解しようと思い至らない訳で、それが結果として十分な説明をしてももうひとつの「十分な理解」に至らない原因なんですよね。
 現職の相談員についていうと、彼女とも一緒にいた時期がある訳ですが、どうも彼女の「ろうあ者生活相談員」としての動きが見えてこない事やどういうスタンスで聴覚障害者福祉に向き合おうとしているのかという部分が見えてこない事、それから以前にもこれと似たようなケースがあって連絡はしたもののその後のアクションがないままそのケースの当事者が亡くなられてしまったという事があったりで、はっきり言って「何らかの対処をしてくれるだろう」というような信頼感がないんですよね。信頼出来ない相手に、個人のプライバシーに関わる事を伝えるというのは端的に言えば出来ない事なので、結局伝えていないままなんですけどね。
 これはとても悲しい事で、登録通訳者や運動関係者と連携出来ない福祉指導員や生活相談員の出来る業務範囲というのはいわば手足を持たない状態で動き回ろうとしているのと同じ状態なんですよね。アウトリーチを拡げる術を持たない、情報を敏感にキャッチするアンテナを持たないままに、自らの手足だけ、自らの情報獲得範囲の身だけでこの種の仕事を進めるのはかなり難しい事で、結果として十分な仕事なんて出来ないんですよね。
 こういった人間関係を築くために必要な事のひとつが市交渉のような場に参加し、誰がどんな話し方でどういう要望を訴えていたのか、どんなことに対してどれくらいの反応がそこであったのか、誰がどういう理解をしていたのか等をつぶさに自らの感覚で知ることだと思うんですよね。そういう態度を関係者は見ているんじゃないでしょうか。そこにさえ参加せず、ただペーパーでわたされたドキュメントだけを見てどういう話だったのかを知ったところでその行間に一体どういう思いがあったのかなんて掴みようがない訳ですし、そこに書かれたドキュメントでさえ一体どれくらいの声量で、どれくらいの手話の大きさ、早さで訴えられた事なのかなんて理解しようがないんですよね。でもね、実はそここそがとても大切な事なんじゃないでしょうか。そういう事を知ろうとしないで、ただ机の上に置かれたドキュメントやペーパーで情報を得たり伝えたりという事だけで事足りるだなんていう発想はいかにも「お役所的」発想でしかなく、そこからは何ら人の生活なんて浮かび上がりはしないんですよね。
 残念ながら、そういう人を信頼し、情報の共有が出来るとは私は思えない訳で、そういう人にデリケートな問題を任せる気にはなれないというのが私の判断なんですよね。ただ、そんな中で、病院であった○○さんのような人達はどうしていけばいいのか、手話通訳者達はどうしていけばいいのか、そんなことを考えると何だか居ても立ってもいられない気分です。


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石炭ってまだまだ利用されてたんだ
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 晴れ。 月齢29.2 晦日月

 NASAがスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げを再延期する決定をしました。これは、アトランティスの巨大な推進力を生み出すエンジン4基のうち2基の外部燃料タンクの燃料残量を測るセンサーに試験中に不具合が見つかった為に、一度は現地時間の8日午後3時43分(日本時間9日午前5時43 分)に延期していたものが、修理が捗らず、9日午後3時21分(日本時間10日午前3時21分)に再延期されたものです。このアトランティスは国際宇宙ステーションにドッキングする予定の欧州宇宙機関(ESA)の科学実験棟の「コロンバス」が搭載され、宇宙ステーションに届ける予定でした。日本では独自のロケット開発をめざしているNPO法人「北海道宇宙科学技術創成センター」(HASTIC)が繊維強化プラスチック製ハイブリッド型ロケット「CAMUI」(カムイ、全長2.9メートル、重さ21キロ)の打ち上げに失敗。打ち上げ後1,000メートルの地点で機体の分離に失敗し落下してしまいました。このHASTICは今まで8回のロケット打ち上げを実施していますが、失敗は初めてという事だそうで、高ポイントですね。また、この「カムイ」は固体燃料ロケットをメインエンジンにしていて、コストも低く抑えられているんだとか。民間主導の低コストロケットの開発、恰好良いですよね。

 ポスト京都議定書としての国連気候変動枠組み条約を検討中の第13回締約国会議(COP13)で先進国が2020年までに1990年比で25−40%の温室効果ガスを削減することと、全体で2050年までに2000年比で50%以下の排出抑制を掲げる共同議長案を作成、提示しています。
 驚いた事ですが、世界中の発電の40%以上が石炭火力発電によって賄われていて、しかも、石炭火力発電って、それ以外の火力発電方法と比べてもCO2の排出が大きく、問題になっているんだそうです。日本でも石炭火力発電は全体の30%以上を占めていてるんだそうで、これはコスト的な理由からだとか。個体の燃焼を制御するのは難しいんだそうですが、粉体にして燃焼させる事でそれもクリアし、燃焼効率もより高くなり、エネルギーを取り出す率も高くなっているんだそうです。石炭火力発電のCO2削減技術が確立されると、世界的にも大きく環境問題の改善に向かう事になる訳で、出来るだけ早く、なんとかしてもらいたいですね。



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ニイタカヤマノボレ
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 晴れ。 月齢28.2 暁月

 「ああ、今年もこの日になったんだなぁ」っていうのが朝起きて今日の日付を知った時の思いでした。12月8日。66年前の今日、日本はハワイの真珠湾を奇襲、太平洋戦争に突入していきます。その時の暗号指令が「ニイタカヤマノボレ一二〇八」だったんですよね。ニイタカヤマ(新高山)は当時日本の統治下にあった台湾の玉山の旧称で、標高3,952mと台湾で一番高い山です。日本統治時代に明治天皇が新しい日本最高峰の山という意味で「新高山」と名付けたんだそうです。
 当然の事ながら私自身は太平洋戦争なんて経験していませんが、当時私の父は千葉県の陸軍高射砲学校にいたそうですが、戦争が始り、外地へ新型の高射砲の教育部隊として出て行き、ラバウルにいた時に帰れなくなり、前線に出る事になったんだとか。ラバウルで終戦を迎えるまでに、山本五十六が最後に飛び立つのを見送ったという話も聞いた事があります。
 父は決して戦争肯定派ではありませんでした。でも、父にとってあの忌まわしき戦争は青春期を過ごした時代で、青春期に文字通り生き死にを一緒にした人達はかけがえのない友達だったようです。去年も書きましたけど、この時期、父はよく夜中にうなされていたのを覚えています。
 戦争が終わって既に62年が過ぎ、当時前線で戦い、なんとか生きて帰ってこられた方々も既に80歳を超えている訳で、戦争経験者に直接戦争について聞くという機会は年々減ってきている訳です。今日のような日にも戦争の特番なんて無くなっちゃいましたね。私が学生時代には12月8日や8月15日というと必ずと言って良いくらいに戦争特番が流れていたモノですが、戦争の記憶が日本という国からどんどん風化していっているという事なんでしょうか。阿倍前首相は「戦後レジュームからの脱却」なんて言い、彼の祖父岸信介氏が首相の頃に「もはや戦後ではない」と言われた訳ですが、私は常に戦後であり続けるべきだと思っているんですよね。つまり、「戦後」でなければそれは「戦前」という事になる訳で、いずれ戦争を迎える時期という事になる訳ですよね。そうではなく、これから先も戦後であり続けるという覚悟こそが実は平和への道なんじゃないかと思う訳です。それには、先の大戦がどういうモノであったのかを多角的に、多層的に知る為にも、経験者からの話を聞く事が大切なんじゃないかと思うんですよね。みなさんのお近くに戦争を乗り越え、戦後の大混乱期を乗り気って来た方がおられたら、是非とも当時の話をお聴きになるべきですね。戦争という名の合法的殺し合いがどんな結果をもたらしたのか、そこから這い上がる為にどれ程の力が必要だったのかを語り継いでいく事が私たちに課せられた贖罪なのではないかと思います。



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生きていく事は難しい事らしいね
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 晴れ時々曇り。 月齢27.2 有明月

 高齢者の医療費が逼迫してきているという事を理由に、高齢者の医療費を有料化(つまり自己負担をさせる)し、なおかつ、まだたらないという事で、75歳以上の高齢者を従来の保健制度から切り離し、独立した保健制度「後期高齢者医療制度」に強制的に移され、保険料を聴取されるようになります。政府による試算では平均で年額72,000円(月6,000円)程度になるだろうという事ですが、具体的な金額は都道府県が決めるという事になっているので、地域によって大きな開きが出てきそうです。事実、大阪府は平均で101,449円(月額約8,500円) で全国で3番目に高い設定になったようです。これ以外に、介護保険料(私の住んでいるところでは月額で約4,700円)も支払わないといけない訳ですから、毎月13,000円以上を支払わなければいけないという事になります。後期高齢者医療の対象者も、原則1割負担(現役並の所得がある場合は3割負担) である事には変わりありません。また、保険料を滞納すると保険証を取り上げられてしまう事になる訳で(短期保険証や資格証明書に変わります)、これも大きなプレッシャーになるでしょうし、結果として医療機関に行かないという選択をする高齢者も増えるのではないでしょうか。また、以前ここでもご紹介しましたが、回復期リハビリ病棟の診療報酬を成果主義にするという話も出ています。こうなると、時間と手間のかかる「非効率的な患者」といえる後期高齢者医療の対象者となる人達に対して本当に必要な医療処置を必要なだけ提供してもらえるかどうかと手も不安ですね。
 とは言え、医療に関する正確な事や詳しい事は我々俗人にはなかなか判らない訳で、医師や医療従事者に対して不満を伝えるという事はなかなか難しいんですよね。「それ」果たして的確な処置なのかどうか、患者側にはよく判らないという事ばかりで、何をされてもよく判らない事ばかりというケースが多いのじゃないでしょうか。
 実は、OECD加盟国30国の中で、日本の医師数は27位(2名)、また、総医療費支出のGDP(国内総生産)比8.0%も22位で、いずれも平均以下の水準にある訳で、これでどうしてこれ程までに医療費の問題が大きく取り上げられるのか、逆に言うと、平均以下の分は何処に消えているのかとても疑問ですね。この国はこれ程までに国民に冷たい事をしておいて、その上まだ痛みを強いる訳で、「国」というモノの在りようが私にはよく判りません。



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灯油1,800円!?
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 晴れ。 月齢25.2 二十六夜

 昨日あたりから益々寒さが厳しくなってきた様子で、冬本番といった感じです。って、12月だもんね、それは当たり前の事ですけれど。ガソリンの値上がりと共に、灯油もどんどん高くなってきています。今日見かけたガソリンスタンド(ハイオク165 円!!)では、灯油18リットルで1,800円なんて書いてありました。このぶんだと年末には2,000円を超えちゃうかもね。
 そんな中、政府が緊急原油高対策の中で低所得世帯に対する灯油代の補助を検討しているという記事が出ていました。これは、北海道の「福祉灯油制度」を参考に、一定額以下の所得の世帯に対して国や自治体が灯油代の一部を補助するという考えのようです。これを含めた原油高対策を来週早々にまとめるという事ですが、財政難もあり、あまり多くの財政投入ができない様子で、効果もあまり期待出来ないかも知れないとの事です。が、輸送業者に対しては道路特定財源を利用してトラックなどの高速料金の引き下げを検討しているとか。いっその事揮発油税の特別措置部分を減税にした方が効果が高いと思うんですけどね。経済的に危機に達していて、緊急支援が必要だという状況の中で「これは道路を整備するために必要な財源だから」だとかって訳の分からない理由で取り置いておいても、結局
道路族や利権に絡んだところにその大半が流れていくのなら今すぐにでも特別措置を取りやめますって言った方がどれだけ国民のためになるかは明白な事だと思いますけどね。それでも「いやいや道路特定財源は・・・」とがんばる冬柴大臣の所には幾ら位の「袖の下」が流れているんでしょうか。そりゃね、冬柴さんは灯油が2,000円になろうが全く痛くも痒くもないでしょうけど、我々にはたいへんな事で、もしかしたらこの冬には灯油が買えなくて亡くなる高齢者も出てくるんじゃないでしょうか。その時、政府はどう責任を取るつもりでしょうか。

 それでなくても家計のやりくりの苦しい高齢者や障害者の家庭をこの原油高が益々圧迫している訳ですが、障害者の家計を圧迫している理由の1つとして障害者自立支援法のいわゆる「自己負担」分がある訳ですけど、自民党と公明党は「障害者自立支援法の抜本的見直しに関する最終案」のなかで障害者の所得保障策として障害基礎年金の引き上げを検討しているようです。ま、結局ここで出したところで自己負担で戻って来るという腹なんでしょうか。また、「応益負担」とされている自己負担に関しても「応能負担」にするという事も検討しているようです。ま、悪い事ではないとは思いますけど、どうも選挙で負けた事から来る迎合というか、次期衆議院選挙をにらんだ「お愛想」というか、腹黒い魂胆が見え隠れしている気がしますね。こういう小手先の改正ではなく、もっと抜本的な改革をしないと障害者の自立を加速するために施策にはなり得ないと思いますが、自民党的には実はそんな事して欲しくないというところなんでしょうか。一時的な対策としての障害基礎年金の引き上げには賛成ですが、抜本的には障害者の雇用や働く場の確保、そのための技術習得や学びの場の保障といった問題をどう片づけるのかという事をもっと真剣に考えない限りは障害者施策は成功しないと思いますね。

 全く違う話題ですが、何が情けないって、自民党、大阪府知事選に太田現知事を推薦しない事を決め、次期候補者として打診していたのが橋下弁護士で、その橋下弁護士からも出馬要請を断られたんだそうです。断った橋下氏は偉いと思いますが、打診していた自民党は何も判っちゃいないという事ですね。この期に及んでまだタレントの知名度を頼りにした選挙をしようだなんて言語道断ではないでしょうか。選挙に勝つ事しか考えていない自民党の意識はもう国民の方向なんて向いていないよっていうのが露骨に出てますね。府民として、そういう自民党に府政を任せたくはありません。


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豊かさって何だろう
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 晴れ時々曇り。 月齢23.2 有明月

 気象庁によるこの秋(9〜11月)の天候のまとめによると、秋雨前線の活動が平年夜も弱く、東・西日本を中心に晴れた穏やかな日が多かったそうで、西日本では戦後最高値の平均気温に達したんだそうです。これは、9〜10月にかけて南東海上の高気圧の勢力が強く、寒気の南下を妨げた結果だそうで、ラニーニャ現象と関係がありそうですね。そんな暖かい日ももう終わりで、気象庁の長期予報によると、12月は全国的に平年よりもやや低め、1月は平年並み、2月は平年よりも少し暖かめになりそうだとか。ま、長期予報なんて言うのは一種の気休めみたいなものですからどうなるか判りませんけども。

 朝青龍が冬巡業の土俵に復帰。もう1人の横綱で朝青龍の休場中を連勝していた白鵬と手合わせし、一応朝青龍が勝つという土俵になっていました。ま、地方巡業はデモンストレーション的な面も強いので、白鵬の先輩への配慮というのもあって朝青龍の勝ちという形になったようですが、その前の朝稽古で胸を借りた力士たちは、例えば嘉風は「横綱は息も上がらず物足りなさそうでした。横綱は横綱で変わっていません」と朝青龍の健在ぶりを証明していましたが、白鵬は見方が違ったようで、「もともと力はあるが、軽い感じがした。本場所までにどれだけけいこができるかな」と厳しい評価をしています。これは横綱同士という事で互角の力をもった者だからこそ判るところという事なんでしょうね。横審の某委員も言っていましたが、私の中でももう既に引退した人のようなモノなので、どうでも良い事ではあるのですけれど、ここで踏ん張ってホントの意味で復活をする事が出来るのか、それとも、引退への序曲が始ったという事なのか、どちらなんでしょうね。それにしても、朝青龍を応援している人達は彼に何を見ているのでしょうか。
 これからが実は正念場じゃないのかと思っているスポーツ選手という繋がりでいくと、フィギュアスケートの安藤美姫もこれからが正念場なんでしょうね。実は私、安藤美姫もあまり評価していなくて、去年の冬季オリンピックの際も、事前の評判からずっと安藤美姫に注目が集まってましたけど、私は荒川静香や村主章枝の方が上手いと思っていましたし奇麗な演技だと思っていたんですよね。フィギュアスケートって、純粋なスポーツ競技というよりも、芸術的な表現が評価されるスポーツで、ただジャンプが出来ればそれでいいというような技術優位のものではない訳で、そういう意味でも安藤よりも荒川や村主の方がレベルが上だったと思っています。今年になって安藤も表現の部分でかなり磨きをかけてきているようですが、それでももともと技術の人ですから、ジャンプの方が得意なんでしょうね。今回のNHK杯でも結局そのジャンプで失敗し、4位に終わっている訳で、不安定な演技が露呈している感じですね。どうなんでしょうね、安藤がここでグズグズしている間に下からどんどん新しい選手が出てきたり、今回のNHK杯では武田奈也も大活躍していますし、それでなくても、成長著しい浅田真央がいる訳で、安藤の活躍の時期っていうのはそう長くはないかも知れませんね。

 スポーツ系の話題っていうのは実はあまり得意ではないので、これ以上続けると化けの皮が剥がれてしまいそう(もう既に剥がれているのでしょうけど)なので、話題を変えましょう。

 聴覚障害者を相手に手話で資産運用の話を持ちかけ総額約1億1千万円を騙し取っていた事件で被告の町田栄子とその息子の訓清が東京地裁でそれぞれ懲役6年(求刑懲役8年)、懲役5年(同6年)の実刑判決を受けました。この事件、2004年頃〜2005年頃の事件で、両者のつとめていた福祉機器会社の社長小林洋子被告(現在公判中)と共謀して知り合いの聴覚障害者に「お金を預ければ銀行よりも高い利息を支払う。元本も保証する」などと手話で虚偽の説明をし、13人から約1億1000万円をだまし取ったというもの。当時既に小林被告の会社は資金繰りが破綻していたのにも関わらず、何も知らない聴覚障害者に手話で儲け話を吹き込んでいた訳ですが、聞こえない人って多くの場合相手が手話が出来るっていうだけで信用してしまうっていう事があるんですよね。この事件の前にもいくつか同様の事件がありましたし、これ以降にも同様の事件は起きていますね。だまされないようにする事も肝心ですが、見方を変えると、手話がそれだけ社会的に広まり、認知されてきているという事でもあるのかも知れません。認知されてきた故にこういう事件が起きてしまっていると考えるととても悲しく、寂しい事ではありますけどね。
 ま、でも、それだけ手話が広まったのは良い事と捉えて、こういう事件が起きないようにするにはあり意味で聞こえない人が「社会ズレする」っていう事が必要なんじゃないかと思います。それにはもっと社会の動きや様子、どんな事が起きていてどういう事に注意すべきなのかといった社会情報に接し、考え、話し合うというような場所や情報の確保が必要という事になるのでしょうが、それには情報が保障される体制が整っている事が必要という事ですね。
 少し話が違いますが、うちの家人が包丁で指を切って血が止まらないと大騒ぎになって、市民病院の救急外来で処置をしてもらったのですけど、ま、傷自体はたいしたこと無かったんですけどね、休みの日の夕方、病院が開いていない日や時間帯、家1人でいて刃物で怪我をして血が止まらないとなると慌てますよね。突然メールが来てその旨知らせてきて慌てて仕事を切り上げて家に帰って病院に連れて行った訳ですが、これ、帰れない状態や時間のかかる場所にいたらどうなんでしょうか。救急車を呼べば良い訳ですが、救急車はね、FAXやメールで呼ぼうと思えば呼べる訳ですが、それで病院に連れて行ってもらったとしても、処置を受ける際に話が通じないという事になるんですよね。緊急時の手話通訳体制については今年の市交渉の重要課題だった訳ですが、現実には全く進展しないままの交渉になってしまっている訳で、身近であったこういうトラブルで改めてその必要性やそういう体制の整っていない事に対する恐怖感を感じました。
 社会経済生産性本部が3日発表した2007年版「国民の豊かさの国際比較」によると、経済協力開発機構(OECD)に加盟する30か国のうち日本は総合で7位(去年は6位)なんだそうです。トップがルクセンブルグ、2位がノルウェー、3位がスウェーデンと、いずれも税率の高い高福祉国。政府が進める「小さな政府」がホントに国民を豊かにするのかどうかここから見ても疑問ですが、国民の実感としてはもっと低い位置にいる気がするのも事実ですよね。何を豊かさの基準とするのかというのは難しいものですが、いざというときに安心していられるという事がその国(市)の国民(市民)に対する意識のありようの指標になるのではないでしょうか。そう考えると、この街の豊かさはもっともっと低い位置にあるんじゃないかと思いますね。



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 晴れ。 月齢22.2 二十三夜

 Leopardを使い始めて一月以上になる訳ですけど、Leopardの使い心地は上々です。フォルダの中のファイルの見え方も例えばワードで作ったドキュメントにしてもその物を小さくしたような状態で貼り付けた写真もちゃんと再現しているので直感的にこのファイルだっていうのがよく判るようになっています。こういうところがAppleらしいインターフェイスという事で、使い心地はとてもいいです。レスポンスも良いしね。Windowsでも出来ない訳ではないですけど、それでも直感的に走査しやすいのはって言うとMac OSだと思いますね。私はあまり賢くないので、Windowsのような頭のいい優等生のOSはどうも苦手ですね。

 いくつか気になった「小ネタ」を拾ってみました。
 厚労相が介護事業所の規制を強化する旨発表しています。これによると、コムスンなどがしていたような処分逃れの為の事業所の廃止などが自由に出来ないように事業所の廃止にあたっては事前に都道府県に届け出てそれぞれの承認が必要になるようです。また、広域的に展開する事業者の本社への立ち入り調査等の権限も都道府県に対して認め、早期の調査などが出来るようになるようです。ただ、この改訂案の中には「連座制」の取りやめについても含まれていて、大手に対して優しいという面も出てくるようです。
 私としては、介護事業者の行政指導の実績などの情報が公開されていないという点がとても不満なんですよね。何処何処の事業所(事業者)はいついつどういう内容で行政から改善指導を受けているというのが利用者や利用者の家族にも簡単にアクセス出来るようにする事が、利用者の監視の目も増えていいんじゃないかと思うんですよね。それに、利用者が事業所を選ぶ際の情報としてもこういう情報は大切なんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうね。

 これも厚労省によると、エイズ新規感染者の約5%が坑HIV薬に対して耐性を持っているタイプのウイルスに感染しているそうです。日本のエイズ、HIV感染者数は先進国では唯一増加傾向にあり、その上薬耐性を持っているとなると何だかなぁって感じですね。

 NECが携帯電話でも動く組み込みの自動翻訳ソフトを開発したそうで、音声認識と機械翻訳の部分から校正されているそうですが、音声認識がついているっていう事は、携帯に向かって日本語で話したら、すぐに(2秒程度という事ですが)英語に翻訳されて出て来るそうですけど、はたしてこれ、ホントに使い物になるレベルに達しているんでしょうか。なんかうさんくさい気がするんですよね。っていうのも既存の自動翻訳ソフトのレベルの低さと来たら、全く持ってお粗末なレベルですからね。成句や諺なんかはデータベースがあればそうそう問題ではないでしょうけども、比喩表現や暗喩表現などはまず無理でしょうからこれで完璧だなんて思っていたら大間違いですからね。という事で、通訳者が廃業に追い込まれるなんていう事はまだまだ先の「おとぎ話」のようですね。


「最低限の文化的で健康な暮らし」とは
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 晴れ時々曇り。 月齢21.2 下弦の月

 ついに12月。先生も走るという師走になってしまいました。昔ほど年末年始の風情を感じなくなったとはいえ、仕事の進行だとか、道の混み具合なんかからはやっぱり年末なんだなって感じますね。12月の和名は言わずと知れた「師走」ですが、最初に言ったように「先生(師)も走る」という意味なんですけれど、この「師」、実はお坊さんの事を指しているんだそうです。異名としては「限月(かぎりのつき)」、「暮来月(くれこづき)」、「春待月(はるまちつき)」、「臘月(ろうげつ)」、「春待月(はるまちづき)」、「梅初月(ばいしょづき)」、「極月(ごくげつ)」、「窮月(きゅうげつ)」、「除月(じょげつ)」、「限月(かぎりのつき)」、「果月(はてのつき)」、「尽月(じんげつ)」、「年満月(としみつづき)」、「弟月(おとづき)」、「歳晩(さいばん)」、「残冬(ざんとう)」、「季冬(きとう)」等があります。年の最後を慈しみ、次に来る春を思う月というところでしょうか。

 奇しくも昨日はスポーツ界注目の二人の記者会見がありました。横綱朝青龍とボクシングの亀田大毅選手ですが、どうにもお粗末な記者会見というか、心底反省しているなんて事はないというのがどうもあからさまに見える記者会見だったように思いますね。
 朝青龍は「どうしてこんなに問いつめられなければいけないのか」といった不満げな思いが顔に表れていましたし、師匠との関係も上手くいっていない様子が明らかに見て取れる様でしたし、記者会見後の臨時横綱審議会ではさすがに恭順の姿勢を表していたようですが、そもそもこの人、「横綱は強ければ良いのだ」と言い切った人。横審では「一から頑張りたい。力だけではなく品格の面も磨いていきたい」と言ったようですが、はてさて、彼に「品格」なるものがそもそも備わるのか、これからを見守る事になりそうです。
 ま、そういう意味では、今何を言おうと、どんな態度でいようと、ホントに反省したのかどうかはこれから先の彼らの「おこない」がそれらをホントの意味で表すことになるわけで、その結果次第でもう一度どうするのかを考えるというのがホントは正しいのではないでしょうか。まずは彼らにも復活のチャンスを与えるのがホントに大切な事なんでしょうね。

 復活のチャンスと言えば、病気から復活するために取り組むのがリハビリですが、リハビリの成果はその人によって違っていて、同じ方法、同じ時間でも、成果の出る人と出にくい人とがいます。成果の出ない人をして、その人自身の取り組みが不真面目だからとか、リハビリのスタッフが真剣じゃないからだとかって言う安直な判断は出来ません。が、厚労省は回復期リハビリ病棟の診療報酬を成果主義にするという案を出しています。成果主義にすればその病院ももっと真剣にリハビリをするようになるだろうという事のようですが、上記のように非常に単純な例ですら成果を一概に評価基準にする事の難しさを表しているというのに、こういう方法で評価され、収入(売り上げ)が変わってくるのなら、最初からリハビリのし易い若い人や病状の単純な人をどんどん優先し、本当にリハビリの必要な高齢者や複雑な背景を持っていたり、重複の病気であったりという人は後回しになったり場合によっては拒否されるというような事にならないでしょうか。「公」、つまり、行政が行政改革のもとに民間の手法を採り入れる事が沢山ありますが、何でもかんでも民間の手法を採り入れて成功するかというと、私はそうは思わないんですよね。民間の、特に資本主義経済における民間の原則は効率の良さ、経済性の高さというものを大前提の奥という事です(が、それでさえ例外がいくつも存在しますが)。が、行政サービスは必ずしもこういった経済原則を採り入れる事が正しくはない事が沢山あるのではないでしょうか。
 復活のチャンスを狙う人を行政が支援するもののひとつに生活保護というものが存在します。これも復活のチャンスを狙う人だけではありませんが、憲法における最低限の文化的で健康な暮らしを保障するセーフティネットです。「最低限の」という部分の解釈は難しいものがありますが、この生活保護費の見直しが今検討されています。なんと、正確保護水準を引き下げるというのです。
 これは、全国消費実態調査との比較で、「60歳以上の単身世帯」の場合、生活保護を受けている人(71,209円/月)の方が「低所得世帯」 (62,831円/月)よりも8,378円、夫婦・子供1人の世帯の場合は、生活保護を受けている世帯(150,408円)の方が低所得世帯 (148,781円)よりも1,627円多くなっている事から、低所得世帯並に引き下げるべきという事になっているようで、来年度からの引き下げを検討中という事だそうです。これもなんだかおかしな話で、物価は上昇傾向にあり、景気も良くなりつつあると言いつつも、こういったところを見る都道も景気は悪くなっているのではないかと言うものを感じます。特に、いわゆる「ワーキングプア」が増え、低所得世帯の水準が低下傾向にある訳で、だからこの水準に合せる事がホントに「最低限の文化的で健康な暮らし」の保障として正しいのでしょうか。むしろ、低所得世帯の所得低下の傾向に危機感を持つべきなんじゃないでしょうかね。
 こういう部分を目にするたびに、行政、特に福祉行政は一体どっちを向いて仕事をしているのか疑問を感じるばかりです。



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