川辺のタヌキ
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  • 大阪で活動している手話通訳者。大学で芸術学部に在籍するもなぜか福祉分野へ。
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政治感覚ねぇ
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 晴れ時々雪。 月齢9 十日月

 「我らが」橋下知事、府債発行原則ゼロから約180億円の府債発行へと変わった事について某番組内で、コメンテーターから「府債発行原則ゼロからの転換に納得できない」と言われた事に答えて、「そこにこだわっているのは府民の中でも数十人ぐらいで、あなたもその1人です。暫定予算を組んだことは府民に支持されている」と反論。更に、「なぜ私が大多数ではないと言えるのか」とコメンテーターに問われ、「私の政治感覚です」と答えたそうです。は! 「政治感覚」ですか。そういうのは長く政治に関わり、優れた政治感覚で時局を正しく判断してきた人がいうべき言葉なんじゃないのでしょうかね。府債の発行を府民が支持しているのかというと、少し違うと思いますよ。府債の発行は致し方のない事(というか、「発行しなければ立ち行かないからやむを得ず」という人が大多数なんじゃないでしょうか。)そもそも発行しなければいけないものを「しない」と言っていた人が発言を翻して発行すると言うのなら、翻した根拠を説明するべきなんじゃないでしょうかね。それもせずに突然「やっぱり必要みたいなんで発行します」っていうのは子どもの使いみたいなもんじゃないですか。そもそも必要ないと言っていたのは勉強不足で、不十分な根拠を元に政策を打ち上げ花火のようにぶち上げていたって事でしょ。その部分の責任について何ら取ろうとしないのはどうなんでしょうね。最後の「私の政治感覚です」っていうのもこれらの失敗を何ら教訓としていない言葉で、貴方の政治感覚なんて信頼出来るものなんて無いんやないですか?と、私は思う訳ですよ。その信頼出来ない政治感覚を根拠として少数派の意見だと言い切る怖さ、これは強権的で断定的な独裁性を意味していないでしょうか。
 別に、民意に迎合する事が正しい事で、信念を押し通す事が独善的だとは言いませんが、だからといって、少数意見だと断定してその意見を無視するというのは全く持って正しい事ではありませんし、これこそが独善的だという事なんじゃないでしょうかね。
 ま、そもそも、府債の発行云々という事に拘っているのではなく、ご自身のマニフェストも含めて府民の暮らしに直接関わる政策を「セーフティネットでは無い」と独断的に断定してそれらを切り捨てておいて従来型の公共事業に回す予算については府債を発行して賄おうという辺りに胡散臭さを感じているという事なんですよね。これ、道路特定財源を死守しようとしている自民党の道路族議員が「道路特定財源を無くせばたちまち地方の公共工事が出来なくなって失業者が出る」とか何とか本筋からかけ離れた議論で取り繕っている姿と似ているモノを感じるんですよね(そういえばこれと似たような事を言っていた民主党の比例区選出議員もいましたね)。「公共事業=土木事業」という発想自体がもうカビの生えた旧態依然の考え方で、そんなことから脱することさえ出来ないような人が政治家をのうのうと続けていること自体、国民を食い物にしていると私は思うんですよね。既に時代も国のありようも変わってしまっている訳で、現在の高齢社会、共生の社会に見合った公共事業へと変貌し、それらを中軸とした進め方を政治家が意識しなければいけない時代だと思うんですけどね。どうして公共事業は土木でなければいけないのでしょうか。既に市場はどんどんとしぼんでいってるのに、まだそこにすがりつかなければいけないような事をしているから、無駄な箱物や無駄な道路(道路全てが無駄とは言いませんが)を作るような税金の無駄遣いをしているのじゃないでしょうか。そこから脱して、福祉や医療を公共事業として見据えていくべきなんじゃないかと思うんですけどね。



テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

この記事に対するコメント

はじめまして。
私は大阪府民ではありませんが、今日の
橋下知事の少数派発言を聞いて、とても
危うさを感じました。乱暴なんですよね。言い方が。
これでは、少数派という言葉で職員に取り込まれるのも時間の問題でしょうね。
削減する気合は評価すべきではありますが、
でも、自分のコメントに反対する人に対して
図星なくせにすぐ逆切れする姿はみっともないし、
なんか、鳩山法務大臣の冤罪ってもう言わないって
いう態度とよく似てるなーと思いました。
【2008/02/18 14:08】 URL | みり #- [ 編集]


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