
晴れ。 月齢4.3 五日月 繊月
綺麗な三日月が夜半の空に輝いていました。今日は少し空が高くて澄んだ青い空でしたね。何だか秋の空っぽかった気がするな。
大注目を浴びたtotoBIG、1等が7本出たそうで、一人当たり5億6千万円だったそうです。という事で、キャリーオーバーはなくなってしまったので、今週分からはまた3億円からスタートという事なんだそうです。今回の売り上げはなんと61億円を超えたんだそうで、toto全体では65億円を超えて過去最高の売り上げになったようです。スポーツ振興という事を考えると、これからも人気が続くといいですね。でもね、販売形態やシステムの脆弱性、それと、販売元の組織の持つ問題など解決しなきゃいけない事は山のようにあると思いますね。
福島の母親殺人事件の少年、犯行後にインターネットカフェに行く前にカラオケに自転車で行き、歌を歌っていたんだとか。この少年については各メディアが「○○の音楽を聴いていたようだから彼女から悪魔信仰的な影響を受けていたんじゃないか」とか、「インターネットカフェで見ていたヒップホップのDVDが彼の指向を表している」とか、いろんな憶測をしていますけど、こういうのって、つまりは全て後付けで、なんだかとってつけた感が強いんですよね。実はもっとシンプルで、時間を潰したかったんじゃないかと思うんですよね。で、最初はカラオケ店に行って時間を潰そうとしたけど、歌を歌い続ける気分じゃなかったので予定変更してネットカフェに行ったんじゃないかというのが私の後付け分析です。精神分析なんていうのは分析した心理学者が持っている情報の量によって大きく変わりますし、その心理学者のスタンスによって同じ情報でも評価が変わってきますからね。ま、どちらにしても何でもかんでも理由付けしたがるのが精神分析で、ホントはどうかなんていうのは実は本人にも判らない(本人にも判らないからこそ分析して理解しようというのが心理学のスタンスですけど)訳で、なかなか難しいですね。
人の心の中を正確に把握しようと思うと、そこに影響しただろう全ての事を把握しておかなければいけないでしょうし、それらのファクターが作用した時の精神状態を把握しておかないとそれがどういうベクトルで、どれくらいの影響を与えたのかも理解する事は出来ないでしょうから、その精神状態になった原因になるファクターと思われるもの全てを把握しておかなければいけない訳で……と延々とこれが続く事になる訳ですよね。
アシモフの長編SF「ファウンデーション」シリーズの中に「心理歴史学」という分野が登場します。これはSF界ではとても有名なもので、スタートレックにさえ「心理歴史学」という言葉は出てくるほどです。
これは膨大な数の人間の集団がどういう行動をするのか、どういう選択をしていくのかを数学的に予測する手法だそうで、未来を予測する方法とされています。
この「心理歴史学」そのものは個人の行動を予測するものではないとされていますが、これって、個々の人間をファクターとして扱い、全体集団の行動を予測するという事で、人に置き換えると、心に作用するファクターを正確に把握する事でその人の行動を捉えようという心理学の手法と同じという事なんですよね。実はね、こういうのって、流体力学と同じなんだそうですよ。面白いですね。
ともあれ、一人の人を正確に理解するなんていうのは私は不可能だと思っています。それはどれ程近しい人で、どれ程の信頼関係にある人であっても、完全にその人を知りえる方法がない限りは正確な理解なんてあり得ないという事だと思うんですよね。これは男女の問題にしても同じだと思っています。また、カウンセリングなんかの際にもこの点には注意しておかなければいけない事なんだと思っています。
「他人がどう考え、どういう行動をしようとしているかなんてそもそも判るはずがない」。だからこそ、その人の話をなるべく正確に、出来るだけ多く聞き取る事が大切なんじゃないでしょうか。