川辺のタヌキ
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暫定税率廃止へ
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 曇り時々雨。後晴れ。 月齢23.4 有明月

 今日も冷たい風が吹く一日。仕事が終わって買い物に行こうという事になって車に乗って温度計を見たら車外気温が8℃という表示。もう春なんだけどなぁ。明日はもう4月っていう時に冷え込んでいます。こういうのを「花冷え」っていう訳ですが、桜にどう影響するのでしょうね。
 明日から4月なんですよね。4月。という事で、ガソリン税の暫定税率廃止が決定、明日から暫定税率分が引き下げられる訳ですが、消費者市場ではまだしばらく値下げにはならないという事でしばらくお預けになるようです。福田首相は記者会見を開き、今回の件で混乱をきたした事について異例のおわびを表明していますが、本当に消費者の事を思い、国民の暮らしを心配しているのであれば、暫定税率復活なんてことはお止め頂きたいものです。が、記者会見の場ではそれについては明言を避けている訳ですが、先日のガソリン税の一般財源化を表明した際に「税率は維持」というような事を言っていた訳ですから、もう一度上げるつもりなんでしょうね。
 それにしても、「最初に税率ありき」というこの議論、どうにも違和感が残ります。暫定税率廃止の議論の際にも、最初は「道を作らなければいけない」と言っていたのが様々な無駄遣いが発覚したあとは「環境を配慮する必要がある」と言い始め、一般財源化の話が出てきた時には「医療や福祉にもお金が必要だから」と言い、コロコロとカメレオンの如く理由を変えているのはいかがなものでしょうね。理由そのものがコロコロ変わるって言うのはそもそもその理由に正当性がないという事なんじゃないでしょうかね。どちらにせよ、「暫定」税率ありきの税率設定ではなく、まずは本来の税率に戻した上で、十分な議論をして税率の変更が本当に必要なのかどうかを決めるというのが筋なんじゃないでしょうかね。今の政治家に政治家としての能力が無い事は十分判ってはいますが、せめて物事の筋くらいは通しては如何ですかね。それさえ出来ないっていうのは大人としてどうなんでしょうね。あまりにも酷過ぎますよ。

 熊本の「赤ちゃんポスト」に3月に入って3人の赤ちゃんが入れられていた事が公表されています。3人の乳児はいずれも健康だという事ですが、うち1人は障害を持っているという事で、障害を持つ赤ちゃんがそこに預けられた原因がその障害にあったとすると、とんでもない事ですね。いや、とんでもない事である事には間違いありませんが、そうせざるを得ない状況に追い込まれたとすると、なんとこの社会がバリアフリーにかけている事か。障害児を育てる為の支援があまりに少ないという事実と、限られた範囲とはいえ存在している支援策や社会資源が周知されていない事を表わしているのかも知れませんね。私が読んだ記事からはその障害がどういうものであるのかは判りませんが、彼(もしくは彼女)の両親がどれだけ障害にたいする知識を備え、どれだけ真剣に考えたのか、それらを相談する術が無かったのか、同様の事が起こらないように様々な支援の手が差し伸べられている事実を感じられるような社会にする事が大切ですね。それには、福田さんが首相をしているような政府ではダメなんでしょうね。


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企業の人権意識
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 雨。 月齢22.4 二十三夜 下弦

 一昨日辺りから少し寒い日が続いていたのですが、今日は雨という事もあっていっそう寒い一日でした。とは言え、確実に春も深まっている様子で、桜も4分咲きくらいかな? おまけにツバメももう飛んでいました。
 今日は雨という事もあってツバメは見かけませんでしたが、雀が沢山集まって雨宿りしているところを見つけました。珍しい光景ですよね。

 年度末という事で、実は通訳協会の学習会の出席数が足りないと、足りない数に応じてレポートを提出しないといけないという事になっています。仕事の都合でこの1年間に3回程度しか出席していなかった(というか、出席出来なかった)私の場合、レポートの提出本数が6本という事になり、必死に書いていますが、まだたった3本しか書き上がっていません。本来の締切りは明日という事になっているのですが、これは、無理ですね。という事で、なんとか締切りを延長してもらって提出したいと思っています。

 ハリウッドスターのリチャード・ギアはチベット独立を支援している事で有名でもある訳ですが、実は、ニッサンが同社の高級セダン「ティアナ」のCM起用を契約直前になってキャンセルするという事件が起きています。これは、ニッサンが中国に気を遣って決めた事のようですが、リチャード・ギアがチベット問題で中国批判をしている事なんて言うのは有名な話で、「今更何を」というのが私のファーストインプレッションですね。ニッサンとしては、人権問題よりも、中国という大きな市場の方が大切だったという事なんでしょうが、アプローチが間違っているのではないでしょうか。この件について言及しているのは、なんとネットを調べてみてもあまりないんですよね。ニッサンが契約を取り止めたという事自体も大きな問題ですが、この問題を大手マスメディアは何処も採り上げていないというのも実は大きな問題なんじゃないでしょうか。なぜ、大手メディアはこの問題を一切取り上げなかったのか。つまりはメディアもニッサンと同様に、中国の思惑を気遣って自主規制をしていると捉えた方が良いのでしょうね。この件についてニッサンはコメントを控えているようですが、コメント出来ないというのが本音なんじゃないでしょうか。同社は2008年の販売目標数を50万台に設定していて、これは2007年の実績45万台に対して11%増の計画。今やヨーロッパの各プレミアムブランドがこぞって市場を奪いあい、群雄割拠の状態の中国においてニッサンが11%の伸びを確保しようとするのはかなりたいへんなんじゃないでしょうか。その中での今回のチベット騒動、100歩譲ってニッサン側に言い分があったとしても、リチャード・ギアの登用を検討する時点でこの事態の予想は出来たのじゃないかと思うんですけどね。例え、広告代理店任せにしていたとしても、こういう管理が出来ていないっていうのはニッサンの大きな落ち度ですし、そもそも、人権意識があるのなら、こういう事態だからといってリチャード・ギアを下ろすのはどうなんでしょうね。確かにね、中国市場に対する配慮にはなったかも知れませんが、アメリカやヨーロッパの市場では今回の件、マイナスに働くのじゃないでしょうか。
 ニッサンには2004年に設置された「ダイバーシティデベロップメント・オフィス」という部門があります。ダイバーシティについては以前このブログでもエントリーした事がありますが、人の多様性を認めてそれらを生かす事が目的とされている訳ですが、日本ではまだまだ殆どの企業で「ダイバーシティ=女性活用」というような安易な意識でしかないのが現状で、今回のこの件についてもニッサンにとってはダイバーシティとはかけ離れた問題なんでしょうね。
 中国は自国の市場を武器に、いわば企業の経済活動を人質にして今回のチベット問題に口をはさませないようにしようとしている訳で、それでも言うべき事を言うというのが国際関係として必要な事なんじゃないかと私は思うんですけどね。ま、中国にとってはそれら全てが「内政干渉」という事になるのでしょうけれど、そもそも占領した地域に関する問題ですから、内政問題と言い切れるとは思えませんね。

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最新の宇宙像
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 晴れのち曇り。夜になって雨。 月齢17.4 居待月

 桃象さん、コメントありがとうございました。なかなか興味深い意見でした。これについての私の意見はここではなく、掲示板の方で。

 NASAはマイクロ波観測衛星WMAPが5 年間で得た全天マップの最新版を公開。これによると、誕生から38万年後の宇宙(宇宙の晴れ上がりの時)は宇宙ニュートリノが全体の10%を占めていたという事が解りました。それ以外に宇宙を構成していた成分は原子12%、光子15%、ダークマター(暗黒物質)63%だったということがデータから解りました。これは現在の宇宙の組成(ダークエナジー72%、ダークマター23%、原子4.6%)とかなり違っていて、ニュートリノの多さにちょっとビックリですね。また、宇宙の晴れ上がりから宇宙で最初の世代の星が誕生し、その放射で周囲の電子が自由になって「宇宙の霧」を形成するまで約4〜5億年かかっていた事も判りました。
 これとは別の観測で、125億光年彼方の17個の銀河(つまり、125億年前の宇宙)を観測したところ、現在の銀河と比べてかなり小さく、直径が 4,000光年程度しかない事が判りました。現在の銀河の多くは直径十数万光年で、初期の銀河は現在の銀河の1/20以下しかないという事になります。つまり、この小さな銀河が長い時間の間に合体し、融合する事によって巨大化するという事を繰り返し、現在の大きさになったという事のようです。凄いですね。これからの季節、少しずつ夏の星座が見え始めてきます。はくちょう座のある場所って実は天の川の中なんですよね。外宇宙の銀河の話だというところにとどめず、私たちの住んでいる銀河(天の川銀河)にも目をむけてみると良いですね。


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パンドラの箱
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 晴れ。 月齢16.4 立待月

 春分の日も過ぎ、はっきりと明るい時間が長くなった感じがしますね。今日も帰り道、暗くなり始めた空をふと見上げると、西の空にオリオン座があって冬の星座たちが早い時間に沈んでいこうとしているのを見て改めて春になったんだって感じました。

 チベット騒動(騒乱と表現しているメディアもありますね)は、新華社によるとチベット自治区以外の地域では収束しつつあるという事ですが、いずれもかなり怪しい情報で、チベット自治区内同様に収まってはいないと見る方が正しいでしょうね。海外の動きも、欧州を中心にどうもオリンピックボイコットっていう話も出てきていて、かなり不穏な雲行きです。中国は「オリンピックを政治的な理由で利用するような事をしてはいけない」といった事を言っていますが、当の中国もモスクワオリンピックを「政治的理由」でボイコットした訳ですから、言っている事の理屈が通っていないですね。利用出来るものはあらゆるものを利用するのが政治ですから、この時期、オリンピックを利用しないなんて言うのはあり得ないと思いますね。ただし、「利用する」というのには色々なアプローチが存在している訳で、「政治的利用」=「ボイコット」というのもあまりに短絡的だと思いますけどね。
 もはやダライ・ラマがチベットの全てを掌握している訳ではないというのはこの暴動の経過を見ていても判る事で、暴動そのものが多様化し、複雑化しているようですね。ダライ・ラマの目指すチベットの「実質的独立性」というか、独自性の確保と、チベットの若い人達の考える独立とは少し違ったベクトルにあるのかも知れません。ただ、はっきりとしているのは、中国政府はそれらの独自性や独立性を認める気はないという事でしょうね。民族の独自性を認めない、つまり多様性を認めないというのは中国の行く末の閉塞性を示しているのではないでしょうか。と、こんな事を書いていると、「1984年」を思い出しました。「Big Brother」に抗うには、やはりMacが必要だっていう事なんでしょうか。
 そのチベット自治区のお隣にあるブータン(ブータン王国の国教はチベット仏教)は初めての総選挙を実施、立憲君主制への移行を着々と歩んでいます。指導者の違いがこれ程までに国のありようを左右するのを見るのはユニークというか、運命的なものを感じますね。方や強権による統治と完全融合を目論み、民族の独自性を払拭しようと躍起になっているのに対し、国民みずからが考え、自らの幸福を追求する為に絶対君主制をやめ、立憲君主制へと移行しようとしている訳で、この違い、とても興味深くないですか?
 賢く、強く、優しい指導者による完全統治を止め、辛くても、たいへんでも自らの幸せを自らが考え、作り出していく道を選んだブータン。パンドラの箱を開けてしまったブータン。この先、難しい時代をどう乗り越えていくのか、とても興味深いですね。


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桜咲く
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 晴れ。 月齢14.4 十五夜 満月

 ふと見ると、桜が咲いていました。まだその付近でもその二輪だけでしたけど、こうして徐々に咲き始めていくのでしょうね。

 円高が続いているという事で、経済界は大騒ぎのようですが、厳密に言うと、円が値上がりしている訳ではなく、ドルが下落しているだけの話で、対ユーロで見ると円は少し下がっているくらいなんですよね。という事で、経済界の大物達が右往左往しているさなか、「円高還元セール」を打ち出してアメリカからの輸入食品をバーゲンで売っているイオングループやセブン&アイ・ホールディングスはご立派というか、目の付け所が偉いというか、良くやったっていう感じですね。そうなんですよね、目の付け所というか、視点を変えれば、実はビジネスチャンスの筈なんですよね。「円高」なんて言うのも、根拠無く円が値上がりする訳もないので、もっと冷静に見れば「対ドルで上がっているだけ」という事も簡単に判る訳で、それがアメリカの金融不振によるドルの値下がりだっていう事に気が付くはずですよね。いや、おそらく気が付いていてそれを無視して、「円高」というのを煽ってもっと企業の有利な展開を作ろうと思っているのじゃないでしょうか。

 チベット暴動に対する世界の厳しい目の中、新華社はダライ・ラマのBBCでの「チベット人に(抗議運動)中止を求めることはできない」とのコメントを暴動に関与した証拠としてダライ・ラマを事実上の首謀者として分析しています。しかし、この発言をどう分析すればダライ・ラマの関与(しかも首謀者!)の証拠と出来るのか、どう考えても判りません。というか、そんな根拠なんて何処にもない訳ですから、どう考えてもこじつけでしかない訳ですけれどね。ま、新華社なんて言うところは中国政府の広報部ですから、中国政府の言い分でしか記事を書かない訳で、むしろ、この騒動(これを証拠とした報道)を見ても、いかに中国がこういうベクトルにこの問題を持って行って邪魔なダライ・ラマを追い落としてチベットを完全掌握したいと思っているのかがよく判りますよね。中国政府の思惑と裏腹にチベットの独立気運はどんどん膨れていて、東京でも独立を求めるデモが遂に起きたんだそうです。ダライ・ラマの言った「中止を求める事は出来ない」というのはこの事を指しているのではないでしょうか。中国政府が躍起になって武力や暴力でこれらを止めようとすればする程、彼らの独立を希求する力が増していく一方で、むしろ中国の力によって独立していくのかも知れませんね。


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中国の歴史偽装現在進行中
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 晴れ。 月齢13.4 小望月

 イギリスのブラウン首相は早速中国の温家宝首相と電話会談し、「双方の対話でチベットでの暴力を止めなければならない」とチベットとの話し合いによる解決を求めたそうですが、それと平行して5月にダライ・ラマと会談する事を発表しています。この辺りのバランス感覚というか、外交戦略の巧さ、さすがイギリスという感じですね。中国からはこの会談に対して新華社を通じて「重大な懸念」を表明しているようで、「ダライ・ラマの真の顔をよく理解し、支援を与えないでほしい」として会談の中止を呼びかけていますが、「真の顔をよく理解」するためにも会って話し合う事が大切なんじゃないでしょうかね。それとも中国はイギリス政府を「簡単に騙されてしまう未熟者」とでも見ているのでしょうか?ま、中国政府がなんと言おうとイギリスは主権国家として当然の権利ですから、知らん顔して会談を開くんでしょうね。日本だとたちまち萎縮して取り止めてしまいそうですけど。ダライ・ラマはアメリカ、ドイツ、オーストラリアにも訪問する事が決まっているようですが、各国の首脳もとりあえず会って話を聞くという姿勢を示すのではないでしょうか。中国側はこの辺りも牽制したいという気持ちでイギリスに対して「懸念」の表明をしているのでしょうけど、これだけでも既に効果があったって事何じゃないでしょうか。中国側が焦って会談を阻止しようとすればする程、その裏に何かがあると見るのが普通の心理でしょうからね。また、ダライ・ラマは、アメリカのファインスタイン上院議員(民主党)宛てに、「チベット自治区当局から報復すると脅かされている」とした手紙を送ったとかで、現状への懸念をこちらは中国とは違う意味で表明しています。ダライ・ラマに対する中国当局の報復がもしも実行されたとしたら、これは完全にチベット民族と漢民族の前面闘争になだれ込む可能性が出てくるのではないでしょうか。危ない方向ですね。
 ボチボチと政府側からデモへの銃撃、銃殺があった事を認め始めていますが、国内へのテレビ報道は依然としてデモ隊による打ち壊しを繰り返し流すばかりで、武装した政府部隊が展開していて、2万人の人民解放軍による制圧が展開されているという事は伝えていないようですね。
 中国側の報道では、暴動は収束化の方向にあるという事ですが、現実にはどんどん広がりを見せているようで、チベット自治区や四川、青海両省のチベット民族居住地域の僧侶らの間に抗議デモをめぐる連携ネットワークが存在していて、その狙いはダライ・ラマの帰国とチベットの独立にあるという事です。ま、こういう方向に向かってしまったのも、いわば中国側が取った偽装工作が裏目に出た結果という事何じゃないでしょうか。チベットに関して中国はずっと歴史の偽装や対応に関してのすり替えを続けてきている訳で(と言うか、中国共産党の歴史自体が偽装と欺瞞の歴史ですけど)、これらによる精神的不満や中国によるチベット侵攻、チベット動乱などへの武力による強制的対応などがつもりつもって現在の出来事になっている訳ですよね。さて、現在のチベット報道の偽装や「チベットは不可分の中国固有の領土」などの発言を見ていると、如何に中国の歴史が中国共産党当局の都合の良いようにねじ曲げられてきたかが判る気がします。ま、そうでなくても、南京大虐殺に関する中国の主張の変遷を見ていれば判る事ですけど。そのうち、「中国共産党は始皇帝以前から中国に存在し、中国人民の解放を懸念し続けてきていた」とか、「日本は不可分の中国固有の領土である」なんて言い出すんじゃないでしょうか。ま、それが「中華思想」という物なのかも知れませんけどね。

 残業が重なって、手話サークルの総会に欠席してしまったので、総会の様子が掴めてはいないのですが、代表継投という事で次期体制も決まり、中立穏和路線というところなんでしょうか。それよりも、総会に出席しなかった事によって、通訳の総会に向けての動きが掴めていないというのが心配なんですけどね。来年度の運営についてどう考え、先のビジョンをどう捉えているのでしょうか。どちらにせよ、あの寡占体制の理事をどうにかして刷新しない事には通訳協会の今後の運営は代わり映えのしない惰性に任せたモノのままという気がします。でもね、実際に理事の選出となると、私のような過激な事を言い連ねている族(やから)は保守的な現理事の組織票には勝てないんでしょうね。


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偽りの結果は
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 雨。 月齢12.4 十三夜

 関西声楽界の重鎮、声楽家で指揮者の中川牧三氏が心不全のため亡くなられました。ドイツ、イタリア、アメリカで声楽や指揮法、作曲法を学び、上海市交響楽団やロシアンバレエを指揮、「オルフェオ」「ルチア」「アミーコ・フリッツ」等の日本初演を演出、指揮、翻訳まで1人で担当して実現。トスカニーニ夫妻、ラベル、マスカーニ、ジョルダーノらと親交があり、イタリアの「べルカント唱法」を研究、日本におけるベルカント唱法の継承者とも言われていた人でした。享年105歳、大往生と言えば大往生なんでしょうが、謹んでご冥福をお祈りいたします。
 実は、私にとっては中川牧三氏の逝去以上にショックだったのが、A.C.クラーク氏の逝去でした。イギリスからスリランカに移住し、多くの執筆をそこでされてましたが、そのスリランカで心臓発作のため亡くなられました。享年90歳。「超巨星逝く」と言って過言ではないと思います。「2001年宇宙への旅」をはじめ「幼年期の終わり」、「遙かなる地球の歌」、「宇宙のランデヴー」等がその代表作ですが、おそらく世界的に一番知られた作品は「2001年宇宙への旅」ではないでしょうか。哲学的であり、それでいて完全に科学的な映像に魅入られた人は多いと思います。この、アイザック・アシモフと並んで20世紀最大のSF作家の死は計り知れない損失です。長年、ポリオ後症候群を患い、車いす生活だったようで、それでも執筆し続け、続々若手が出てくる中で第1線の現役作家であったそのバイタリティには敬服します。謹んでご冥福をお祈りいたします。

 チベットの暴動はどうもややこしさを増すばかりのようで、中国側は「ダライ派による分離独立運動」「ダライ・ラマの嘘がこれで暴かれた」と、ダライ・ラマに全ての責任を押しつけてチベットを完全掌握したいようですが、いくら「ダライ・ラマによる扇動の証拠がある」と中国側が声を大にしたところで、それが中国のやり口だという事が判りきっているので何だか空しいだけですね。「ダライ・ラマがチベットの独立を諦め、チベットと台湾が中国の不可分の領土である事を認めるのであれば会話の用意がある。」だなんて嘯いていますが、チベットの暴動にかこつけて台湾の事まで認めさせようという傲慢振りには驚きです。こんな事しても逆効果だって言う事が判らないのでしょうかね。これに先立って、ダライ・ラマは、「暴動が収まらない場合は引退する」と過激派を諫めるコメントを出しています。さて、この先どうなるのでしょうか。それにしても、中国のこの嘘、凄い物ですね。
 中国のチベット対策に関してアメリカ、イギリス、フランス、韓国、インドネシア、インドを対象に調査した結果、米国 74%、フランス75%、英国63%が批判。アジアでは韓国84%、インドネシア54%、インド37%が肯定しなかったという事です。つまり、諸外国の反応として中国の対チベット政策はおかしいというのが常識のようですね。これだけ批判を浴びながらもまだ見え見えの偽りでダライ・ラマにすべての責任を負わせてチベットの独立運動を破壊してしまおうとする中国の横暴さにはあきれるばかりです。
 これらの嘘の積み重ねが北京オリンピックや今後のチベット、ウイグルにどんな影響をあたえるのでしょうか。

 嘘と言えば、日本でも身体障害者手帳の受給に関わる大問題が起きていますね。札幌市内の耳鼻科医師の診断書によって、聴覚障害2級の手帳が該当しない人に多量に発行されてしまっていたというのが発覚しています。再調査が必要とされる人は710人にのぼり、当該医師が関与した障害基礎年金受給者が約140人いるようで、総額で数億円の年金がこの人達に支払われていて、本当に該当するのか確認が急がれています。この中には、市議会議員、民生委員や看護師も含まれていて、中でも性質が悪いと思われるのが市立病院の看護師ですね。看護師法では欠格条項として聴覚に障害がある者はこの仕事が出来ない(免許を与えない)という事になっていて、現状では聴覚障害者は看護師になれないという事になっています。この規定を当該看護師が知らない筈はなく、それでも聴覚障害での障害認定を(しかも2級で)受けていたという事、職員検診で聴力に異常があると診断されてはいたものの、同僚からは「会話に支障はなく2級には見えなかった」という証言等、作為的としか思えないようなものが多く感じます。再検査後、「片耳はまったく聞こえないが、再調査で(担当者から)両耳が聞こえないと駄目だ(二級に該当しない)と言われた。両耳が聞こえないと二級にならないことを知らなかった」とコメントしているとの事ですが、障害の規定を知らないとすれば、それはそれで看護師としてどうなんでしょうか。
 この医師はどういう目的で手帳に該当しない人に認定の為の偽装診断書を出していたのでしょうか。それがその人の為になるとホントに思っていたのでしょうか。そこに金銭の授受はなかったのでしょうか。確かに、現状の障害認定には様々な問題がありますが、それでも現状に規定で障害認定をする事が必要で、問題点については別のアプローチで解決の為の取り組みをするべきではないでしょうかね。
 この人達による障害者手帳や障害福祉制度に対する不信感をどうするつもりなのでしょうか。



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理念無き者よ、去れ
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 曇り。 月齢10.4 宵月

 春霞と黄砂の入り交じったようなはっきりとしない天気。決して曇りではないんですよね、でも、晴れとも言い切れない天気です。中国は黄砂に関するデータの提供を「安全上の理由」から拒否していますけど、その観測機器って日本の物だったんじゃなかったでしたっけ?それに、「安全上の理由」って、どういう意味でしょうか?軍事上の秘密で、国家機密に相当するとでもいうのでしょうか。そうだとすると、実は黄砂って中国の化学兵器なのでしょうか?

 通訳協会の「定款で決まっているので出来ない」という回答、「まず定款ありき」で物事を考えている辺りがどうも違和感があるというか、気持ち悪いんですよね。と、考えていると、これ、憲法9条議論と同じではないかと思ってしまいました。「9条があるから戦争は出来ない」。とても分かり易いというか、説明しやすいけど、中身の無い根拠だと思うんですよね。じゃ、憲法9条が無ければ戦争をしても良いのかっていうと、どうですか?戦争をして良いか悪いかなんていうのは9条以前の問題だと思うんですよね。ところが、この理念の部分には全く触れずに「憲法9条があるから」というのを金科玉条のように掲げてしまって思考停止しているのってどうなんでしょうね。これと同じで、「定款でそう決まっているから」なんていうのは理念を理解せずに思考停止しているとっても悪い現象ではないかと思っています。そもそもどうやら定款で「理事は会員でないといけない」なんていう事は書いてないみたいなんですけど、理事のみなさんは何処を読んでこんな事言っているのでしょうか。私が見落としているのだとすれば何処に書いてあるんでしょうか? ま、書いていようがいなかろうが、そんな事はどうでも良いんですけど(定款なんて変更すれば良いだけの事ですから)。
 憲法にしても、まずは理念があって、それがどういう事を意味しているのかが前文で書かれていて、それをより具体化したものが各条文で書かれた事であるはずですよね。という事は、そもそもどういう理念で書かれたのかという事をしっかりと理解していないといくら読んでみたところでどうにもならないと思うんですよね。どうして戦争をしてはいけないのかの理由が「第9条があるから」ではあまりにも情けなさ過ぎませんかね。もっと根源的な事を理解しておかなきゃダメでしょう。理解していればそれを伝えられなきゃダメでしょう。そして、それらがきちんと伝えられていないからこそ、思考停止した「条文ありき」的な動き方になってしまうんじゃないでしょうか。
 こういう理念を考え、理解するにはその事象の様々な面を「知る」という事が大切だと思うんですよね。つまりね、伝えるという事が十分にされていないからこそ、こういう事になっているのではないかと思うんですよね。そういえば、去年は8月も12月もあまり戦争の事をテレビで採り上げてなかったように思うんですけど、気のせいでしょうか?
 これらと同じ事が今回の通訳協会の聴覚障害者理事に関しての「定款で決まっているので出来ない」という回答にも言える事ではないかと思います。どうして理事になれないような規定になっているのか、どうしてそもそも聴覚障害者の参加が認められていないのかを考える事もなく、それらの結果が具体化されているだけの筈の定款を示して「こう書かれているから出来ない」は完全な思考停止です。「書かれているから」出はなく、「こういう理由だから」という説明が必要ですし、「書かれている」事柄が合理性を持たないものなら「書き換える」という事を考えれば良いだけの事なんじゃないでしょうか。そういった事さえ考え及ばなかったとしたらそれはとても大きな問題ですし、そうではなく、実は他に理由が存在しているが、公にそれを理由とする事ははばかられるので「定款」を持出したんだとすればそれはそれでまた違った大きな問題ですね。
 では、「本当の理由」とは一体なんだったのでしょうか。ひとつは、自分たちの行動に関して聴覚障害者にハンドリングされる事を嫌ったという事が考えられますね。どうしてハンドリングされる事を嫌がったのでしょうか。公正で通訳者として当然あるべき姿としての行動を取っているのなら、ハンドリングされる心配なんてありませんし、よしんばそこに何らかの力がかかったとしても、どちらが正しいのかは公に問う事が出来るでしょうからこれとて心配はありませんよね。それなら、どうして本当の理由を挙げずに定款を掲げて逃げようとしたのでしょうか。
 実はもっと重要なそして重大な問題が潜んでいるような気がするんです。それは、「透明性の高い運営を」と言いつつこういった重要案件を会員の意見を聞かずに理事会の権限で決めてしまうと言う強権的運営です。理事会の持つ権限で言えば、それは至って問題のない行為だとは思いますが、昨年度、「通訳派遣の委託を受けるかどうか」というとても重要な問題を理事会が勝手に決めて役所に突っ返そうとした時に指摘したように、「どうしてそんなに重要な案件を関係のある人達と協議し、協同してまとめていこうとしないのか」という事なんですよね。理事会のメンバーだけで抱え込んで考えたところで、大した知恵は出てこないなんていうのは当然の事で、多くの知恵や経験を集めて最善の策を検討したいという思いがあるのなら、恥も外聞も関係なく、広く意見を聞く機会を設けられたはずですし、試験の実施や聴覚障害理事の問題に関しては特別編成のプロジェクトチームを中心にした出来るだけオープンな協議の場で多くの意見を聞きながら進めるべき事だったのではないかと思うんですよね。それが結果的にはそうはならず、年度の初めに現理事がいっていた「透明性の高い運営」とは全く逆の寡占協議による独裁的な運営になってしまっているのはどうしてなんでしょうね。情報保障を担う団体が情報を保障出来ないっていうのは一体どういう意味なんでしょうか。
 通訳協会の存在意義や為すべき事について、理念的な部分からの理解が本当に出来ているのでしょうか。それらを受け継ぐという事を何らかの形で考えているのでしょうか。今のような行き当たりばったりで、楽な方向へと行こうとしている運営では真に利用者の為の通訳派遣や情報保障なんて到底出来ないのではないかと危惧しています。
 理念無き者よ、去れ。

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混迷のチベット動乱
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 晴れ。 月齢9.4 十日月

 すがすがしいいい天気。行楽日和の一日でした。とは言え、行楽に出かけてはいませんけど………。

 チベット(中国は「チベット自治区」といっていますが)で起きた暴動は中国政府の思惑とは逆に、大きな広がりを見せ、多少でもチベット民族による抗議やデモが起きているようです。インドのチベット亡命政府の発表によると、少なくとも80人の死亡が確認されていて、少なくとも数百人のけが人が出ているという事ですが、亡命政府の発表をそのまま鵜呑みには出来ないですね。とは言え、中国側の発表のように、「暴動に巻き込まれて10名が………」というような事はないでしょうね。ま、そもそも、中国当局の発表は手放しで信用出来るものではありませんし、亡命政府側の発表も当然ですが意図的にそれを利用しようとする部分はあるでしょうからね。
 とは言え、チベットで起きている暴動は1956年に起きた「チベット動乱」を思い起こさせると共に、当局側が外国向けに発進した映像を見ていると天安門事件を思い起こします。ダライ・ラマは「チベットで文化的な虐殺が起きている」と異例のコメントを発表、中国政府に対して武力鎮圧を止めるように要請していますが、中国側は中国側で、中国チベット自治区高官は「(チベット仏教の)僧侶と住民は完全な宗教の自由を享受している」とダライ・ラマの批判を否定しています。が、中国政府は「今回の乱闘や破壊、略奪、放火の憂慮すべき出来事は、国内外の反動的な分離派勢力が慎重に計画したもので、最終目的はチベットの独立だ」とダライ・ラマをはじめとする亡命チベット政府や分離主義的(と中国が指摘する)活動家などに対して断固として抗戦し、「『人民戦争』を戦う」と表明しています。という事は、事は深刻化、混迷化を深める一方で、徹底的な処断を中国政府が集結するまで収まらないかも知れません。ところが、どうやらダライ・ラマによる統率というのも実際のところ完全な掌握には至っていない(というか至らなくなった)様で、ダライ・ラマは中国のオリンピック開催を支持していますし、中国からの独立という事についてもダライ・ラマ自身は、「高度な自治」を求めているに留まっている訳で、この辺りも違っているようですね。今回の暴動では各地で「チベット独立」が叫ばれているようですから、ダライ・ラマが裏で扇動しているとする中国側の主張が間違っている事は明らかです。
 北京ではNHKやCNNのチベットに関する報道が頻繁に中断されるという事が起きていて、海外メディアによる「真実の報道」を当局が監視、規制しているようですね。でも、これもあまり意味がないと言うか、時間の問題という気がします。天安門事件の時はそれでもそれが通用したかも知れませんが、インターネットの中国国内外での広がりを考えると、中国国内にもあらゆる情報は逆流していくでしょうし、中国当局が情報統制したところで当局側の都合の良い情報だけを見せ続ける事は出来ないでしょうね。とはいえ、チベット人以外の中国人(漢民族をはじめとした人達)にとってはいくらチベット側が「自由を得る為の抗議だ」とかって言ったところで他人事だったり、反対の立場にいる人だったりする訳で、天安門事件の時程の支持は得られないかも知れませんね。ただ、中国国外の各国の反応はまた違ったものでしょうし、外圧がどう動くかというのも、オリンピックを直前に控えた中国にとっては気がかりでしょうね。
 興味深いのは、朝鮮日報がこの件について「貧困にあえぐ住民、中国の抑圧に不満爆発」と報じている事です。ま、韓国のメディアですから、自由主義圏的書き方をするのは当然ですが、隣国の大国中国での暴動にチベット側からの視点の記事を載せている辺りがとても新鮮ですね。日本のメディアももうちょっと頑張ってはどうなんでしょうか。
 人権問題となると、アメリカは口を出さずにはいないと思うのですけれど、アメリカ政府もラサにいるアメリカ人の安否確認等の為に担当職員のチベット派遣について中国政府に要請したところこれを拒否されたようで、アメリカも出方を見ているようですね。それでもニューヨークではチベット人活動家が中国領事館前に集結し、北京オリンピックボイコットを訴えているようですし、チェコのプラハでは、中国大使館前にハベル前大統領を含む約500人が集結、パリでも約500人、ローマでも約250人が抗議行動をしているそうです。ブリュッセルでも約300人が集結し、「人権を尊重しない国にオリンピックを主催する資格はない」と訴えているそうです。
 振り返ってみると、1980年開催のモスクワオリンピックも、前年のアフガン侵攻を理由にアメリカ、日本、韓国、それに前年にようやくIOCに加盟したばかりの中国(!!)も含めて約50カ国がボイコットしている訳で、今回の件も中国が上手く着陸地点を見つけないと同様の事になってもおかしくないでしょうね。「スポーツと政治は別」とかって言う人もいますし、そうあれば良いとは思いますが、現実問題としてこの世の中で起きている諍いは全ての事に関わってくる訳で、そういう意味では政治とスポーツを切り離す事なんて不可能だと思います。ですから、このまま中国が強行姿勢を崩さずに力で治めてしまおうとすれば、オリンピックに多大なダメージを与える事は間違いないでしょうね。隣のウイグル自治区の事もありますしね。
 それにしても、今回の暴動のタイミング、絶妙としか言いようの無いタイミングですよね。全人代が開催されていて、オリンピック開催で世界中の目が中国に注がれていて、チベット動乱の中でも最大とされる暴動があった1959年3月10からちょうど49年目のデモ。これ以上のタイミングは望みようがないでしょうね。
 さて、混迷を深めるチベットは何処へ行くのでしょうか。

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透明性の確保はどうなっているのでしょうか?
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 実は昨日、通訳協会から総会の案内文と、9・10・11回の理事会録、それと、入会申込書が送られてきました。って、今頃ですよ、今頃。3月も半ばが終わる頃になってようやく来年度の登録に関する文章を送ってきて、「申込は3月末まで」って、どういう事でしょうか。理事会録を見ると、入会申込書に関しては2月16日の第10回理事会で既に確認がされている訳で、確認が済んで配付まで約1ヶ月かかっている理由がどうにも解りません。申込み開始から締切りまで約2週間しかないというのは少し短過ぎませんかね。<入会のご案内>には「出来るだけ会員を増やし、手話通訳要求に応えようとしていますので云々………」とかかれていますけど、増やす気があるのならもっと早くに入会案内を配付し、より多くの人に周知する為の方策として、例えば、広報に募集記事を掲載してもらうとか、市内各手話サークル宛に案内を送るとか、色々な策を練るべきだったのではないでしょうか。どうしてそうしなかったのでしょうか。これは怠慢ではないかと思いますね。
 毎回思うんですけど、理事会の報告も送られてくるのが遅過ぎるんですよね。どうしてまとめて送るなんてことをするのでしょうか。郵送費がかさむからって言うのであれば、手渡しが出来る人には手渡しをするとか、Faxで送るとか色々手段はある訳で、それをしない理由が解りません。
 昨年の総会で緊急動議として議題を提示した訳ですが、具体的には登録時の試験制度導入や理事メンバーとして聴覚障害者を迎えるという事に関して、過去の理事会ではどうも検討されたような様子が全くありません。ところが、第10回理事会(2月16日開催)の報告書を見ると、2月12日に聴協との話し合いが行なわれ、その場で「聴覚障害者を理事にする事は現定款で協会の会員から理事を選出する形を取っているので聴覚障害者は理事に入れない」「登録時のレベル判定試験については来年度から実施の方向でゆく」と回答していると書かれています。また、入会申込書様式確認の中で、「面接をする方向で決める(来年度は入会後、レベル判定の面接予定)」「面接方法の詳細は福祉室とも協議する」と書かれているのですけど、一方では「レベル判定試験」を行うとしていながら、他方では「面接をする」と書かれている訳でこの整合性はどう考えているのでしょうか。「面接」を「試験」として実施するという事なのでしょうか。この辺りの検討はどういう経緯でいつ決まったのでしょうか。
 別の問題になりますが、専従通訳にしても、なんとか決まったようですが、中にはその技量に到底及ばないと思うような人もいる訳で、どうして公募しないのか不思議です。以前提案した時には「会員から出す事で考えているから」という回答でしたが、利用者本位に考えるのであれば、公募し、試験を実施して合格者を会員として登録すれば問題は全くない訳で、それをしない理由が解りません。内部だけで選出する事にこだわったがために、利用者が利用し辛い結果になったり、不利益を被る結果を招いた場合、どうする気なのでしょうか。
 つまり、重要な問題である「試験の導入」と「聴覚障害者の理事の設置」の2点についてどの程度の検討が為され、どういう理由で上記の様な形に決まったのかというところが全く公開されていないというのは、前年の総会の際に「透明性の高い理事会運営」なんて言っていたわりに全く透明性がないという事で、現理事の運営の姿勢に大きな問題があるという事ではないでしょうか。また、定款で決まっているからダメだなんていうのは全くナンセンスで「お役所的」な回答で、本当に大切な理念をしっかりと踏まえていない事を表わしていると思います。定款を見てみたんですけど、そもそも、「理事は会員でないとなれない」とは何処にも書かれていないんですよね。ま、よしんば書かれていたとしても、「最初に定款ありき」という発想自体がおかしい訳で、必要であれば定款を変更すればいいだけの事なんですよね。で、どうしてそうしようとしないのか、その理由は何かという事を明確に説明する義務があるのではないでしょうか。試験の方式についても同様で、どうして面接という方法になったのか、それ以外の方法についてはどんな検討が為されたのかという事を明確にする事が大切だと思います。それこそが、「運営の透明性」ではないのでしょうかね。
 それにね、昨年の総会以降に私が出した質問についても結局またまた回答が無いままに今まで来ています。これ、透明性が確保されているといえるのでしょうか? これを読んでいる理事さんっていないでしょうけど、こういう事ひとつひとつが理事会に対する信用を貶めている訳ですし、信用出来ない理事会に運営されている通訳協会を利用者が信用出来るとでも思っているのでしょうか。コミュニケーションの要を担う通訳を信用出来ない通訳者に任せる気になれるとでも思っているのでしょうか。


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安全って言われてもね
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 晴れ。 月齢6.4 弓張り月 上弦の月 

 中国の国家品質監督検査検疫総局のトップが「中国の食品は安全。一部メディアの報道が不正確な為に誤解を受けている。」といったコメントを発表しています。また、昨年実績で99.8%は問題なかった点を日本側の資料を元に発表していた訳ですが、日本国内では検査で問題なかったものが市場に出たあとで問題がある事が確認された例を食品以外の事例も含めて検査体制に問題があるのではないかと議論されている訳で、このデータだけを見て「問題はない」なんて言うのは全く見当外れですね。餃子問題に関しては中国が日本へ専門調査チームを派遣するという事で、進展が見られそうですが、以前中国側が記者会見で「我々(中国側)は日本側の要請に応じて資料を提示しているのに、日本側は関係資料を全く提示しない。」と、現実には中国側も肝心な資料は提示していないというのに日本側だけを非難するコメントを発表していましたけど、合同で調査するのが一番良いでしょうね。
 また、先日のエントリー(「変わらない体質」)でアメリカの国務省が「中国で人権侵害が深刻化しつつある」と発表した事に対抗してイラク及びアフガン侵攻や、アメリカ国内での犯罪の多発状況を挙げて「米国の人権状況はよく言っても破滅的、衝撃的だ」とコメントを発表しています。こういうのを、「50歩100歩」とか、「目糞鼻糞を笑う」と言う訳ですが、中華思想で自分のところこそが一番正しいと思っている中国と、「世界の警察」を自負するアメリカの、結局のところどちらも大国のエゴっていう事なんじゃないかと思っています。アメリカにせよ、中国にせよ、ロシアにせよ、イギリスにせよ、フランスにせよ、自国がしてきた事については一切触れずに他国を責める事は徹底的にしますからね。ま、日本も大差ないっちゃ大差ない訳ですけどね。
 当の中国ですが、チベット自治区のラサで、1989年に起きたいわゆる「ラサ暴動」以来最大の暴動が起きているそうです。この暴動には僧侶も加わっていると言う事で、中国当局は「北京オリンピックに対する抗議運動として大規模な弾圧をするようです。別の報道によると、既に中国政府は警官隊を動員。警官による発砲で二人が死んでいるようです。インドのダラムサラに亡命しているダライ・ラマは中国政府に対して「強い懸念」を表明し「現在の統治下でのチベット人たちの根の深い怒りの表れだ」として中国政府に対して武力行使をやめるように言っていますが、そんなの聞く訳ないでしょうね。ま、高い人権意識を持っている国ならこの状況で人に向けて発砲する事がどういう事を招くのかなんていうのはちゃんと判っているはずで、中国政府がいうように「人権に対して高い意識を持っている」のなら、この発砲は作為的なもの(つまり「殺してしまえ」という意思の表れ)という事になりますね。という事は、彼らを「殺しても良いような連中」と思っている訳で、これは人権蹂躙ですよね。という事は、中国は明らかにチベット住民を見下しているという事になる訳で、大きな矛盾がそこにも存在しているという事になります。
 ま、差別的なものの見方というのは日本にもまだまだ存在している訳ですが、味方によると、プリンスホテルの日教組への会場貸し出し拒否に関しても差別と見る事が出来るかも知れません。でも、この問題を差別という視点で見ると問題が余計にややこしくなりそうですけどね。そんなややこしい視点をわざわざ持ち出さなくてもこれは契約違反という気がしますね。もしかすると「契約」だなんてきちっとした事をしていなかったかも知れませんが、そうだったとしても、商取引上の一般常識というか、セオリーと照らし合わせても、常識はずれではないでしょうかね。一度契約したものを、直前になって、完全にホテル側の都合だけで一方的に解除するっていうのは、ダメでしょ。私は日教組って嫌いですが、この点に関しては日教組であろうが何であろうが、日教組側の言い分に理があるように思いますね。ただ、日教組が全体集会を開いて学校が良くなるかっていうと絶対にそんな事はあり得ないと思っていますので、無駄な資金と思いますけど。


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やっぱりね
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 晴れのち曇り。 月齢5.4 六日月

 霞のかかったような感じで何だかすっきりしない天気。 

 福田首相がメールマガジンで今度は非正規社員の待遇改善や正規社員化する事を経済界に求めているそうです。だからさ、以前のエントリー(「問題はそこじゃないでしょ」)でも書いたけど、そんな単なるメールマガジンみたいな「私信」で書いたところで何ら効力も無ければ意味も無いって言う事、この人はどう考えているんでしょうか。いやいや、性質が悪いと感じるのは、効力なんて何らない事を解っていながら、パフォーマンスとしてこんな事を書いているっていう事なんですよね。そんな事をメールマガジンで書いている暇があるのなら、労働者派遣法の改正等の実行力のある法的処置を検討するべきでしょう。それをせずして単なるメールマガジンでこんな事を頼んだところで誰も真剣に考えたりしないなんていうのは明らかな事です。現に、賃金の引き上げに関しても、メールマガジンに書いたあとの大手企業の春闘への回答を見ても判る事で、トヨタでさえ、1,500円要求に対して昨年度と同じ1,000円の回答しか出していないんですよね。史上空前の利益をあげた大手企業が軒並み前年度並の回答だというのはつまりは福田首相がメールマガジンで要請した事なんて全く考慮されていないという事ですよね。その上、このアップ分はガソリンの値上がりなどによる物価の上昇で全て消えてしまうもので、実質的な所得のアップには全く繋がらなかったという事になります。どちらにせよ、人材派遣業に関してはもっと寄生を厳しくしなきゃダメでしょうね。このままだと労働力を単なる商品としてしか見られない「口入れ屋」の元締めが私腹を肥やすだけでしょう。
 しかも、日本の企業の90%以上を占める中小及び零細企業は上記の様な大手企業からのコスト削減要請(強制的な要請)により単価は下げられ、その上、原材料は値上がりしているので、給料の引き上げなんてしたくても出来ない状況になっている訳で、大手企業の言うような「先行き不安」なんていう抽象的な理由なんかとは比べ物にならない現実がそこにはあるんですよね。福田首相はこれらをどう考えているのでしょうか。
 いっその事、円高がもっと進んでその結果としてガソリン代が下がったり、原材料費が下がったりした方が実は中小企業にとっては有利なのかも知れませんし、それによって内需の拡大へと向かうのならば、それはそれで良いのかも知れないと、経済音痴の私は考えたりしているんですけど、どうなんでしょうか。
 どうにも私には福田氏が経済問題に強いとは思えないんですよね。って言うか、福田さんの強い分野って何ですか? 外交もそう上手くなさそうだし、経済もダメっぽいし、福祉や医療には興味なさそうだし、どれを取ってもダメダメっていう気がするんですけど。


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 晴れ。 月齢4.4 五日月

 スペースシャトル「エンデバー」の打ち上げが無事成功、土井飛行士は早速宇宙での作業に取りかかり、日本初の有人宇宙施設「きぼう」の設置作業を進めています。設置が完了すると、このラボの中で、宇宙でしかできない実験をする予定です。評論家の中には「今更宇宙でしか出来ない実験なんて………」と、訳の判らない事を言っている人もいるようですが、無重力環境でしかできない実験は沢山ある訳ですし、例えば大きく重さの違う金属を使った合金の精製なんかは無重力空間でないときれいに混ぜる事は出来ない訳で、そんな事も判らないで批判するって言うのがどうも理解出来ませんね。それに、人間が宇宙へ出て行く事はある種の必然だろうと私は思っているんですよね。これから先、宇宙へ出て行かないといけない中で基礎データの収集や無重力環境が人間の身体にどういう影響をもたらすのかはまだまだ判っていない訳で、一層の研究が必要なんですよね。JAXAは「記念すべき日」と言っていますが、日本にとっては記念するに値する日だと私も思います。
 土星の衛星の一つに、「レア」という衛星があります。土星には沢山の衛星がありますが、このレアはタイタンに次ぐ二番目に大きな衛星で、太陽系の全衛星の中でも、トップ10に入る大きな衛星なんですが、このレアに何と「リング」があることが判明したそうです。惑星にリングが存在するのはたいして珍しくないという事が判っていますが、衛星にリングが存在する事が確認されたのは今回が初めてで、衛星の性格上、安定的にリングが存在出来るとは従来は思われていなかった訳ですが、今回の発見とそれを元にしたシミュレーションの結果、安定的に存在し得る事が判ったそうです。土星には太陽系で一番大きく綺麗なリングが存在していますから、もしもレアの表面に降りて、土星を見上げたとすると、二つのリングが見えるという事になる訳ですね。出来る事なら見てみたいものですが、土星への有人旅行は私の生きている間にはちょっと難しいんでしょうね。
 スペースシャトルの運航は現在の予定では2010年までで終了し、その後はアポロなどと同じような多段式ロケットによる有人飛行が計画されていてシャトルが他はもう計画されていないそうです。残念ですね。



変わらない体質
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 晴れ。 月齢3.4

 1日とてもいい天気で、昼間はとても暖かな一日でした。天気も良い事だしと思って夜空を眺めてみたんですけど、そこにはひとつ2つしか星がでていない様子で、うっすらと黄色い色が霞みのようになっていました。うっすらとかかっていた霞みのようなもの、それこそ今話題の「黄砂」だったんですよね。

 その黄砂について中国当局に「何らかの対策を講じて欲しい」との旨を韓国と共に申し入れたところ、「中国だけのせいでは無いかも知れない。韓国や日本にもその国に起因する『黄砂』が出ているのかも知れない」と、とんでもない事を言い出しています。黄砂が中国の奥地タクマラカン砂漠から来ているという事は火を見るよりも明らかというか、間違いのない事実で、その上事もあろうに「日本には日本の黄砂云々」って、日本で黄砂を発生させられるような場所があるとすればそれは鳥取砂丘くらいですが、万が一鳥取砂丘起因の黄砂(黄砂と呼ぶのか?)があったとして、それがどうやって九州に降り注ぐのでしょうか?中国の言い分をそのまま検討すれば、鳥取砂丘の砂が風により舞い上がり、地球を一周して九州に降り注いでいるという事でしょうか?そんな事、誰がどう考えても非現実的で非科学的でしょう。それを真剣に主張する中国にはまだ科学が存在しないのでしょうか? 仮にも(たとえそれがソユーズのコピーだとしても)、有人宇宙飛行に成功した大中国帝国、科学が存在しないなんて事はありませんよね。ただ、今回の事のみならず、どうも幹部連中は「トンデモ科学」に洗脳されている可能性はありますけど。
 餃子事件にしても、「中国側には一切手落ちはない。農薬の混入の可能性も国内(中国国内)にはない。輸出された後に混入したのではないか?」と言い出していますけど、これも中国独自の科学的検証によって、袋の外から当該の薬物が袋を投下して内部にはいる事を検証したと言っていますが、それに関する再現可能なデータを要求してもそれは出さないようです。科学的検証とは再現の可能な方法で実証されなければ意味がない訳で、第三者による再現が重要だと思うのですけどね。そうやって自国に(自国の企業に)落ち度はないと言いつつ、全人代では担当者を叱りつけていますし、当該企業の従業員を大量解雇したのはどうしてなんでしょうか。中国側が主張するように落ち度がないのであれば、これらの大量解雇は完全に不当解雇であり、人権問題です。現実には中国の主張とは全く違っていて、当該企業内で薬物混入がされ、それを誤魔化す為に大量解雇をしてしまったのではないかと勘ぐるのが当然ですよね。
 また、もう5ヶ月もすれば北京オリンピックが開催される訳ですが、ここに来てイギリスの乗馬やエチオピアの世界記録を持っているマラソン選手が出場を辞退するなど、北京の大気汚染の酷さを指摘しています。出場予定の各国選手団も直前まで日本で調整してギリギリに北京入りする方針のようですが、中国政府は「北京の大気汚染は明確に改善している。世界各国のアスリートが北京に来ることを歓迎する」と述べた上で、「期間中の大気の質は国際的な基準に達すると信じている。五輪に清潔で美しい環境を提供する」と大気汚染物質の削減措置を決めているから安心してきて欲しいと訴えていますが、現実問題として依然として非道い状態にある訳で、これが後5ヶ月足らずで改善されるとは誰も思っていない(中国国民でさえそんな事信じていないようですから)訳ですよ。それを平然と言ってのけられる神経って言うのはどうなっているのでしょうか。それとも、中国は独自の技術開発で、「コスモクリーナー」の開発に成功したのでしょうか。
 東シナ海のガス田開発の件にしても、「国際裁判で争えば日本が勝つ」と指摘した上で、「裁判で日本に負ける訳にはいかないから」と言う理由で国際裁判手続きを強硬に拒否しているんですよね。つまり、自分たちがやっている事の違法性を十分理解した上でそれでもまだ平然と他国の領域に存在している資源を盗んでいる訳で、国家を挙げて盗みをやっているって事です。しかも、裁判で負けるだろう理由を「国際法はヨーロッパで作られたもので、同じ自由主義圏の日本側に有利に働くのは見えている。ベトナムに負けるのは構わないが日本に負ける訳にはいかない。」ととんでもない理屈で拒否しているそうです。これ、完全に子どもの理屈ですよね。はっきり言って日本に対する差別、蔑視的視点にある事は間違いないでしょう。
 差別的視点と言えば、中国は、「国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)」が発表した中国の人権に関する報告に対して、「人権をウオッチするとしているが、視力に問題がある」と非難しています。これ、かなり差別的発言で、「白内障」「重度の弱視」などと侮辱的な言葉を繰り返し「眼鏡を換えてほしい」と指摘。「視力に問題ある人が見たものについての結論が信用できるか」と視覚障害者を例に挙げて酷い差別的発言をしているようです。これが中国の人権意識を端的に表していますよね。障害者をして能力の劣るものと断定し、それらの障害を例に挙げて他人を非難するというのは人権意識のある人達のする事ではありません。威圧的、差別的視点でしかものを見ておらず、自分に都合の悪い事は見ようとしない(聞こうとしない)体質の改善こそが必要なんじゃないでしょうかね。
 人権問題と言えば中国最大の人権問題はチベット問題っていう事になるのでしょうけど(HIV患者に対する差別って言うのもありますけど)、アイスランドの女性歌手ビョークが上海でのコンサートで、「チベット独立!」と叫んだって言う見出しが出ていましたが、中身を読むとこの見出しが過大広告じみているというか、情報操作的な意図が入っていると感じてしまいました。現実には彼女は予定になかった歌「ディクレア・インディペンデンス(Declare Independence=独立を宣言せよ)」を歌い、「チベット、チベット」と叫んだ訳で、「チベット独立」と叫んだ訳ではないんですよね。確かに、彼女が意図したところは、そこにあったかも知れませんが、現実には「チベット独立!」とは叫んでいない訳で、この辺り、メディア側の乱暴さというか、情報に対する慎重さに欠けるところを感じます。で、この出来事に対して中国当局は、「チベットが中国の不可分の領土なのは、アイスランドを含む国際社会の共通認識だ」と指摘した上で、「商業公演を利用して政治的な『演出』をする人は、職業道徳に反している」と批判したんだとか。その上で彼女に対する法的な処分を検討するという事ですが、「法的な処分」とは何をしようと言うのでしょうか。それに、「チベットが中国の不可分の領土」なんて言う国際的コンセンサスなんて聞いた事ありませんけど。じゃ、それも国際裁判で決着するっていうのはどうでしょうか?

 こう見ていくと中国の酷さというか、体制的なボロが沢山見えてくる訳ですけれど、中国の酷い体質っていうのは結局のところ変わらないというか、「中華思想」が根底にある限りそれは変わりようがないのでしょうね。これでは「アジアの盟主」どころか、「アジアの恥部」ですね。

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複雑な制度
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 雨後晴れ。 月齢2.4 三日月

 IWC(国際捕鯨委員会)は中間会合の中で、「人命と財産に危険を及ぼすすべての活動は受け入れられない」として、シーシェパードを名指しで非難する声明を採択。以前にも捕鯨船に対する危険行為を非難する声明を採択した事はありましたが、今回はシーシェパードを名指しで非難するもので、異例のもののようです。また、これに合わせて、シーシェパードの船の船籍のあるオランダ、活動前に寄港していたオーストラリアなどに対しても、シーシェパードの危険行為を抑止するように協力を求めています。出来れば、シーシェパードの拠点のあるアメリカに対しても何らかの効果的な手段を講じてこのテロ活動を止めさせるように言って欲しかったところですね。
 この、シーシェパードによる調査捕鯨妨害工作に関して自民党の中川元政調会長が「海賊行為だ。日本人も負傷している」と批判したうえで、「(海上保安官は)正当防衛として武器を使い、威嚇するなり撃沈するなりして助けるべきだ」とコメントしています。ま、気持ちはよく判りますし、それくらいの強硬手段というか、実力行使もやぶさかではないのではないかと私も思っていますが、これが公人の発言となるとちょっと不味いんじゃないでしょうかね。もう少し柔らかいニュアンスで表現する事も必要だったのではないでしょうか。どちらが国際法を破って違法活動をしているのかっていうと、シーシェパードの方だっていう事は明らかな事実で、その上で、関係各国が自国の責任においてどういう対処をするのかって事なんですけど、その「対処」は合法的で、理性的かつ合理的なものでなければならないんですよね。と、そう考えると、アメリカがこれらの行為に対して何ら注意する事もないっていうのはダブルスタンダードですよね。オーストラリアも、口先では「こういう事はするべきではない」というような事を言っておいて、その実、彼らの補給拠点を提供し、陰で活動を支えている訳ですからこれまたダブルスタンダードです。政府としてオーストラリアには「テロ集団の活動を間接的にせよ支援する事はテロに荷担している事と変わらないのではないか」と「テロ支援国家」に指定するぞくらいの事は言えないものでしょうかね。もっとも、日本に「テロ支援国家」なんてものはないですけど。

 「後期高齢者医療制度」という制度がこの春から始まります。「後期高齢者」とは、つまりは、高齢者(60歳以上の人)のうち、75歳以上の人を指す言葉なんだそうですが、何だか失礼なカテゴライズという気がしますね。後期かどうかは人によって違うでしょうし、「後期」だなんて言われたら、つまりは「もうすぐ死ぬ人」と言われているのと大差ない感じがしますね。ま、それはさておき、後期高齢者医療は75歳以上の人にも医療費を自己負担して貰おうという事で始まった訳で、毎月約6,000円(全国平均)を支払った上で、医療サービスを利用すれば、その費用の10%を自己負担するという事になっています。
 この制度、実は高齢化や少子化が今よりもっと進むと、負担額も増える仕組みになっていて、今後の増加が懸念される訳ですよ。その上、介護保険も保険料の見直しが検討されそうですから、どんどん自己負担が増えていくようです(障害者福祉も近い将来の介護保険との統合が予定されていますから、これらの流れと同様に自己負担の増加が予想される訳ですけど)。で、これらの自己負担増加に反対する運動が全国各地で起きていますが、なかなか具体的な成果を上げられずにいます。
 実は今朝の産経新聞の一面に、医療と介護保険の両方の上限を統合し利用負担の上限金額を実質的に引き下げる「高額医療・高額介護合算制度」についての記事が載っていました。これによると、従来は医療・介護それぞれに上限額(医療費の限度額は年額約53万円、介護費は約45万円)が定められていて、それぞれが上限に達していた場合にそれぞれの上限金額を超える金額は払い戻されるというものでしたが、この制度により、医療と介護の両費用を合算し、最大で56万円を超える金額を払い戻すという制度になります。これ、良い制度だとは思いますけどね、どうも少々複雑な気がします。何処まで周知出来るか、ちょっと心配ですね。それと、もっと分かり易く制度全体を整理するべき何じゃないかと思いますね。制度を横断して良い制度を作っているのかも知れませんが、それらがどう理解されているのかを考えると、全体の再構築をするべき時なんじゃないかと思うんですよね(って、福祉も介護も医療もコロコロ変わってばっかりですけど)。さて、桝添大臣はその辺りをどうお考えなんでしょうか。


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ロールモデル不在の社会
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 晴れ。 月齢1.4 既朔

 声優の広川太一郎氏が今月3日、ガンのために亡くなられました。享年68歳。最後の仕事(遺作)となったのは「獣拳戦隊ゲキレンジャー」という戦隊物だったそうですが、有名なのはなんといっても007のジェームズ・ボンド(ロジャームーア)でしょうね。個人的には「600万ドルの男」なんていうのも好きでしたけど。二枚目役からコミカルな三枚目役まで幅広く演じ分けの出来る方で、リズミカルでとても楽しい台詞回しが有名でした。この人、「宇宙戦艦ヤマト」の古代進の兄、古代守の役もされていましたね。ご冥福をお祈りします。

 実は、ネットでニュースを見ていて気になった記事がありました。それは、「無農薬米の酒に舌打ち 栽培した関の市民ら」というモノで、「舌打ち」という部分に引っかかったんですよね。ニュースそのものを読んでみると、無農薬米で造った日本酒を飲んでその芳醇な味わいを楽しんだというような内容なのですが、「舌打ち」という言葉の使い方、どうなんでしょうね。確かに、「舌打ち」には、「美味なものを味わったりするときの動作。」という意味もあるのですが、一般的な印象としてあまり良い印象のある言葉ではなく、どちらかというと、「残念な気持ちや不愉快な気持ちなどを表す動作。」という意味合いのイメージの方が強いと思うんですよね。こういう場合、一般的には「舌鼓(したつづみ)」という言葉の方が適正な言葉で、印象も良いのに、この記者氏はどうしてそうしなかったのか、もしかしたらそんな事思いつきもしなかったのか、この記事にOKを出したデスクはどうしてこれで良いと思ったのか考えているとどうも最近の記者氏の言葉に対する意識や配慮の低さというのを感じてしまいます。で、実はこの事を書こうと思ってもう一度この記事にアクセスすると、見出しが「無農薬米の酒に舌鼓 栽培した関の市民ら」と訂正されていたんですよね。もしかしたら同じ記事を読んだ読者のどなたかがこの点についての指摘をされたのかも知れません。それにしても、推敲時の気配りの足りなさを感じる見出し、言葉を使う仕事をするのならもう少し言葉に気を遣うべき何じゃないでしょうかね。

 昨夜、NHKの「日本の、これから」という番組をみていました。サブテーマになっていたのが「大丈夫ですか?日本人の学力」というモノで、つまりは日本の教育のこれからという事についての議論だったんですよね。そうそう、この番組にモーリー・ロバートソン氏がでていたのにはビックリ。でも、もっと噛み付いて欲しかったっていうか、とっても大人しい感じでした。ポッドキャストの「i-morley」とはかなり違う印象でした。
 まそれはそれとして、議論の中で興味深かったのは、「子ども達に具体的な目標を持たせる事が大切」「ビジョンを持たせる事が重要」という話が出ていたんですよね。
 具体的な目標を持つというのは、将来どんな職業に就きたいのかという事をイメージするという事で、つまりそれには、それぞれの職業が具体的にはどんなモノなのか、どういう知識が必要であるかとか、どういう能力が必要かとか、どうすればその職業に就く事が出来るのか、どんな楽しさがあるのか、どんな苦しさがあるのかという事が、見えないと具体的な目標を持つ事って難しいと思うんですよね。実はこの話を聞きながら思い出したのが聴覚障害児の教育や育成の中でポイントとしてあげられる「ロールモデルの存在」という事なんですよね。実は、これ、聴覚障害児の教育だけではなく、子どもの教育や育成にとってとても重要なものだっていう事を改めて考えたんですよね。子ども達の周囲、彼らの生活の中にどれくらいの大人達がいるのでしょうか。どれくらい多様性を持った大人達のサンプルが彼らの暮らしに関わっているのでしょうか。逆に見ると、みなさんの周囲、生活の中にどれくらい子どもがいますか?こうやって考えてみると、案外暮らしの中で子どもに関わっている人っていうのは少ないのではないでしょうか。大人の男性の場合だと、仕事の時間中に子ども達に接するっていうのは殆ど無いでしょうし、あるとすると、教育などに関わる業種くらい何じゃないでしょうか。仕事を終えて家のある街に帰ってくる頃には既に遅い時間で子ども達の活動している時間ではなくなっていたりします。そうすると、町中で子ども達と接するどころかすれ違う事さえとても少ないという状態になっていないでしょうか。
 小学生の頃、「大きくなったら何になりたい?」と訊かれて答えていた仕事の多くは例えば父親や母親、親戚の人達の仕事であったり、学校の先生や大工さんやパン屋さんや花屋さんなど街の中で見かける仕事であったり、例えば、病気をしたり事故にあった時に必至に助けてくれたり、病気や怪我を直してくれたお医者さんだったり看護師さんだったり、救急隊の人だったり、とても大きな印象を受ける事があったような仕事であったりする訳で、それは子ども達が具体的にその仕事をイメージ出来たからだと思うんですよね。そういうイメージを与える場というのが大切なんじゃないでしょうか。
 私が小さい頃はまだ社会が今程経済的合理性を追求している時代では無かったので、世の中全体にもっとゆとりがあって、大人達も子どもに関わっていたように思います。また、私の住んでいた所は下町の長屋でしたから、夏になると家の前には「床机台(しょうぎだい)」が出ていて、年配の大人達がそこで世間話をしながら夕涼みをしていて、学校帰りの子ども達に声をかけたりしていたものです。こういう風情って、街の中に大人の目がある状態を作っている事にもなっていて、防犯上も良かったんですよね。ある都市デザイナーは「昔の街は平面の広がりだけだったが、現代の街は縦構造になっていて構造的に人がふれあう事が難しくなっている」という事をいっていましたが、街の構造的にも、社会の構造的にも人が人として関わり合う事の難しい社会になっているのかも知れませんね。
 ロールモデルの必要性は障害児だけの問題ではなく、広く健常児にとっても重要な存在で、多様性のあるサンプルとの関わりを持てる場を提供する事が、実は教育の重要な役割ではないのかと思います。それには、もっと学校が地域社会に開かれた場となって、学校に多様な大人が出入りする事が出来るようにならないといけないのでしょうね。とはいえ、今の治安の悪さではこれは難しい事なのかも知れませんね。


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鯨を食べよう
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 晴れ。時々曇り。 月齢0.4 新月

 ノルウェーの捕鯨活動推進派の学者によると、捕鯨船の燃料消費による温室効果ガス排出量は鯨肉1キロあたり1.9キロなんだそうです。この値、他のものと比べると実はかなり低いという事が判ります。例えば、牛肉1キロあたりの温室効果ガス排出量は15.8キロ、同様に豚肉の場合6.4キロ、鶏肉の場合で4.6キロと非常に低い数値なんですね。
 この温室効果ガスだけではなく、以前のエントリー『「風が吹けば桶屋が儲かる」って事です』でも紹介しましたけど、牛肉1キロを育てるのに、7キロのトウモロコシや大豆が必要になります。牛肉を食べるっていうのは実はとても地球環境に負荷をかけているんですよね。これ、逆に考えると、牛肉を食べるのを止めれば、1キロあたり15.8キロの温室効果ガスの削減が出来、その上、7キロの穀物が食用もしくはバイオエネルギーとして利用可能だという事になる訳です。これ、とても大きな数字じゃないですか?ところが、環境保護団体グリーンピースは「肉に比べればほぼすべての食べ物が環境に優しい」と開き直りとも取れるコメントを発しているとか。本気で環境保全を第一に考えているのなら、まず牛肉を食べる事をお止めになっては如何ですか?
 牛を食べるのを止めたところで、生きていけなくなる訳ではないという事では日本人が鯨を食べるのかどうかという事と変わりません。むしろ、牛肉を食べないという事を選択する事で、それに替えて有り余るだけの穀物が残る訳で、牛肉のかわりに穀物を食べても尚余った分を燃料として利用出来るようになったり、飢餓の現状を変える事が出来るかも知れない訳ですよね。穀物だけではなく、近年世界的に問題になりつつある水不足に関しても、大きな貢献が出来る訳です。大きなメリットが沢山あるのに、どうして彼らは牛肉を食べる事をやめないのでしょうか。反捕鯨を掲げる彼らに、「それは文化だから」だなんていうのは理由にならないはずです。
 つまりはここに一つのポイントがあると思うんですよね。グリーンピースにせよ、シーシェパードにせよ、捕鯨問題は格好の資金集めの市場なんですよね。ですから、本気で捕鯨をやめさせようという動機で反捕鯨活動や捕鯨妨害をしているんですよね。彼らは商売として反捕鯨活動をしているだけで、本当に環境問題を考えている訳ではないという事を理解しておかなきゃいけないと思いますね。
 それにね、牛は草食動物で、食物連鎖の中では真ん中くらいに位置する存在で、牛がいなくなったところでそれに代わる存在はいくらでもいる訳です。ところが、鯨は海の中の生態系では頂点にいるもののひとつで、鯨の存在数が極端に増えても減っても、食物連鎖にアンバランスが発生し、大きな影響が出てしまいます。つまり、「悪戯に」彼らを保護する事はむしろ生態系のバランスを破壊し、環境を破壊する事になってしまいます。これは海洋資源に大きなダメージを与える可能性がある訳で、存在頭数はある程度「コントロール」する必要があるのではないでしょうか。
 ま、彼らに一度鯨肉を食べさせてみると言うのも良い手段なのかも知れませんね。


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問題はそこじゃないでしょ
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 晴れ時々曇り。 月齢29 晦日月

 昨日のエントリーでも書いた事ですが、福田氏が国民への富の還元として給与のアップを訴えているという事ですが、経団連へも同様の陳情をしているそうです。経団連会長といえば、キヤノンの御手洗氏ですが、キヤノンというと、空前の利益をあげている反面、偽装請負などの事件を起こしている企業で、問題の中心ですよ。そもそも、経団連にこんな陳情をしたところで、もしかしたら大企業は少しくらいは上乗せをするかも知れませんが、日本の大部分を占めるのは中小、零細企業で、これらの企業はその殆どが大企業(親企業や受注先)に利益を絞り取られていて還元するようなものはないという状態なんですよね。こういう状況を理解した上で、敢えて経団連への陳情なんていうパフォーマンスをしているのでしょうか? 利益の再配分を本気でしようと思っているのなら、それなりの実行力を伴う手法をとって頂きたいものです。
 ここ数年、日本の企業は人材派遣などの非正規雇用労働力に頼る事でコストを削減し、「国際競争力」を付ける事に躍起になっていて、自社の社員を蔑ろにしてきた傾向がありますが、これとは逆に、海外の企業はその間、「日本企業成功の秘密は人材を大切にしてきた事」だと考え、人材をその企業の財産の1つとして見る視点から社員を優遇し、その企業で働く事にプレミアを付け、企業への貢献度を上げる事を目指しています。この全く逆の流れは、結果として現在の日本企業の技術力の低下を示しているのではないかと思うんですよね。え? 「日本企業の技術力は何ら色褪せていない」ですか?確かに、表面上の技術力は高さを維持しているかも知れませんが、実はそれらの基礎を担うべき品質が低下していたり、設計時の想定力が低下しているという事が増え、その結果、不良やトラブルといった事が発生しているのではないでしょうか。こういう基本的なところで技術に綻びが出てきているというのは、人材全体の質が低下してしまっている事を表している訳で、その原因の1つが、「報われない労働に対する諦め感」というようなものが存在しているように感じます。また、全てが合理性優先のスケジュールで、ゆとりがないために、振り返って見直すという事や全体を俯瞰するという事が出来ない状態になってしまっていないでしょうか。
 「人」を「財」としてみていれば、こういう事にはならないのではないかと思うんですよね。でも、今の企業は全てが数字で表される成果を追い求め、そのための即戦力をほしがり、その上コストを減らす事に血道を上げている状態なので、そこそこの経験のある、そこそこに安い非正規雇用労働力に頼るという形になってしまっているのではないでしょうか。これ、結果としてその企業の企業文化や企業風土といったものを崩壊させ、企業の根幹を為すべき将来を担う人材の育成が出来ず、起業時の精神を受け継ぐ事が出来なくなって崩壊して行きはしないでしょうか。
 福田首相は「改革の成果」と表現していますが、その改革がもたらしたものこそが格差の広がりと富の集約構造だったのではないでしょうか。経済界に対して政治がこれを是正するべきだというのであれば、それは「国家」のありようとしての「政(まつりごと)」として利益の再配分構造を打ち出し、一流の政治家を目指すべき何じゃないのでしょうかね。「お願いだから給料をもうちょっと上げてあげてよ」って言っている限りは4流の政治家から脱却は出来ないでしょうね。


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他人事?