川辺のタヌキ
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  • 大阪で活動している手話通訳者。大学で芸術学部に在籍するもなぜか福祉分野へ。
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柴田淳 しば漬け3


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環境への配慮
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 晴れ。 月齢6.6 上弦

 昨日のエントリーで、温暖化ガス排出量の削減について少し触れましたが、町村官房長官はガソリン税の税率アップについても環境対策などを理由として言及しています。環境対策に費用がかかる事は間違いない事だと思いますが、だからガソリン税の税率を上げるという安直な発想はもういい加減に止めて貰いたいものです。例えば、電気自動車が実用レベルになってそれでもガソリンを炊いて走る車に乗っている人がいるというのなら、ペナルティという意味合いも含めて税率を上げるというのは効果的な事だと思いますが、現時点でガソリン税を上げるなんて事をしたら結果としてあらゆるものの輸送コストが大幅に引き上げられ、あらゆるものが値上がりし、もしくはそれを吸収するために人件費の削減をする羽目になり、所得は上がらないのに物価だけがどんどん上がり、結果消費が冷え込み、値下げ競争になり、その分を吸収するためにまた人件費を削るという負のスパイラルに引き込まれるっていうのは子どもでも判る事なんじゃないでしょうかね。これは結果として国の税収の減少にも繋がり、本末転倒してしまうんですけど、その辺りはちゃんと見越しているという事なんでしょうか。ガソリン税を引き上げるのじゃなくそれとは別に例えば、排気量によって、また、同一排気量なら環境負荷の小さい方が税率が低くなっているような、環境負荷に合わせて税率が変化する税金を設定するべきじゃないでしょうか。
 ガソリン税を引き上げるなんていう話しをこのタイミングで出してくる自民党っていうのは一体何を考えているのでしょうか。これ、完全に国民をバカにしているか、国民なんて端から見ていないかのどちらかでしかないと私は感じるんですけどね。福田氏の支持率が落ち込んでいるこのタイミングでこんな話しを出したら当然支持率はまた下がるっていうのが読めないのでしょうか。いや、もしかしたらそれを見込んで引きずりおろしてやろうっていう魂胆なんでしょうか。それにしても、従来なら政権が交代したところで新しい内閣はまた自民党から選ぶという事になって自民党政権に揺らぎはない訳ですが、この状況からだと本当に民主党への政権委譲が起きないとも限らないという危機感はないのでしょうかね。こうなってくると、民主党も本気で問責決議案を出すべきなんじゃないかと思うんですけど、いかがでしょうか。
 環境問題への取り組みは国家的事業として取り組むべきものですが、現実問題として日本は各企業の「省エネ対策」だとか「ISO14000シリーズ対策」だとかといったものに任せっきりになっていたんですよね。サンヨーの太陽電池パネルも、昨年まで世界最大のシェアを誇っていたものが、ついにドイツの企業に抜かれてしまうという大失態をしたのも、小泉政権時代に太陽電池パネル設置の補助金事業を止めてしまい、新築や一戸建て住宅への太陽電池パネルの取り付けが足踏みから減少に至ったためで、いわば国の将来を見据えた政策が出来ていなかったためなんですよね。これも補助金事業を続けていれば、環境対策としても効果を現していたでしょうし、産業振興としての効果も期待できたのではないでしょうか。一戸建て住宅への太陽電池パネルの設置費用は約200〜300万円といわれていますから、住宅工費の10%近くを占める事になってしまいます。補助金でも出ない限りなかなか設置できませんよね。また、省エネ側の対策もまだまだ十分とは言えず、昨日のエントリーにも書いた「光害対策ガイドライン」をより具体的なものとして提示し、街灯などに関する規定を作るなどで光害対策と共にエネルギー効率の高い街灯へと切り替えていく事が出来るのではないでしょうか。
 代替えエネルギーの開発も、食料となる植物を原料とせず、廃材や間伐材などを利用したバイオエネルギーシステムの開発も、まだまだ資金がたりないといわれていますから、これも国家プロジェクトとして進めるべきだと思いますね。でもね、バイオエネルギーって、結局植物が固定していた二酸化炭素を大気中に放出することになるわけですから、二酸化炭素を極力出さないエネルギーの開発をするべきなんでしょうね。そういう意味では風力発電や波力発電、地熱発電といった自然エネルギーの効率のよい回収方法を研究する事も大切だと思います。日本は周囲を海に囲まれている訳ですから、波力なんて無尽蔵にあるエネルギーといっても良いようなものですよね。こういうエネルギーを利用しない手はないと思います。
 とはいえ、波力や風力を利用する場合、それらが他の生物に及ぼす影響を十分に考慮しないと、環境に優しいエネルギーを利用しようとしながら環境を破壊していたなんていうブラックジョークにもならないような事を招く可能性もありますね。SFの世界だとブラックホールを利用した発電なんていうモノも存在していますが、まずは身近なエネルギーの回収が先決でしょうね。将来は雷を蓄電するシステムなんていうのも作られるかも知れませんね。

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

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