川辺のタヌキ
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  • 大阪で活動している手話通訳者。大学で芸術学部に在籍するもなぜか福祉分野へ。
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傍若無人
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 晴れ。 月齢3.9 眉月

 テレビでは、亡くなった黒川紀章氏の事と酷い試合をしてみせた亀田家の事がどのチャンネルを点けても流れていますね。
 ものを創り出す人達の一番素敵な部分は、自らの物理的な存在が消滅したあとも、作品に込めた魂が生き続けるという事かも知れません。黒川氏の作品は全世界に存在し、それぞれが彼の魂の側面を表現している訳で、ある意味では不滅の存在なのかも知れませんね。とは言え、建築は消費されていく存在でもある訳で、彼の作品群もいづれは無くなってしまうのかも知れませんが、彼の作品から触発された建築家達は彼の精神を引き継いだ作品群を生み出していくのではないでしょうか。私の住んでいるところから一番近い作品だと、大阪市内の国立文楽劇場や府立国際会議場がありますが、府立国際会議場では通訳をしたことがありますし、国立文楽劇場は私もよく遊んだところの近くでしたから、直接ここで観劇をしたことはありませんが、夜うろうろした時にこの前を通ることもよくありました。どちらもファサードに特徴のある建物で、国立文楽劇場などは特に古典的な優美さと近代的な表現がとても綺麗な建物で、うるさい訳ではないのに存在を主張する建物です。
 そういう魂のこもった作品を粗末にするような事件がフランスで起きてしまいました。なんと、オルセー美術館に侵入し、モネの「アルジャントゥイユの橋」を拳で殴りつけて破損させるという事件が起きています。当該の絵は1874年、第1回の印象派展のとしに描かれた作品で値段が付けられないとされているモネの代表作の1つで、美術史上でも重要な作品の1つです。作品のタイトルともなっている橋の橋脚の下の部分が約10センチに渡って裂けてしまっているとか。犯人は、仕事側オルセーへの侵入方法を知っていたという青年を含む男4人、女1人の5名のグループだったそうです。どうしてこういう事が出来るのでしょうかね。有名かそうでないかに関わらず、他人の作品を無碍に傷つけることが出来るというのはちょっと信じられませんね。これは自己の表現をも蔑ろにする行為で、こういう人に自己を主張する権利はないと私は思いますね。
オルセー美術館って、美術館として使われる以前は駅だったんですよね。とても素晴らしい美術館で、印象派を中心として多くの素晴らしい作品が展示されています。機会があったら行ってみたいところの1つですけど、行ったこと無いんですよね。私の妹は建物の前まで行ったらしいんですけど、運の悪いことに休館日で入ることが出来なかったとか。運がないって事でしょうか。それとも、縁がないって事でしょうか。

 方や、亀田家の問題については、今日、JBC(日本ボクシングコミッション)の倫理委員会が開催され、亀田次男と亀田父への処分が決定されるようですが、所属ジムの会長でJBCの理事でもある金平氏は海外出張中だとかで同委員会には欠席だとか。どうなんでしょうね、これ。普通ならこれ程の事態の中、海外出張をするでしょうか?同会長は管理責任者として処分対象になっているという話もあるくらいで、当事者の1人って事になる訳ですが、どうなんでしょうね、責任感というか、管理者の自覚というか、無いって事でしょうか。亀田次男は一年間のライセンス停止(試合出場停止)亀田父のセコンドライセンスについては無期限停止との事。さて、一年後、試合がホントに出来るのでしょうか。父という大きな存在がそばにいない状態で亀田長男も試合で勝てるのでしょうか。
 TBSもかなり批判されている様子で、中継のアナウンスが中立ではなくかなり亀田家寄りのコメントだった事とか、試合後も亀田家を擁護する発言が多く、反則についても「若さが出てしまった」などと理由にならないようなことを理由にしてお茶を濁している態度に批判が集まっているようですね。こうなると亀田家の商品価値は地に落ちた訳で、TBSも辛い所でしょうね。
 亀田次男も文書で「今回は完敗やった。それは素直に認める。初めての世界戦で課題も分かった。これからは精神面も鍛えていきたい」と今後について語っているようですが、試合前の「負けたら切腹する」というコメント、どうするつもりなんでしょうか。私は別に彼の腹切りなんて見たいとは思いませんが、彼のあの発言はそのまま無かったことには出来ない発言ではないでしょうかね。何らかの謝罪なり反省なりを見せないことには彼は再び世界を目指しての際スタートなんて出来ないんじゃないでしょうかね。

 この両者に共通して言えることは、おそらくモネの絵を傷つけた連中も、亀田家の面々も先人に対する尊敬の念というのが欠けているという事ではないでしょうか。だからこそ、傍若無人に自分の思うままに出来るんじゃないかと思いますね。

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

この記事に対するコメント

家の娘の一人は「恐怖の休日女」と、呼ばれる。たまに「あの店に行ってみようか」と出向くと休みなのはあり得ることとしても、次に行った所も、その次に行った所も休みとなるとみんな段々無口になってくる。彼女の凄さはそういう後で、「年中無休のあそこなら!」と目指した最後の砦でさえも、改装中で臨時休業だったこと。
【2007/10/16 00:14】 URL | くま #- [ 編集]


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